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レコード棚を総浚い #17:『Bay City Rollers / DEDICATION (青春に捧げるメロディー)』

誰が何と言っても名盤なんである。


この盤でプロデューサーに迎えたジミー・イエナーはエリック・カルメンが在籍したラズベリーズの育ての親とも言うべき人物。
アルバムは、ラズベリーズの名曲『レッツ・プリテンド』で幕を開ける。

このアルバムはカバー曲の選曲にジミー・イエナーのセンスが光る。
A4『二人だけのデート』はダスティ・スプリングフィールドの隠れた名曲。

ダスティはこちらもぜひお勧めしておきたい。

そして何と言っても達郎ファンなら皆さんご存知ビーチボーイズの『Don’t Worry Baby』のカバーも素晴らしい。

日本での知名度はほとんどないと言ってもいいオーストラリアのシンガー・ソングライター、ジョン・ポール・ヤングのデビュー曲(豪8位、米42位)『イエスタデイズ・ヒーロー』のカバーも激シブな選曲だが、これがまたよくハマっている。

以前の記事でご紹介したラス・バラードが、本盤でもB3収録の『カッコー鳥』でいい仕事をしている。

オリジナル曲にも光るものがあり、A3収録の『ロックン・ローラー』は、このバンドの音楽的支柱であるエリック・フォークナーのグラムロック趣味が存分に発揮された名曲。

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