〜「高田賢三 回顧展」図録の冒頭に掲載さ
れている文章をご紹介します〜
(画像は高田賢三が愛した花、芍薬)

「夢」

常に前向きに考え進んでいくこと。
常に様々な分野に目を向け色々な物やこと、
そして人と出会うこと。

毎日繰り返されるいつもの生活。
少し視点を変え、何気なく回りを見回してみる。

あれ!と思えることが見えてきたり。
そこにはきっと新しい発見や感動があると
思うのです。
「一歩踏み出してみる」ことって、結構め
んどくさかったりすることもあるけれど、
それも案外楽しく、面白いかもしれない。

ワクワク感や、ドキドキすることって大切
だと思うし生活する上で、緊張感を持つこ
とってとても大事。

今までの人生そしてこれからの人生。
それは自分で切り開きながら歩いていくもの。
そのためには、目標を持ってその夢に向か
って進むこと。
みんなと同じように、夢や希望そして不安も
たくさんあるけれど、挑戦していく気持ちは
持ち続けたい。

高田謙三

『文化学園ファッションリソースセンター便
りNo.5』(2005年4月より)

現代の若者は、安定志向と言われています。
政治や社会情勢の影響もありますね？

でも、未来に向けて小さくても夢があれば
目の前にある困難を、乗り越えていける力に
なってくれるのでは、と思います。