見出し画像

FM84.0MHz Radio City presents "Saramawashi.com -The Vinyl Paradise" 007:「小名木川物語」&川ソングス特集

さらまわしどっとこむ -The Vinyl Paradise-
第7回(2021年11月12日(金)20時~
(再放送:11月14(日)19時~)

清澄白河にあるカフェGINGER.TOKYOのオーナー高山聡(あきら)がお届けする音楽番組です。
全曲アナログ・レコードでお届けします。しかも可能な限り7インチ盤で、しかもフルレングスでかけます。
サーフェスノイズにまみれた1時間、ぜひご一緒に。

今週は映画「小名木川物語」の製作者、東海明子さんをゲストにお迎えして、音楽談義に花を咲かせます。そんなわけで今回は7インチ・シングルは一曲のみ、ほとんどアナログLPでお届けしました。ちなみに、特に意味はないのですが、高山は勝手に「川ソングス」特集をやっておりました。

番組冒頭、まずは映画についてご紹介いただきましたが、「一応音楽番組なので…」などと言いつつ、強引にレコードをかけ始めるヤツ…。

1曲目
「遥かなる河 Many Rivers To Cross」ハリー・ニルソン Harry Nilsson (1973)

ジョン・レノンがプロデュースした、ニルソンの名盤「プシー・キャッツ」の冒頭を飾るジミー・クリフの名作カヴァーです。ニルソンとはいえ、まんまジョン・レノンのテイストです。

2曲目
「トラヴェリング・リバーサイド・ブルース Travelling Riverside Blues」レッド・ツェッペリン Led Zeppelin (1970)

2曲目でいきなりレッド・ツェッペリン、高山がツェッペリンにハマった原因を作った曲です。BBC音源ですが、昔から海賊盤などで出回っておりました。公式リリースもされておりますが、音質は変わりません。とてもラジオ番組でちょいとだけ打ち合わせて演ってみましたという音源ではありませんね。完璧なプロデュースのもと、これでもかというギターを聴かせます。番組内では2007年の「祭典の日」のMCで、「トランプルド・アンダーフット」をレッド・ツェッペリン版「トラヴェリング・リバーサイド・ブルース」だと紹介していることでして、トーキング・ブルース的なヴォーカルを言っているんですかね…。

3曲目
「ピアノマン Piano Man」ビリー・ジョエル Billy Joel (1974)

東海明子さんセレクション1曲目は「ピアノマン」、東海さんの洋楽の入り口なんだとか。初ライヴに行くために家族会議が開催されたというエピソードが面白かったですよ。

4曲目
「スーパースター Superstar」カール・アンダーソン Carl Anderson (1973)

東海明子さんセレクション2曲目は映画「ジーザス・クライスト・スーパースター」のサントラから、メインテーマにあたる曲です。GINGER.TOKYOで開催されたイベントで聴いて感動されたとか。嬉しいお話でした。これは7インチ盤でお届けしました。イアン・ギラン版の映像がカッコイイということで…。

5曲目
「見張り塔からずっと All Along The Watchtower」ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス Jimi Hendrix Experience (1968)

東海明子さんセレクション3曲目はジミヘンです。クイーンでなく、ツェッペリンでなく、ジミヘンと。含蓄のある歌詞、魂の叫びというご紹介でした。洋楽好きとして知られた方ですが、今回は私が食傷気味のクイーンや、既に登場したツェッペリンを避けてジミヘンです。再発重量盤でお届けしました。

6曲目
「ロード・トゥ・ノーホエア Road To Nowhere」デヴィッド・バーン David Byrne (2021)

東海明子さんセレクション4曲目は「アメリカン・ユートピア・オン・ブロードウェイ」のサントラのヴァージョンというご指定で、映画の最後を飾る曲です。デヴィッド・バーンの説得力ある語りが~というお話でしたが、高山は映画を観ておりません。何も語れません。

7曲目
「川の流れを見つめて Watching The River Flow」ボブ・ディラン (1971)

高山の勝手に川ソングス特集に戻り、ボブ・ディランです。LP未収録の曲ですが、7インチ・シングルでお届けしました。南部テイストを求めたディランがプロデューサーに指名したのがレオン・ラッセルだったというあたりの話題を語っております。

8曲目
「ラスト・トレイン・ホーム Last Train Home」パット・メセニー・グループ Pat Metheny Group (1986)

なんとしゃべり過ぎ、押しているということで、高山の4曲目以降はキャンセルとして、東海明子さんセレクション5曲目でエンディングとさせていただきました。ジャコ・パストリアスの訃報~という話題で選ばれたということでしたが、高山のイベントにも何度もご参加くださっている東海さんですから、高山の好みもよくお分かりということで、大好きな曲でエンディングとなってしまいました。この曲を聴くと涙が出てしまう方は多いのではないでしょうか。

ちなみに、キャンセルとなった曲は、ZZ Topやビリー・ジョエルだったりします。

次回はまたそろそろジャズをというご要望です。秋に聴きたくなるジャズを特集します。

番組へのご意見やお便りをください。
voice@fm840.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?