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【完全版まとめ】ネタバレあり!映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(ゲ謎)」の感想レビュー・考察・舞台挨拶・真夜中のトークショー

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こんにちは、ジゼルです。

今回は、水木しげる原作による水木しげる生誕100年記念作品である映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」についてお話します。
映画は2023年11月17日(金曜日)公開。

以下の内容に興味を持った方のみ読んでください。

  • 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の感想が聞きたい

  • 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の考察が気になる

  • 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の舞台挨拶情報が知りたい

  • ネタバレされても何も問題ない

ここでは映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の魅力について紹介します


ネタバレ一切なしの布教記事もありますので、ぜひ周りの人への布教用にご利用ください。

⬇︎ネタバレなし布教用記事はこちら⬇︎

【注意】
こちらの作品はPG12指定です。

あくまでもジゼル・クインによる意見なので、全てが正しいわけではありません。「考えが違うな」「合わないな」と思ったら、何も言わずにブラウザバックしてください。

舞台挨拶・音声ガイド・セリフなどについては、完全に正確な文言ではございません。あくまでレポートであることをご理解ください。

特典紹介でジゼルが描いた下手くそな絵があります。本当に下手くそすぎるのでご注意ください。ある意味ネタバレ防止になる絵柄です。

また、文章や画像に関して「共有したい」と思っていただけましたら必ず引用元としてこの記事のURLにアクセスできるように添付してください。それ以外の使用は禁止です。

ラジオ感覚でききたい人はこちらもどうぞ。
よく聞かれるので書いておきますが、ジゼルは1/14の段階で21回観ております。まだまだ通う予定です。

公式による予告・本編映像まとめ

特報

本予告30秒

本予告

予告[鬼太郎の父たち 絆篇]

ファイナル予告

本編映像(鬼太郎の父たちの運命の出会い)

本編映像(冒頭シーン)

予告を観たときの正直な感想

元々「鬼太郎」について何も知らなかった私。
初めての出会いは、映画館の予告でした。

「この白髪のような銀髪のような男性は誰だ…絶対好き」

妖しい雰囲気漂う日本のお化け映画という印象でしたが、鬼太郎の父であるゲゲ郎に一目惚れしてしまいました。ちょろすぎる。

とりあえず観に行くことに決めたわけですが、まさかここから沼にハマるとは思ってませんでした。

観終わった直後の感想まとめ

キャラクターに魅了され、ラストのラストがあまりにも良すぎて「これは映画館で観るべき映画だ」と思いました。

この理由に興味が湧いた人は、それだけできっと沼にハマる可能性が高いです。

それぞれ10の感想に分けて詳しくお話します。

①PG12以上に感じる残酷さが最高だった

思ってたよりもスプラッター映画でびっくり。アニメだからと甘く見てました。残虐描写満載で、悲惨な死に方のオンパレード。

個人的にはスプラッター映画大好きなので、龍賀一族の死に方が酷くて最高でした。

そして、人間に醜さが出ていてその部分も大人のアニメだと感じました。
時貞のために身を捧げた娘たち。それが当たり前のように近親相姦が行われていたのが恐ろしかったです。
沙代さんや時弥くんも長女の乙米三女の庚子と時貞の子供だったのであればみんなが狂ってしまうのは仕方ないことだと思いました。

②哭倉村の美しい風景と狂った龍賀家とのギャップが良い

水木がトンネルから入って哭倉村に足を踏み入れた瞬間、目に入ったのは美しい田舎風景。
今から怖いことが起こるというよりも、ほのぼのしたお話が始まるんじゃないかっていう雰囲気。
なんだか懐かしい感じで、途中田んぼから老夫婦がサッと消えるまでは「平和だ…」と思えました。

龍賀家に訪れた途端、「よそ者がやってきたぞ」という異様な空気。水木を目で追うシーンはゾッとしました。因習村怖い…。

③劇中で流れる音楽とSEが素晴らしかった

聞いたことある音楽だと思ったら「カランコロンの歌」のアレンジ。あの音楽めちゃくちゃ良かったです。
ラストのゲゲ郎がやられそうになった瞬間に、鬼太郎が泣いてちゃんちゃんこが完成するシーン。
あれも「ゲゲゲの鬼太郎」でしたよね。OPもEDも歌が入っていなかったのが逆に良かったです。

SEも最高でした。
耳を澄ますと森の中で風と共に聞こえる木々の音。墓場へ降りてくるゲゲ郎の下駄の音。水木が投げた歯が落ちた音(幻聴かもしれない)
これは轟音上映を鑑賞すると、もっとよく聴こえるのでぜひ轟音上映で体験してみてください。

