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スターウォーズEP8が大好きだという話

スターウォーズEP8「最後のジェダイ」が大好きである。この話をこのテンションでできる最後のチャンスかもしれないと思い立ち、公開日の日付を跨ぎながら急いでキーボードを叩いている。

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最後のジェダイでレジスタンスは1時間半以上かけて壮絶な追いかけっこを繰り広げるわけですが、、、1時間半もあの単調な鬼ごっこを!????!?
それはいいとしても…その内部反乱も珍道中も「これはこういう作戦で〜す!」って言えば済む話だったのでは?????
こういう雑な「トラブルのためのトラブル」を、仮にもこれだけ大きい予算をかけた映画で見たくなかったよ……………


そんなレジスタンスのどうしようもない状況を救ってくれるのは、今も昔も新たなる希望なのだ。(ここから先は悪口じゃなくなります)

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彼は、父親に似て短気で向こう見ずで忍耐力と思慮が無かった。彼の目は常に遥か彼方を見ていた。地平の彼方に思い馳せて、今ある現実に目を向けようとしない。

「僕はジェダイだ。かつて父がそうだったように。」


「アナキン・スカイウォーカーを救うことができる」と思い続けたEP6と、「ベン・ソロを救うことはできない」と思い込んだ今作とで、多くを学び成長しても いつまで経っても根本は変わっていない点に強く人間らしさを感じた。

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ルーク・スカイウォーカーの強さは、例え怒りと恐怖に呑まれても再び立ち上がることができるところだ。
弱さも過ちを認め 希望のために立ち上がった時、武力による戦いではなく器量と精神力によって立ち向かうあの姿が、あの時自らライトセーバーを捨てたルーク・スカイウォーカーそのままで本当に嬉しかった。
彼は短気で向こう見ずで…それでも、だからこそ、今でも、僕にとってのヒーローだ。

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名前のない奴隷少年が宇宙を見上げるラストシーン。
失敗だったかもしれない。無駄だったかもしれない。ここまで言ってしまったら卑怯かもしれないけど、伝えることに意味はあったはずなんだ。

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スターウォーズは血脈の物語だった。だからこそEP8で示されたレイの出自には驚いたし素直に嬉しかった。
彼女は何者でもない。姓も持たない。
対してカイロ・レン…ベン・ソロは、産まれながらに英雄の血を二つも継ぐ特別な存在だ。

「フォースは君と共にある、いかなる時も」

最初にフォースを教えてくれたベンおじさんの言葉が、今本当の意味で普遍化された様に思う。
選ばれた者、選んだ者、何者でもない存在の側にも。

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