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長年彼女が出来ない人とデートして納得した話


その彼とは、同年代(20代後半)で
始めは とある趣味のイベントで出会いました。

イベントで直接話さなかったので
第一印象みたいなものはあまり覚えてません。
その時、すごい目立ってた人だったので
私はなんとなく、ぼんやりと彼を覚えていました。


デートに至るまでは…
そのイベントで彼を知ってから1年半くらい経った時のことでした。

それまでは、SNSで繋がっていました。
あるきっかけからメッセージのやりとりをするようになり

私が「あの時のイベントでご一緒だったんです!」と言うと
「そうだったんですね!
ならぜひ今度お会いしたいです!」
と、トントン拍子に話が進みました。

そのとき彼氏は居ませんでしたが、
特にタイプってわけでもなかったので
あまり深くは考えてなかったです。
でも共通の趣味で会って一緒に楽しめるのがすごく楽しみだったし、
同年代なのであわよくば進展も期待する気持ちは多少ありました。



その数週間後、昼間から彼と会いました。
夜も居酒屋を予約してくれてました。

会ったときの印象は、
あのときの人だ…!って感じ。
彼は私を認識してないから
はじめまして、って言ってきてたけど。

最初のイメージよりは背が低かったけど
特にマイナス点ではなくて
終始、楽しい時間でした。

お酒もお互い良い感じにまわってきた頃、
恋愛の話に突入。
それは私がその日の前日、
友達の結婚式に行っていたという話題から進展しました。

彼「結婚かぁ…。結婚願望あるの?」
私「もちろんあるよぉ」
彼「彼氏は?」
私「彼氏は今いない。彼女は?」
彼「いない。最後に彼女いたの高2だもん」

こ、高2…?!
現在アラサーなので軽く10年程経つという
計算は容易いものでした。

正直声が出るほど驚きましたが平然を装いました。
そんな風に見えない、いわゆる彼女がいてもおかしくはないと思える彼の性格とルックス(普通)だったからです。

彼は続けました。

「たぶん、俺が面倒くさい性格してる。
彼女は欲しいし結婚もめちゃくちゃしたいけど
向こうからガツガツ来られたら嫌だから引いちゃうんだよね。」

「あと、将来的に家業を一緒に継いでくれる女性を探してる。」

なるほど…。
なんだかどちらの理由も腑に落ちました。
自分が多少拗らせていることも、彼女になる人とは将来結婚したら家業をやってほしいこと、
今まで出会ってデートした女性にも序盤から同じことを話して来ていたのかなぁと感じました。
その話を聞いた上で、また自分と会ってくれる人を選びたい、ってとこなのかなぁ。

性格の話はどうにも出来ないけど、
家業に関してはそこが引っ掛かって進展に至らなかった人も中にはいたのかもしれないな、と勝手に考えました。


その後も話は盛り上がり、そこそこ飲んだあと最寄りの駅で解散することに。
良い趣味友達が出来て良かったわ〜とお互い言いました。
帰り際、「来月休みが被った日にまた会おうよ」と言ってくれました。
また会いたいと思ってくれたんだなと素直に嬉しかったです。


その日、ちょっとだけ彼のことをいいなと思っていました。全ての話を聞いた上で。

それでもこの記事を書いているのには
引っ掛かった点、違和感があったからです。

✔️ 返信が遅い( 忘れた頃に来るレベル )
楽しかったままのテンションでお礼ラインを
送っても、返ってくるのは数日後。
会うまでは気にならなかった点が浮き彫りに。
お礼ラインのみならず、全ての返信ペースがそれです。

✔️ 長年彼女がいないことをネタ(売り?)にしてる
あらためて彼のSNSを覗くと、
(詳しくは書けませんが)自分に彼女がいない
ことに対しての面白ろ可笑しい自虐エピソードや
自虐投稿まみれ…それは私とデートした後の
投稿でもあって、SNS上でそういうキャラ?の
ような物が確立されてしまっていて
そういう自分も好きで、満足してるのかなと。
そういうつもりで書いてるわけじゃないんだろうし、本当に彼女が欲しいと思ってるのは分かるんですけど…彼女が出来ない自分に酔っているように見えました。笑
       

その後、期間が空いて2回目のデートもしました。
すごく楽しかったですしまた遊びたいけど
恋愛対象ではないと自分の中ではっきりしました。

彼の性格、家の事情を聞いた上でも
いいなぁと一瞬は思っていましたが、
私には違うなと思いました。

連絡やSNSの書き込みを見る限り、
彼にとっても私って違ったんだろうなぁと感じさせるものでした。

また機会があったら趣味友達として楽しく遊びたいです。

そんな彼の全てを受け入れてくれる女性に
出会えることを祈っています。

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