【サントラ曲目リスト】

  1. ゲゲゲの鬼太郎 -警告-

  2. 水木の野望

  3. 物思い

  4. 幻の里・哭倉村

  5. 龍賀一族

  6. 龍賀一族

  7. 一人目の犠牲者

  8. 村の違和感

  9. 時弥 -未来をみつめて-

  10. 沙代 -水木への想い-

  11. “M” -克典の誘い-

  12. ゲゲ郎を追って

  13. 襲い来る化物

  14. 二人目の犠牲者

  15. 最後の二人

  16. “M” -妖しい力-

  17. 水木とゲゲ郎 -考察-

  18. 沙代 -告白-

  19. 水木とゲゲ郎 -月夜の語らい-

  20. 襲い来る裏鬼道

  21. “M” -その正体-

  22. 一族の務め

  23. 沙代 -懇願-

  24. 沙代 -絶望-

  25. 宿怨

  26. 「行こうぜ」

  27. 窖で見たもの

  28. 妻をさがして

  29. やっと 逢えた

  30. 狂骨、圧倒的な力

  31. 終焉

  32. ゲゲゲの鬼太郎 -幽霊族の力-

  33. 水木とゲゲ郎 -友へ-

  34. ゲゲゲの鬼太郎 -最後の者-

  35. 時弥 -その願い-

  36. カランコロンのうた -鬼太郎誕生-

④昭和の世界を体験できた

昭和の時代って、職場や電車の中でもタバコを吸う人がいたことに衝撃を受けました。ゴミもめちゃくちゃ落ちてましたよね。怖い。
でもこれが時代ってやつなのかと思いました。

岩子さん(ゲゲ郎の奥さん)や沙代ちゃんが着てた洋服も時代を感じました。ワンピースめっちゃ可愛かった。

また、日本では1950年代から1960年代半ばまで輸血用血液の大部分を民間血液銀行が供給しており、その原料は売血で賄われていたそうです。
冒頭でもその様子が映っていて、その事実に驚きました。

昔の話って、学生の頃に授業で習っても気付けば忘れてしまう。
でも、この作品を通じて水木しげる先生の体験してきたことも知ることができたのでとても良かったです。

⑤沙代さんにクリームソーダ喫してほしい

あ〜〜沙代さん…
銀座のパーラーに憧れていたんですね。哭倉村にはお茶屋さんもないって言ってましたもんね。(電柱や駄菓子屋さんにアイスはあったのに)

後に東京への憧れというよりも哭倉村から逃げたいという沙代さんのSOSだったと思うと胸が苦しくなります。クリームソーダならいくらでもご馳走するよ!!!!!!

⑥戦闘モードのかっこいいゲゲ郎と泣き虫のゲゲ郎…良…

飄々としてる感じのゲゲ郎でしたが、禁忌で出会った妖怪たちや鬼道衆との戦闘モードめちゃくちゃカッコ良すぎて声が出そうになりました。

「お鎮まりくだされ」と言った矢先にボッコボコに妖怪を倒すゲゲ郎嫌いじゃない。

鬼道衆との闘いでも柱をバッキバキにしてたの凄すぎましたね。「えっあんなに細い体からそんな力あるん!?」とビックリしたしときめきました。

かと思えば、奥さんの話すると泣いちゃうゲゲ郎。可愛すぎる。奥さん愛されてるなぁぁぁとほのぼのしました。

あと船漕いでる時のこの顔可愛くて好きです。

⑦戦争によるトラウマがある水木と諦めの悪い水木…良…

野心溢れる水木。すでに時貞が亡くなった情報を耳にした時真っ先に立ち上がって社長室へ向かってましたね。
「お…やる気あるリーマン!かっこいい!」というのが第一印象でした。

悪夢を見ては汗びっしょりで目を覚ます水木もギャップあって良かったです。
上官に殴られ、仲間が目の前で死んでいく…「俺を殺してくれ」って叫びながら突撃するシーンは見ていて怖かったです。そう叫びたくなるくらい辛かったんだと思うと苦しくなります。

個人的には鼻血出してるシーン、とてもとても良かったです。諦めの悪い男、ありがとう。

⑧ゲゲ郎と水木が最強で最高のバディだった

出会った時は、水木がゲゲ郎をおじいさんだと思っていて警告されたにも関わらず無視してましたね。
まぁでも初めて会う人に言われても「なんだこの人は」って感じで私も無視しちゃうかも。

そんな2人がたった数日で運命の人になるの激アツでした。(ここでいう運命の相手は人生を変えた人という意味です)

最初はタバコあげなかった水木が墓場でお酒飲むシーンでは、自らタバコをゲゲ郎に渡してるの良かった。

ラスト時貞が持つ狂骨を破壊するシーン。
「あんたつまんねぇな」の一言に、ゲゲ郎との出会いがあったからこその言葉だったのかなって思うとああああああああああああああと膝から崩れ落ちます。

⑨EDとエピローグの水木と鬼太郎の出会いに感動

そもそも今回の映画のタイトル、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」でしたよね。

話始まった時は鬼太郎も登場していたものの、途中から水木とゲゲ郎の話になっていたのでラストあたりで「あれ??そういえば鬼太郎は??」と思ってました。

でもED前の終わりがあまりにも良すぎてそれどころじゃなかった。

水木「なんでこんなに悲しいんだ」

あぁ…あーーーーー…あーーーーーーー(大号泣)
作品と全く関係ありませんが、米津玄師さんの「ドーナツホール」があまりにも合うので良かったらぜひ歌詞をチェックしてみてください。

