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人と人が繋がるストリートピアノ♪

今日は、ストリートピアノの記事を2本
ご紹介します♪


①(2019.8「朝クラ」より引用)

街角に突然ピアノが?「ストリートピアノ」の魅力


「ストリートピアノ」をご存知でしょうか?
駅やカフェ、ショッピングモールなどオープン
な場所に設置され、誰でも自由に弾くことがで
きるピアノです。
NHK・BSの「駅ピアノ」「空港ピアノ」という
テレビ番組で見たことがある方も多いのでは。
番組では海外の様子を撮影したものが多いですが、
実は日本の各所でもストリートピアノを体験でき
る場所が増え、YouTubeに投稿された映像が話題
になっています。

ストリートピアノの始まり


ストリートピアノは、「Play me, I’m Yours」と
題されたイギリス発のプロジェクトが始まり。
イギリス人のアーティスト、ルーク・ジェラム
氏のアートプロジェクトで、きれいに装飾した
15台の「アート・ピアノ」をバーミンガム市に
設置し、多くの市民が演奏を楽しみました。
その後「Play me, I’m Yours」は世界中に広まり、
今や60以上の都市で、1,900台ものピアノが設置
されています。
日本初のストリートピアノが設置されたのは
2011年。
商店街と地域の活性化につなげたいというある
一人の熱意から、「鹿児島一番商店街」に設置
されました。
使われなくなったピアノをペイントし、街中に
設置するという奇抜なアイデアに対し、当時商
店街の人々は決して協力的ではなかったといい
ます。
しかし実際に設置すると、色鮮やかなピアノに
驚いて足を止め、ピアノを弾き、ピアノを弾く
人の周りに人が集まり…と、ストリートピアノ
から人と人のつながりが広がっていきました。
ストリートピアノは商店街の人々に受け入れられ、
九州各地の商店街でも設置されるようになりました。

②(5/4yahooニュースより引用)↓

今も昔もお稽古事の定番であるピアノだが、
生計を立てられるのはほんのひと握りで、
ある程度の年齢になると離れる人が常だった。
しかし、このところ“ピアノ回帰”をする人が増
えている。
それを後押ししているのがストリートピアノ
いう新たな文化、そしてYouTubeの演奏動画で
人気を博している“ストピチューバー”の存在だ。
ストリートピアノが人々を魅了する理由とは?
 全国各地で『LovePiano』プロジェクトを展開
しているヤマハミュージックジャパンの山下有美
子さんに話を聞いた。


こういう場を待っていた…ピアノを気軽に弾ける場への渇望

 5月8日と9日に河口湖ステラシアターで国内
最大級のストリートピアノイベント『PIANIC -
STREET PIANO Festival-』が、初開催される。
出演は菊池亮太、けいちゃん、ござ、ハラミち
ゃん、よみぃといった新世代のピアニストたち。
彼らの共通点は、YouTubeに投稿したストリー
トピアノの演奏動画をきっかけに人気者となった
“ストピチューバー”であることだ。
 ストリートピアノとは街角や駅、空港、商業
施設などに設置してある誰でも自由に演奏でき
るピアノのこと。
始まりはヨーロッパとされ、音楽を通じて人と
人とのつながりを生み出すのがその目的とされている。
ヤマハミュージックジャパンでは、2017年より
『LovePiano』と題したストリートピアノを中心
としたプロジェクトを展開。ピアノの設置以外
にも、ピアノファンに向けたイベントの開催や、
ピアノに関する情報発信といった活動を行って
いる。
カラフルにペイントされた5台のピアノが全国
各地で稼働している。
同プロジェクトを立ち上げたきっかけを、ヤマ
ハの山下有美子さんはこのように語る。
「ピアノは教具というイメージが強く、人に聴
いていただく時はコンクールや発表会といった
緊張する場で演奏されることがほとんどでした。
しかし本来、音楽はもっと楽しいものだったはず。
気軽にピアノに触れる機会を提供したかったのも
プロジェクトを立ち上げた理由です」

 017年にJR新宿駅でスタートした『LovePiano』
プロジェクト


シャイな日本人が、多くの人が行き交う駅で弾い
てくれるだろうか?」という山下さんの心配は杞
憂に終わり、3日間にわたって演奏する人はひっ
きりなしだったと言う。
「その後も開催するたびに、ピアノを弾ける人が
本当にたくさんいるんだなと改めて実感しています。
そして意外にも男性の利用者が多く、『こういう
場を待っていた』という声をいただきます。
ピアノは簡単に持ち運びができない。その上、
発表会やライブなど、気を張る場所でしか演奏
できず、気軽に弾ける場を求めている方が多か
ったようです」

