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7インチ盤専門店雑記083「新しい音/古い音」

ドロップキック・マーフィーズってご存知ですか?ケルティック・パンクとか言われていて、オヤジどもが超ウルサイ音を出して、パンキッシュにシャウトしています。もの凄い熱量です。元気がないととても聴けません。元気が出るか?ちょいと疑問です。でも案外イイです。オッサンやるな、といったところです。

もう開き直ってますよね、このジャケ。デカいスピーカーを搭載したカセット・テレコ、懐かしいとか言うより、笑ってしまいます。さすがに最近見ませんね、こういうの。ちなみに2021年のアルバムです。でもね、なんだかイメージにピッタリなんです。新しい音とか古い音とか、どうでもよくなるくらい振り切っています。当然古い方に。それがかえって新鮮だったりします。

そこで、ふと考えて、最近の新しい音ってどういうのかな?と思い巡らせたわけですが、どうも出てきません。ジョン・バティステ君あたりですかね?でも彼もニュー・オリンズ・ベースのそんなに新しいことをやっているというスタンスではありませんな。

…でも音は新しいか。彼のアルバムをウチのスピーカーから大音量で出すと、地響きがもの凄いことになります。…これが新しい音なんですかね?昔の音とは明らかに違いますけどね。やっぱり、スマホとかで聴くことを前提としたミックスなんですかね?普通のボリュームでスピーカーから鳴らしても近所迷惑な鳴りです。こんど、ラジオ番組でかけて、試してみよっかな。面白そうだな。VUメーター振り切るだろうな…。新しい音、古い音ってなんなんだろ…。


ドロップキック・マーフィーズに関しては、↓ こちらでも書いております。よかったら読んでみてくださいな。


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