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技能実習の専門用語コーナー⑴

皆さんこんばんは。
クチン先生です🐈‍⬛

今回は、技能実習で登場する専門用語の解説をしたいと思います!
技能実習制度は普段の生活じゃ関わらない機関や専門用語が盛りだくさん。
一人で一から勉強すると頭が痛くなっちゃいますよね??
大丈夫です、クチン先生と一緒にゆっくり理解していきましょう💡

関係機関の名前

ではさっそく、技能実習で関わる機関をご紹介します。

外国人技能実習機構

通称は機構です。
機構は、監理団体の許可や実習内容を認定したり、技能実習生を保護したりと技能実習制度には欠かせない機関です。
東京に本部があり、各地方にも事務所があります。
監理団体だと計画認定などの書類提出や、実習生がトラブルにあったときの相談窓口として利用します。
企業さんだと機構が実習内容が適当かどうか確かめる実地検査があります。

出入国在留管理庁

通称は入管です。
入管は外国人の在留管理等をします。
実習生の日本での在留を許可する在留資格認定証明書の申請や技能実習という在留資格を変更・期間の更新でお世話になります。
実習生が失踪した場合は、企業さんにも聞き取り調査が入ることもあります。
各地方に窓口があり、実習生の申請は原則実習生の住民票がある地方事務所に申請しますよ~!(たまーに例外もあります)

監理団体

通称は組合です。
技能実習生を監理監督する機関ですね。
私はこの監理団体で働いていました💡
監理団体のやることは私のYouTubeに詳しいことを話していますので、よければご覧ください!

監理団体の仕事は何でも屋さんです。笑
実習生はもちろん企業さんのサポートもします。
長くなるので割愛しますが、色々な経験ができるのが監理団体の強みかなと思ってます。
誠実な組合もあれば、報道のように悪徳な組合もあるので、選ぶときは気を付ける必要があります。

実習実施者

これは実習生を雇っている企業さん(個人事業主)になります。
企業さんは機構へ届出をして許可がもらえないと実習生を受け入れることができません。
実習はもちろんですが、実習生のサポート(生活全般)も求められます。
技能実習の目的は労働ではないので、日本人従業員以上にきめ細やかなサポートが必要なんですね。
報道では暴力暴言、給与問題にフォーカスされるところも多いですが、旅行や日本語教育、食料の差し入れなど良い企業さんもたくさんあります。
(ボーナスも私より高い実習生はたくさんいました😅)

送出し機関

これは海外で実習生の募集や日本渡航へのサポートをしてくれる機関になります。
送出し機関も機構の許可が必要になるので、もし新しい送出し機関を利用する場合は、こちらで一度検索するのをお勧めします。

実習生は現地で日本語や体力作り、マナーを学びます。
送出し機関での教育がとても重要になってくるので、慎重に選びたいところですよね。
私と提携している送出し機関は元監理団体の方が運営されているので安心ですし、日本でもサポート万全です。
もしインドネシアで送出し機関を探している、インドネシアの実習生を受け入れてみたいので話だけでも聞いてみたいという企業さんがいらっしゃればお気軽にご連絡ください!

kucingsensei0222@gmail.com


職能・試験機関

技能実習生は必ず試験をやります🗒️
1号生は基礎級・初級
2号生は随時3級・専門級
3号生は随時2級・上級
この試験は機構でも入管でもなく、職業能力開発協会(職能)や他の試験機関さんと協力して行います。
職種によって、依頼する機関が変わってきます。
ざっくり書くと
鉄筋施工:各種都道府県
型枠施工:各種都道府県
農業関係:一般社団法人全国農業 会議所
総菜製造:一般社団法人外国人食 品産業技能評価機構

各都道府県で行えれば問題はないのですが、農業や総菜等の機関は下手をすると隣の県でしか行っていないこともあるので要注意です⚠️

そこまで難しくない!

いかがでしたか?
ニュースでよく見るけど、なんだかよくわかんない😅って方が多いと思います。(私もそうでしたw)
技能実習生のために色々な機関が協力しているんだなと思って頂ければ嬉しいです。

YouTubeもやっています!

YouTubeチャンネル「クチン先生の技能実習講座」でも技能実習の内容をわかりやすく解説していますのでよければご覧ください💡
前回の内容はこちらから↓


それではまた次回お会いしましょう🙌

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