そしてそのままエンドロール。
この流れ最高でした。「カランコロンのうた -鬼太郎誕生-」が流れ左に映る墓場鬼太郎の絵柄での記憶を失った水木の後日談。

水木は記憶がないからゲゲ郎や岩子を見ても怯えるだけ。ゲゲ郎が追いかけてるシーン見てて苦しかったです(音声ガイドでその話聞けるのでおすすめ)

そしてエンドロールが終わり、エピローグで流れる鬼太郎の産声。
「あぁ、ここで抱きしめて終わりか」って思うじゃないですか。それだけじゃなかった。毎回あのシーンで泣きます。

最後の最後にタイトルドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!

【鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎】

そんなのズルい!ズルすぎるよ!!!
あまりにもこの演出が良すぎて、初回観賞後その場で2回目を予約して次の映画館へ行きました。それくらい良すぎた。

⑩鬼太郎の成長する姿がわかる特典に大号泣

今回、初日から入場者特典がありました。
第1弾は全2種類。注意書きとして「ご鑑賞後に開封してください」とあり、内容はネタバレ要素があるものでした。

もちろん手元にありますが、悪用防止に自分で描いたものを載せておきます。先に言っておきますと、私は絵が破滅的に下手くそです。

まずは第1弾の2種類。

※本人は真剣に描いてます

見た瞬間、映画館の席で声を押し殺して号泣しました。
これからの未来と存在しない未来。もしかしたら鬼太郎には見えるゲゲ郎なのかもしれません。

そして第2弾。

※本人は真剣に描いてます

2人がいる!!!2人のお父さんが!!!!!そしてふと気付きました。

「これって鬼太郎目線じゃん?1人で歩けるように…なってるって…こと!?」

第1弾と一緒に並べてみて更に号泣。
ゲゲ郎が抱っこしてる鬼太郎は歯が生えてないけど、水木が肩車してる鬼太郎は前歯あるじゃん…これは鬼太郎の成長アルバムや…

ラストあっての特典すぎたので、公式様どうかもらえてない人たちのためにもポストカードで販売か画像をいつか公開してください。グッズ化も買うのでよろしくお願いいたします。

【1月14日追記】
嬉しいことにビジュアルブックに特典イラスト掲載されますね。最高だ。公式様有難うございます。これで私の下手くそな絵も報われます。

そしてそれから第3弾。

※本人は真剣に描いてます

岩子…我が子を抱きしめたかったよね。わかる。この表情見た瞬間「私が見たかったのはこれよ!!!!!」と泣きました。ずるい。

そして先日1月13日に特典第4弾がきました。
こちらはなんと、1〜3弾までの絵柄がまとまったステッカー!最高〜!

※本人は真剣に描いてます

こちらは第5弾の来場者特典。
きっと父たちを見て笑っている鬼太郎です。泣ける。本物の特典は涙出るくらい可愛いです。

※本人は真剣に描いてます

最後の来場者特典。
2人とも「お疲れ」って笑い合ってる感じがたまりません。

終わった後に見返しては涙誘う来場者特典。全てゲットできて本当によかったです。

ちなみに公式から出たヴィジュアルブックも最高でした。

映画鑑賞後にチェックしてほしいもの

実は水木が関係している話が存在します。

  • Netflixシリーズの「悪魔くん」10話。

  • ゲゲゲの鬼太郎6期

SNSでも話題になってるので、耳にしてる人もいるのではないでしょうか。
とにかく観ればわかります。何も言いません。とにかく観てください。

私は映画を観て初めて鬼太郎を知った派なので、映画鑑賞後に1ヶ月かけて鬼太郎6期を全話観ました。
そこで感じた「水木の存在」。
確かにこれは過去作品観ていた人たちも映画で感動が倍増しますね。

【6期でチェックして欲しい回】

  • 1話  「妖怪が目覚めた日」

  • 14話「まくら返しと幻の夢」

  • 42話「百々爺の姦計 妖怪大裁判」

  • 50話「地獄からの死者 鵺」

  • 97話「見てる世界が全てじゃない」

「HELLO!MOVIE」の音声ガイドでわかったこと

「HELLO! MOVIE」とは、映画館で上映される映画の字幕表示・音声ガイド再生を行うアプリです。

ここでは、そのアプリを使ってわかった情報について紹介します。

隠れ妖怪・出てきた妖怪名称

  • 水木が龍賀のお屋敷に入ったところの入口の上のところ「カシャボ」

  • 克典社長に招かれて入ったところの上「一軒家の妖獣」

  • 水木がいる離れの部屋の棚の上「幽霊赤児(ゆうれいあかご)」

  • 禁域の妖怪たち「オオムカデ、山嵐、一つ目坊、山颪(やまおろし)、さがり、猿鬼(さるおに)」

  • 船をおしてくれた「河童(5匹)」(温泉で会話してるのも河童です)

