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ポストコロナの公演制作#9 【オンラインレッスン】

それでは、話を戻して、オンラインレッスンはどうかというと、おそらくネット配信より厳しいと思います。

多くのオンラインレッスンが難しいだろう

これについていろいろ書こうと思っていたのですが、少し調べていたことろ、ダンスインストラクターの方が、ユーチューブで、ほぼ私の言いたいことを言っていたので、そちらをご覧ください。

ジャンルは違いますが、コロナ禍前からユーチューブで成功している方の発言で、腑に落ちることを言っております。

この動画で言っている内容を簡単にまとめてみますと、

1.ニーズが違う(ここが大きい)
2.家に運動できる環境がない人も結構いる
3.音ズレや画質など機能が不十分
4.ネット上の無料コンテンツがライバルになる
5.みんながやり出せば供給過多になる
「多くのダンススクールがオンラインレッスンで失敗する理由を解説」(ゆーすけのダンス講座)より 

そして一番重要だと思ったのは、

コロナで現場がダメだから、という理由で参入してくるところに甘さがあります。(中略)そんな理由で飛び込んでくる同業者は、ネットで強みを発揮している同業者に負けていく運命にあるのではないでしょうか。
「多くのダンススクールがオンラインレッスンで失敗する理由を解説」(ゆーすけのダンス講座)より 

これで十分だと思います。おそらくコロナ禍前からオンラインレッスンをやっていた人は、それをさらに有効活用し、後発組はさらに太刀打ちできなくなるのが現在の私の認識です。

数少ない可能性を考えれば、テレビなどによく出演する全国的にも有名な先生。人気アーティストのバックでよく演奏している先生。こういう人なら後発組でもネットを利用しレッスンを始めれば、全国から生徒が集まり、成功するのかなと思っています。

例えば、このクラスなどオンラインレッスンの利点を最大限に利用していると思います。ちなみに「Farru」は、フラメンコの踊りをやっている人ならだれもが知ってるダンサーで、「クルシージョ」とは、フラメンコの単発レッスンのことをいいます。

おそらく、オンラインレッスンを始めた多くの人は、軌道に乗らず自然消滅し、また通常のレッスンに戻るのかなと・・・。これはネット配信でも同じです。

それなら、オンラインレッスンなどにお金や時間を費やさず、自分の技量を磨いたり、新曲や新しい振り付けを作ったり、他のことに力を注いだ方が将来的にもいいかと思っています。

まずは一度立ち止まり、「ネット配信」「オンラインレッスン」について、しっかり考えることをお勧めします。

とまぁ、救いのない事実ばかりを長々と書いてきましたが、なんとか乗り越えることができないか、次回から書いていきたいと思います。

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