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離婚・不倫・男女問題弁護士が貸金にかける情熱@金貸した-11

突然ですが、弁護士ばんぷうは、銀座で毎日毎日離婚・不倫の問題を扱っています。朝一で裁判所で離婚調停をやって、その足で浦和の裁判所でまた離婚調停をやって、今度は横浜に行って不倫の慰謝料請求の裁判をやって、事務所に帰って打ち合わせと書面を作って、だいたい日付が変わったころに事務所を出る、土日は裁判所がやっていないことがこれ幸い、ひたすら面談と書面作成にあけくれる日々です。そんな男がなぜ、貸金をてがけるのか。2つ大きな理由があります。

 ①離婚不倫並みに貸金は一大ジャンルになっていい、それほど悩んでいる人が多いにもかかわらず、泣き寝入りが多いこと。きっとこれは、当事者間が信頼関係が厚かったことから、返して、と言いにくい要素もあるのかもしれません。

しかし、離婚や不倫と違って、裏切られた気持ちはありながらも、いつか帰ってくることもあるかもしれない気持ちと葛藤している、ある種相反した気持ちをもって悶々とする依頼者を毎日見ています。もう少し貸金というジャンルが一大メジャー、離婚・相続・貸金、となってもおかしくないと本気で思っています。

 ②もう一つは、貸金が属している債権回収という分野は、企業間取引などでは知識やノウハウが結集されていても、痴情のもつれの発展形を中心とする個人間の問題には、ノウハウが集積されていないと感じることです。

痴情でなくても、友人関係でも同じです。企業間取引のような継続的契約でない限り、担保をとるなんてことはほとんどないでしょう。しかし、信頼していた・期待していた男女の関係は、一夜にして崩れ去る脆弱さがあることは私がいうまでもありません。

そんな男女の脆弱性が、貸金返還請求権を消滅させるだけの力が法的にあるのか?それは絶対にNOでしょう。もう少しだけ、男女間の貸金のトラブルをしっかり解決してあげられるように工夫していきたい。離婚や相続にはノウハウがあって、しっかり確立されているのに、こと個人間の債権回収となると急にどうしていいかわからなくなる。

こういった事態を何とか変えていきたいと本気で思っています。詳しくは、


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