ストピチューバーの姿に触れ、一度は離れたピアノを再び始める大人も増えている

 そうした気軽に弾ける場づくりにも工夫を凝ら
したと山下さんは言う。
「カラフルにペイントしたのは気軽に触れてほし
かったから。今はだいぶ変わりましたが、以前は
ホテルや商業施設に設置されているピアノには
「触らないでください」と掲示されていることが
多かったと思います。
黒いピアノが重々しく置いてあったら、『触った
らいけないのかな?』と及び腰にさせてしまっ
たかもしれません」
カラフルな『Love Piano』は映像にも写真にも
映えることから、やがて演奏シーンをSNSや
YouTubeにアップする人が増えていった。
さらに、人気YouTuberが演奏動画をあげたこと
から、訪れる人もいると言う。
「訪れてくれた子どもたちに話を聞くと、
『◯◯さんみたいになりたいからピアノを頑
張る』という声がたくさんあがります。
なかにはコスプレで楽しませる方もいて、そ
んなストピチューバーさんたちは、子どもた
ちの憧れの存在になっています」
 かつてピアノで生計を立てるとしたら、学校
や教室の指導者。
ピアニストとして頂点を目指すのはあまりに
狭き門で、ほとんどの人が進学や就職などで
ピアノから離れていった。
しかし近年は、「YouTubeで披露する」という
新たな道が確立した。
昨年、初のCDを発売したハラミちゃんも音大
でピアノを専攻したものの、挫折して一般企業
に就職。その後、休職中に気分転換に演奏した
ストリートピアノ動画をYouTubeに投稿したこと
から人気者になっていったひとりだ。
もちろんストピチューバーとして生計を立てら
れるのもほんのひと握りではある。
それでもコンクールで競い合うのとは異なり、
演奏する音楽もクラシックからジャズ、J-POP
やアニソンと心からピアノを楽しむストピチュ
ーバーの姿に触れて、一度は離れたピアノを再
び始める大人も増えている。
「ピアノの売れ行きとしては、住宅事情もあっ
てか、近年は電子ピアノを選ぶ方が多いですね。
少子化の昨今ですから、大人の方が再び購入す
るケースも増えているのだと思います。
それでもアコースティック・ピアノの響きや弾
き心地はやはり特別。
『LovePiano』プロジェクトで久しぶりにアコ
ースティック・ピアノに触れたと喜ぶ方もいる
ため、今後もアコースティック・ピアノにこだ
わりたいと考えています」

ストピチューバーの「演奏してみた動画」人気の後押しも、ピアノを置きたいと願う自治体が増加


 ストリートピアノの演奏者は、超絶テクの人
ばかりではない。
なかには片手だけで弾く人もいるが、そこへ伴
奏をつける人が現れたり、あるいは譜面をめく
ってあげる人がいたりと、まさに人と人との交
流が生まれている。
また、演奏に合わせて子どもが踊り出したりと、
予想外の出来事が起こるのもストリートピアノ
の魅力で、「演奏してみた動画」のなかでも人
気となっている要素だ。

「SNSの普及により自分の欲しい情報や好きな
ものだけに触れ、それ以外の情報や知識を得る
機会が少なくなりました。
ストリートピアノでは、ジャズやJ-POPなどジャ
ンルに関係なくさまざまな音楽に触れられます。
これまで触れて来なかった世界を体験し、興味
を持ってもらう。
そうした新たな体験を提供するのも
『Love Piano』の役割です」
昨年はコロナ禍で『LovePiano』の開催は少なくな
っていたが、一方で自粛期間中にはYouTubeの再生
回数が全体的に伸びたことから、登録者数を増や
したストピチューバーも多かった。
現在は換気などを徹底し、感染予防に努め、スト
リートピアノも徐々に再開。
山下さんによると、「自分たちでもピアノを置きた
いという自治体などから相談を受けるケースも増え
ています」とのことで、ストリートピアノ文化は今
後ますます盛況になっていきそうだ。

やっと、音楽(音を楽しむ)が平等になってきた
と感じる。

ハラミちゃんは本当に楽しそうに弾きます♪
ピアノの「黒」は、色的に一番重さを感じる色。
重厚感を感じさせたい社長室の椅子も黒い皮張り
が多い。

色はイメージ作りに大いに使えるけれど
【楽しむ】時には、重厚感はいらない。

ストリートピアノは、色もデザインも鮮やかで
自由でポップで、世代も国籍も関係ない。

音は、「音色」と言うように出す音に彩りや
情景などのイメージがのってくるもの。
真っ黒いピアノに向かうのと、カラフルなピア
ノを弾くのでは気分が全く変わる。

それと私がずーっと不満に思っていること。
音楽好きは、小物も音符デザインを好む。
文房具、ハンカチetc。

その多くは音符は黒、ピアノキーのそばに黒猫。
(「猫ふんじゃった」?)
ワンパターン過ぎるのだ。

音符グッズは、もっとカラフルにして欲しい!

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