その他に気付いたこと

  • 山田が廃村にはいるとき「龍賀の文字」
    こちら確認したところ龍賀製薬のベンチでした。

  • 血液銀行が映るときにいる人たちは「血を売りに来た人」

  • 夜行列車で死相が出ていると言われた水木の後ろに「兵士のシルエット」

  • 沙代と時弥と別れ屋敷に向かうところでの水木の表情「野心的な笑み」

  • さらに沙代からは「笑顔が消える」

  • 水木がご飯食べいるとき 「ご飯を掻き込む、味噌汁を流し込む」

  • 丙江がお酒飲んで笑うシーン「布団から男の足」

  • ある謎の少年「ねずみ」

  • 沙代が暴走したとき「長田が乙米を守る」

  • ゲゲ郎が電気を放った時「体内電気」

  • 水木が抜けた歯を投げたとき「欠けた奥歯」

他にもまだまだありましたが、暗闇の中でノートに書くのが難しく書ききれませんでした。

aMatsukaさんも情報提供ありがとうございました!

【1月14日追記】

  • 「とと様…」とつぶやいたとき「沙代を見つめる時麿」

  • ゲゲ郎たちが寝泊まりしたところ「長田邸の座敷牢」

  • 水木が撃った銃「ライフル銃」

  • 時弥に入った時貞がついでいたもの「酒をつぐ」
    ▶︎MじゃないかとSNSで噂されてましたがやはりお酒でした

  • 血桜を斧でぶった斬ってたとき「水木、血を浴びる 」

舞台挨拶情報まとめ

有難いことに、シネマトゥデイさんの公式チャンネルで舞台挨拶トークノーカットで公開してくれてました。

最新の舞台挨拶はX(旧ツイッター)にて情報提供していただいたので、まとめさせていただきます。

※完全に正確な文言ではございません。
あくまでレポートであることをご理解ください。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」公開記念舞台挨拶

関俊彦さん、木内秀信さん、沢城みゆきさん、古川登志夫さん、古賀豪監督が登壇!

ゲゲ郎を演じた関俊彦さん▶︎飄々としたキャラクターの印象だったが、徐々に自分の命に変えても守り抜くという熱い信念を持つものだと感じた。

水木を演じた木内秀信さん▶︎「昭和の初めの力強い男性で実写に近い形に演じてください」と監督からの指示があった。それ以外は自由に演じさせてもらった。

ゲゲ郎の戦闘シーン▶︎実際にアクションを自分たちで行い、ほぼ1人手描きで作られている。

脚本シナリオ▶︎1年ほどかけて作られた。100分に収める予定だったが、コンテの時点で120分くらいあったため頑張って切った。
また、最終的に時間を伸ばしてもらおうと話したところ「5分越えるのはNG」と言われギリギリの104分59秒まで粘った。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」大ヒット御礼舞台挨拶

関俊彦さん、木内秀信さん、古賀豪監督が登壇!

隠れ妖怪▶︎水木が龍賀敷地内に入った時、屋根の上にいるが水木が振り向くと消えている。

隠れ野沢雅子さん▶︎エフェクトがかかっているが一言だけ声を担当している。

木内秀信さんのグッとくるシーン▶︎奥さんと出会えて「1人にしてすまなかったのぅ」を言うゲゲ郎に毎回泣ける。

関俊彦さんのグッとくるシーン▶︎鬼太郎と狂骨が会話するシーンで泣ける。

古賀豪監督のグッとくるシーン▶︎初見はエピローグだけど、繰り返し見ると前倒しで泣けるシーンが増える。

関俊彦さんの好きなセリフ▶︎水木「妖怪なんて本当にいたのかよ」に対してゲゲ郎が言った「目で見るものだけ見ようとするから見えんのじゃ。片方隠すだけで丁度いい。」がすごく好き。

モデルになっている村▶︎架空の村だけど、制作する上でイメージしたのは映画を観るとわかる。

よく出てくる人形▶︎観るたびにどういう意味があるのかわかる。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」舞台挨拶

古賀豪監督、吉野弘幸さん(脚本)、谷田部透湖さん(キャラクターデザイン)が登壇!
※完全に正確な文言ではございません。
あくまでレポートであることをご理解ください。


【映画はいつから決まっていた?】

  • 最初の打ち合わせは2021年5月

  • キャラクターデザインの谷田部透湖さんが参加する8月までは迷走していた

  • 今回の映画は6期の前日譚(もちろん他のシリーズも関わってる)

  • 目玉おやじが人間の姿だった頃の話も決まっていた

  • タイトル「鬼太郎誕生」は最初から決まっていた

  • 最後の鬼太郎の誕生シーン(メインビジュアルの鬼太郎の手が墓から出るところを最後に)を決めた状態で話を練り上げた

  • 最後の誕生シーンに意味を持たせるためにストーリーに悩んだ

【重要な情報】

  • 水木が社長室へ行くため席を立つか立たないかが分岐点
    席を立つ▶︎6期/席を立たない▶︎墓場鬼太郎

【ロケハンの話】

  • 場所のイメージは、谷田部さんが昔東京から鳥取までドライブ旅行したときに途中泊まった旅館の周り

  • 旅館の近くに湖と村があり、他にもGoogleマップを見て色々なところをモデルにした

  • 湖沿いの集落にはあのような川沿いの温泉はないが、風景は似ている

  • 龍賀家はいくつかの場所を合成している(昭和のくらし博物館、江戸東京たてもの園、八つ墓村ロケで有名な広兼邸)

