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私の製造業としてのキャリア

 私はインダウトリアル・エンジニアリング(IE)ベースのエンジニアで現場改善からシステム改善、生産管理まで含めたハイブリッド改善が強みです

20代:IE推進部・赤字工場黒字化

 本社のIE推進部に配属。各地の工場に一個流し組立ラインを構築し、IE教育に従事。その後、慢性赤字工場に3か月単身派遣され3S活動で黒字化を達成

30代:MRPからかんばん方式

 全工場にMRPを導入。この経験でシステムだけでは生産管理や部品調達は改善しないことを学ぶ。その経験をもとにかんばん生産導入を立案し(勝手に決めた)モデル工場で成功。この時、構内物流のために採用されたパートさんと毎日ストアの棚に部品を並べたり並べ替えたりする日々を過ごす。

 全社の生産改革案を勝手に立案し提案。役員会で承認され、グループ全体の生産改革が始まる

 グループの主力工場に異動。工場の上司が怯むのを無視して予定通りかんばん方式を全面導入し成功。在庫が激減する。ここで構内物流とかんばん方式の生産管理とシステムを確立。また、多数の協力会社の改善活動に従事する

40代序盤:ERP導入

 ERP導入をユーザー部門として経験。主にMRPを中心とした生産管理面で導入を主導し2年がかりで業務を安定させる。また、台数が少ないから適さないと言われていた月産10台前後の製品群にかんばん方式を導入

40代中盤〜後半:SCM大改革

 課長昇進。生産管理の課長として、全製品の製造リードタイムを1/3に短縮する。また、国内海外拠点の在庫を見える化してグルーバル需要に対して生産計画を立てる仕組みと運用を確立。

 その後、世界各地に出張して海外拠点とのSCM連携を確立しグローバルでの在庫を大幅に削減。海外の良さをこの年になって知る。また、窮地に陥った海外工場を1週間で立て直す。

50代:リタイア後に向けて

 役員と考え方の相違がありメインラインから外れ、現在に至る(笑)。離れていく取引先、変わらず関わってくれる取引先がいる中、リタイア後のモノづくりコンサルの起業に向けて備えを始める

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