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7インチ盤専門店雑記409「デイヴ・メイスン」

先月、某常連さんからデイヴ・メイスンのお問い合わせを頂戴して、「全部ありますよ〜」と回答しましたが、何と持ち込むのを忘れていたという痛恨のミスをやらかしてしまいました。そんなタイミングで美味しそうなものまでいただいてしまい、何だか凄く恥ずかしいようなことになりました。残念至極、年明けに捲土重来です。せいぜいお気に入りの盤をお安く提供させていただくしかありません。

そんなわけで、デイヴ・メイスンのソロ、何が手元にあったかだけでもご紹介しておこうと思います。

「Alone Together」(1970)22位
「Dave Mason & Cass Elliot」(1971)49位
「Headkeeper」(1972)50位
「It's Like You Never Left」(1973)25位
「Dave Mason」(1974)27位
「Split Coconut」(1975)37位
「Let It Flow」(1977)41位
「Mariposa de Oro」(1978)74位
「Old Crest On A New Wave」(1980)74位
「Two Hearts」(1987)
「Some Assembly Required」(1987)
「26 Letters 〜 12 Notes」(2008)
コレはCDです、元々CDしかありません
「Future's Past」(2014)

一応アナログレコード期のオリジナル・アルバムは揃っておりますし、その後も可能な限りアナログレコードで入手しております。「26 Letters〜」はアナログレコードがリリースされてないように思います。あれば買っているはずですから…。

この人の場合、ライヴ盤2種もマスト・アイテムです。

「Dave Mason Is Alive!」(1973)116位
「Certified Live」(1976)78位

予備等もありますが、一応トラフィック&ソロはコンプリート状態のはずです。ただゲスト参加盤やらの数がもの凄く多い人なので、デイヴ・メイスン・コンプリートは無理かもと思います。聴くなら初期の名盤群とライヴでしょうか…。個人的には彼の代表作「Feelin' Alright」が大好きで、ジョー・コッカ―をはじめとしたカヴァーも大好きだったりします。…もちろん「Let It Go, Let It Flow」も好きですけどね。

見方を変えて、彼がゲスト参加した音源を辿って行くと60s、70sの面白い盤が続々出てきて、音楽の地平が広がる気がします。ジミヘンの「エレクトリック・レディランド」、ストーンズの「ベガーズ・バンケット」、デラニー&ボニー&フレンズ「オン・ツアー」「モーテル・ショット」、ジョージ・ハリスン「オール・シングス・マスト・パス」、フィービー・スノウのファースト、ウィングス「ヴィーナス・アンド・マース」などなどといった多彩さですから、ディグしていてホントに楽しい人です。

それから、時代を考えればご理解いただけると思いまが、ソロ初期の状態がいいオリジナル盤はとうの昔に入手困難です。昔から集めていますが、再発盤に頼らざるを得ませんでした。予算見合いでしょうが、あまりオリジナルに拘ることはおススメしません。圧倒的にオリジナル・リリースの方が音はいいという話ですけどね。それなりのお値段は覚悟しないといけません。

デイヴ・メイスンって、日本で人気あるんですかね?これまであまり「デイヴ・メイスンが好き」という方にお会いしたことがないんですけどね…。私は最近の音源も含め、大好きです。

余談ですが、Dave Mason & The Quarantinesのメンツが凄いですね。コロナ禍中のリモート・セッションなんでしょうけど、こういうの、好きなんですよね…。オジサンたち、楽しそうにやってますよね。


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