【映画の制作中に辛かったこと】

  • 吉野弘幸さん
    「右手の親指が腱鞘炎になって痛みに耐えながら仕事していた。プロ野球選手みたいに。 シナリオで言うと、現在時空と過去との繋ぎのところ。現在のシーンでどのくらいお馴染みのキャラを出すかとか、とにかく現在のシーンと過去を繋ぐところが苦労した。」

  • 谷田部透湖さん
    「最後の方は締切が近い苦しさと、先が見えてくるのでこの作品と別れが近いと言う寂しさや終わってほしくないという執着とでぐちゃぐちゃになっていた。」

  • 古賀豪監督
    「汽車のシーンはもう一芝居あったし、元々カットしたシーンもある。」

【カットしたシーン】

  • 列車の中で、水木が幽霊族ではなく太陽族に絡まれるという案もあった
    (※太陽族とは要はヤンキー的な人)

  • 水木が駅に着くシーンもあった(降りた駅のモデルは愛知県にある定光寺駅)

  • 着いた駅は温泉街で、夜な夜なお酒を飲んだくれて潰れている団体客がいるイメージ

  • その団体客の目の前を通り過ぎる水木

  • 温泉街にはたくさんの尋ね人の張り紙がたくさん貼ってある

  • そこからタクシーで山道を登っていく途中、2つくらい廃村がある

  • タクシーの運転手が「この辺りは神隠しの噂がある」「お客さんも無事帰れるといいですね」と言われる

  • 脱出時に助けてくれた妖怪を河童にするか鶴瓶火にするか迷った

温泉街を降りてから哭倉村のに行くまでのシーンは、映画の世界で実際にあったことと考えて良い。

【キャラクターについて】

  • 水木と父は昭和の俳優達のようにオーラと色気があるように描かれてる

  • ゲゲ郎▶︎最初からあまり変わらない

  • 水木▶︎猛烈サラリーマンで復員兵
    昔は戦争から生き残っていてもPTSDに対しての治療がなくケアされず生きてきた。
    それを見た目にも出したいと思い、傷が描かれた。一時期オールバック予定だったが、オールバックだと傷が出過ぎるため前髪を作った。(シナリオが終わってからデザインが変更になった)
    とにかく過去の傷を忘れさせたいという意味もあり、働いて出世しようと必死だった。
    また、映画の水木は青年という年齢ではなく青年より歳がいってるイメージ。

  • 龍賀一族▶︎昭和のスターたちをモデルに決めていった
    龍賀家の愛憎劇は、これだけでサイドストーリーが描けるくらい設定が練り込んである。
    特に監督がこだわっているのは長田少年と年上の女性(乙米)の2人で、それこそ幼少期のときの2人から作ってある。

  • 長田▶︎実在モデルなし
    水木しげる先生のファンである谷田部さんが、水木しげる先生の過去作品で目が細い人がいたのでそのイメージで造形したところそれが採用された。
    その時は声優は決まっておらず、石田彰さんに決まったのも偶然。

【情報提供してくださった方々】
くまお様𝐾けーえむ様、情報提供ありがとうございました!

【1月22日追記】新宿バルト9 舞台挨拶「真夜中のトークショー」

古賀豪監督、吉野弘幸さん(脚本)、谷田部透湖さん(キャラクターデザイン)が登壇!
※完全に正確な文言ではございません。
あくまでレポートであることをご理解ください。

【トークショー前の出来事】

  • 谷田部さん、椅子の位置が高すぎて「あれ、あれ…よいしょ><」って感じで座ろうとしている姿にみんなにっこり。可愛かったです。癒されました。

【23億突破!反響はありましたか?】

  • 古賀豪監督
    「古い友人たちからの連絡が増えました。また、父親から嫁と娘が何度も映画館へ行っており困惑しているという連絡も来ました。」

  • 吉野弘幸さん
    「10年くらい音沙汰なかったアニメプロデューサーさんから連絡が来て、嬉しいようなちょっと複雑な気持ち。」

  • 谷田部透湖さん
    「同じく、連絡とってなかった人たちから増えた(すみません、こちら曖昧です)昔の友達からも「好きだったもんね〜」と言われた。
    あと、アニメ関連の仕事をしていることだけ伝えている美容師から鬼太郎知ってますか?と聞かれた。」

【6期14話について】

  • 吉野弘幸さん
    「6期は、トラウマになるような鬼太郎を作りたいと思っていた。
    古賀さんに聞きたかったんですけど、目玉おやじの人型見た時どうでした?」

  • 古賀豪監督
    「最初ラフの段階、半ズボンでしたよね(衝撃の事実に会場笑いとざわつき)
    そこから着物に変えました。」

【谷田部さんは脚本制作に自ら関わったのか】

  • 谷田部透湖さん
    「小さい頃から鬼太郎、水木先生の作品が大好きで、またアニメ化するときは絶対に参加したかった。
    (映画の話を耳にした時、人脈使ってアピールしたとのこと。言い方は違います。)
    最初は挨拶だけでしたが、プロデューサーが毎回来てもいいと言ってくれたので参加することにした。今までは参加したことはない。」

  • 吉野弘幸さん
    「普通はこういうことはない。東映はシネマチックに進める。監督の話もしっかり拾って作ってます(ちょっと笑ってました)

    けど、その場で絵を見せてもらえることで制作陣にとってもやる気になる。」

【龍賀家について】

  • 吉野弘幸さん
    「人数は基本決まっていた。犬神家とかの人数や配置をよく見ていた。子供向けというより、かなり攻めた。本当はもっと色々いたけど、時間的に厳しかった。丙江の恋人もいて、死んでたり…(衝撃の事実)」

  • 古賀豪監督
    「古い邦画が好きでイメージした。キャスティングも信頼できる昔から縁のある人達にお願いしました。」

  • 谷田部透湖さん
    「時麿は、化粧してないラフも描いてました。あのビジュアルに決まったのも最後の方です。古賀さんからお歯黒と白粉を指定されました。(ビジュアルブックに載せてほしい〜!)」

【絵コンテで苦労したこと】

  • 古賀豪監督
    「やっぱり尺。
    あとは、それぞれのシーンでどの視点にするか悩んだ。汽車やタクシーも通常であれば正面だが怪奇的にしたくて別視点にした。誰かに見られている怖い感じを出したかった。」

【作画で苦労したこと】

  • 谷田部透湖さん
    「体力的に苦労した。最後あたりは、東映の向かいにある寮に寝泊まりしてた。でも描くのが楽しかった。
    ラストのエピローグはギリギリの期間でやっていたが、泣きながらかいた。
    演出の人の背格好が水木に似ていたので、ラストのシーンに合わせてビンテージスーツを着てもらいぬいぐるみを抱いてもらった。そのぬいぐるみは孫悟空。(会場笑いが起こる)」

【どこかで話してたこと】

  • 吉野弘幸さん
    「鬼太郎が人間を助けるきっかけになったのは水木。」
    すみません。どのシーンで話したかメモ忘れてしまいましたが、やはり水木の存在が大きかったということがわかりテンションぶち上りました。

【最後に一言】

  • 古賀豪監督
    「人間の世界は世知辛い。そんな様子を妖怪は離れたところから見てる。
    人間界から見た妖怪ってほっとする存在であってほしい。違う視点で見ることに意味がある。7期あったら絡むかも。(!!!!!!!)」

  • 吉野弘幸さん
    「ゲゲゲの鬼太郎は見たことなくても知らないっていう日本人はきっといない。こういうタイプの鬼太郎もある。そういう変化球があると反応が多いが、良い反応をもらえて良かった。6期と映画でやりたいことはやり尽くした。7期作る人達は大変だと思います。(!!!!!)」

  • 谷田部透湖さん
    「鬼太郎は本当に誰もが知っているキャラクター。人によって鬼太郎はそれぞれ時代が違う。全部別の世界の鬼太郎がいる。それが魅力だし、関わることができて本当に嬉しかった。」

個人的な考察・気付いたことまとめ

あくまで個人的な考察ということをご理解ください。正しい内容とは限りません。

【考察】

  • 冒頭で鬼太郎がぽつりと言う「お母さん」
    母親がいた場所へ向かっていたから、気配を感じ思い出して言ったのかもしれない。
    また、タイトルにもあるように「鬼太郎誕生」なので母親のこともこれからわかるかもしれないという視聴者へのメッセージ?

  • 目玉おやじ「あの男もここに来ているかもしれんのう」
    すでに亡くなってるであろう水木のことを言っているのでは?

  • 日本人形(市松人形)
    山田が廃村で落ちた時に出てきた人形、汽車で咳をしてた女の子が持っていた人形、地下のゴミの中にある人形。
    これらは、全て咳をしてた女の子が持っていた人形。屍人にされたことが考えられます。

  • 汽車の中で水木が見ていた写真
    抱いてる赤ん坊の目の下にほくろがない。時ちゃんではなく、別の子供?
    →うっすらありました。
    ですが、近親相姦でできた子供は遺伝性疾患が発生しやすいと言われてるので亡くなった子供がいた可能性がある。

  • 水木と沙代さんが出会うシーン
    沙代さんを取り入ろうとしていた水木。
    名前を「沙代…さん」と大人扱いしていた。やり手すぎる。これが沙代さんにとって嬉しかったのでは?

  • ゲゲ郎が蕎麦を食べるシーン
    お膳が2つあるように見えた。水木が自分の分も差し出したのでは?
    こちらお膳2つあるのを確認しました。
    そこでタバコを吸っていたのは、口寂しさを紛らわすため?

  • ゲゲ郎と奥さんが逸れたやむを得ない理由
    現代で「今から70年前」と言っており、さらにそこから数年前から探していることを考えると戦争が原因なのでは?時系列的には、東京大空襲が考えられる。

  • 「話しても無駄なやつとは話さんだけじゃ」と言った理由
    汽車の中でゲゲ郎が水木に「死相が出ておる。この先地獄が待っておる」と警告したが、水木は無視して哭倉村へ向かった。
    無視したから、「話しても無駄なやつとは話さんだけじゃ」と言ったのでは?

  • 水木とゲゲ郎がアイスキャンディー食べてるシーン
    水木がアイスの棒を見てるが、もしかして当たりかどうかをチェックしている?
    確認したところ、水木が食べてたのは水色、ゲゲ郎はオレンジ色のアイスキャンディーでした。
    この時代、田舎なのにアイスが食べれるという矛盾。Mのおかげで村も潤っていたことがわかる。

  • 上官に対して「一緒に死んでくれないんですか?」と言う過去のシーン
    あの雰囲気を見ると、みんなで上官を殴り殺したのではないかと思った。
    戦争へ行った人の話でも、殴ってきた上官をみんなでやり返したと言うことを聞いたことがある。

  • 沙代さんが着ていた洋服
    克典がプレゼントとしてあげたのでは?銀座のパーラーの話も克典から聞いたのか?

  • 墓場で水木がゲゲ郎にタバコを渡すシーン
    タバコの先端を動かさずに火に付けながら吸ってから相手にあげると、相手はすぐに吸えるそうです。
    最後の1本は情がないとあげないと思うので、ここが水木にとっての運命の出会いなんじゃないかと思いました。

  • 龍賀一族の関係性
    時麿が亡くなった時「時麿にい」と叫ぶ丙江。
    丙江が亡くなった時「丙江っっ」と叫ぶ乙米。
    元々はみんな仲良かったのでは?

  • 乙米と時貞のセリフ
    乙米「飼われ続けるんですよ」「躾が必要なようね」
    時貞「躾が必要じゃの」「わしに飼われるんじゃ」
    と同じようなことを言っていた。これは時貞の口癖で、昔は乙米が言われていた側なのでは?

  • 長田と乙米の関係性
    ずっと長田は乙米のことを想っていた。
    口にすることはなく最後の最後自分が死ぬ時に名前を口にしたが、主従関係のため「乙米様」と言ったのでは?辛い。
    ▶︎パンフレットにてお互い想いあっていたとのこと。ああああああ。
    長田が三女の許嫁になってから叶わないと知って辛い思いしたんですね。

  • 沙代さんが水木を自分の手で殺そうとしたシーン
    狂骨使って簡単に殺せたはずなのに、水木に対しては自ら手にかけてましたね。絞殺は身内の犯行が高く感情が強いと聞いたことがある。つまりそういうこと…

  • ちゃんちゃんこ着てなかった水木が生きていた理由
    走っている途中で岩子にちゃんちゃんこを着せていた水木。着ていなかったら死ぬはずだったのに、生きていたのは兵士たちが守ってくれたのでは?

  • エピローグで一瞬ゲゲ郎を思い出すシーン
    後ろに桜が映っていたが、唯一水木がちゃんちゃんこを着ていた時。
    ちゃんちゃんこが守ってくれると言っていたので、ゲゲ郎と会話していたその一瞬だけ記憶に残っていたのでは?

【1月14日追記】

  • 水木が死んだと思ったら生きてたシーン
    音声ガイドでも「血を浴びる」と表現されてたので、幽霊族の血のおかげで復活したのでは?
    そうなると兵士たちが守ってくれたのではなく、幽霊族の血の影響で生き残れたのかもしれません。(悪魔くん10話も納得できます)

【気付いたこと】

  • 水木が煙草を吸うシーンまとめ
    タバコを吸うのはぴったり10本
    1本目:会社
    2本目:夜行列車
    3本目:トンネルを通る時(沙代さんを見つけてポイ捨て)
    4本目:初日離れで寝る時
    5本目:ゲゲ郎と牢屋がある部屋に案内された時(「やだね」のシーン)
    6本目:沙代さんにクリームソーダの話をした時
    7本目:ゲゲ郎に妖怪の話をされて気絶した時
    8本目:ゲゲ郎が蕎麦を食べてる時
    9本目:墓場のシーン
    10本目:墓場で語りながらラスト1本

  • 冒頭の山田が懐中電灯を照らすシーン
    なんか右下にいた。水木とすれ違った時のお婆さんに似てる。
    地下で「お助け」と言ってる中の1人。
    でも現代にもいるってことは幽霊か妖怪?

  • 汽車の中に鬼道衆が映っている
    左下に注目すると、赤い服着た怪しい男が映っている。もう1人見つけましたが、他はわかりませんでした。

  • 水木が座布団に座らないシーン
    畳の縁は「踏んではいけないもの」とされており、よく見ると用意された座布団は畳の縁に置かれていた。因習村怖い。
    追記▶︎母から聞いた話ですが座布団は「どうぞ」と言われるまでは座ってはいけないそうで、そういう意味でも水木はかなりの常識人ということがわかりました。すきだ。

  • 龍賀家で相続の話をするシーン
    克典が座っている後ろの屏風に注目。まるで龍が克典を食べているように見える。龍賀一族の食いものにされた克典という表れ?

  • 長田「〜咎を払います」とゲゲ郎の首を落とそうとするシーン
    一瞬映る長田の左手に注目。この時だけ結婚指輪をしてました。それ以外は指輪をしてるように見えませんでした。

  • 墓場での酒を飲むシーン
    水木がタバコを取り出した時、クシャッと潰してポケットに入れていたことから最後の1本だったことがわかる。

  • 丙江がお酒飲んで笑うシーン
    宝石が散らばっていて、布団から男の足が見える。

  • ラスト幽霊族が力を振り絞ってちゃんちゃんこ作るシーン
    幽霊族には牙が生えている。

  • 「なんでこんなに悲しいんだ」と終わるシーン
    兵士たちの足らしきものが映り込んでいる。

  • 予告「鬼太郎の父たちの運命の出会い」
    予告では「我が子が生まれる世界をこの目で見てみとうなった」
    本編では「友が生きる世界をこの目で見てみとうなった」
    になっている。水木にとっての運命の出会いはゲゲ郎。そして鬼太郎。

  • 隠れ野沢雅子
    ED後ではない方の岩子のお腹の中にいた鬼太郎の産声かなぁと思ってます。
    初代鬼太郎の声が野沢雅子さんと聞きました。映画の中ででてきた赤ん坊のころの鬼太郎が初めて発したシーンがお腹にいた時なので、繋がると思っています。

    もしくは、墓場から出てきた瞬間の「あ゙あ゙っ」という最初の一言。墓場鬼太郎の声優も野沢雅子さんとのこと。

    どちらも声が違うように聞こえたのですが、わかる人いたらコメントで教えていただけると嬉しいです。

X(旧ツイッター)で話題になっていたのですが、公式サイトのキャラクターページにそれぞれ手に違和感がある人たちがいます。
重ねてみると手を繋いでいたり、背中を支えていたりと裏設定のように感じられるものが…

aMatsukaさんとの配信からピックアップしました。
ありがとうございました!

【1月14日追記】

  • 温泉に入るゲゲ郎
    よく見るとゲゲ郎の胸元、トップ見えます。めっちゃ見てすみません。見えます。

  • ゲゲ郎が捕まって階段を上がるとき
    下駄のカランコロンの音は「13回」

  • 水木が力振り絞って斧を引きずり階段を上がるとき
    斧の音は「7回」

  • 隠れ野沢雅子
    エピローグの墓場シーンだと思います。
    おぎゃあ(沢城みゆきさん)▶︎手が出る▶︎ あ゛っっ(これ)▶︎ あ゛あ゛あ゛(ここから沢城みゆきさんに切り替わる)

  • 墓場から「赤ん坊が生まれた」という水木
    水木の顔がアップになるのですが、明らかに牙が生えてました。
    SNSでは「歯を食いしばっているのでは?」という人もいましたが、何度見ても歯を食いしばってるような他のシーンと比べて強調されてます。何度見ても牙だと思いました。ぜひ劇場で確認してみてください。

【1月22日追記】

  • 龍賀家の結婚指輪
    配信コメントにて「乙米と克典はゴールドの指輪。長田もゴールドだが庚子はシルバーだった。」という話を聞きました。
    こちら最前列で確認しましたが、みんなゴールドにしか見えませんでした。
    庚子の指輪は、三姉妹が集まっているシーンで確認できました。

  • 乙女のセリフに長田が肩を落とす
    配信コメントにて「乙女が龍賀の女について話している時、長田がガッカリしている。」という話を聞きました。
    こちら最前列で確認しましたが、時間差で動きは見えたものの肩を落としているかは確認できませんでした。

  • 社長室へ向かおうと立ち上がる水木
    よく見ると、立ち上がった時に水木の影が動いていない。分岐点となるシーンなので影は墓場鬼太郎を表しているのか?

  • 血桜で岩子に駆け寄るゲゲ郎
    少し前のシーンで血桜の木の根本全体が映る。その少し右下で動くゲゲ郎の姿が見えます。恐らく、倒れた水木が溺れないように移動させている。
    その後、高い位置にある木の幹(画面左上あたり)からゲゲ郎が下りて岩子に駆け寄ってます。ちゃんと水木を守っているところがわかるの最高。

  • 沙代さんに殺された龍賀一族
    今更ですが、時麿、丙江、庚子、乙米みんな左目を失ってますね。水木が「見えないものを見た」時も、左目でした。

【重要】感想を伝えたい・続編が観たい人へ

あまりにも良すぎたので、続編があるならば観たいです。

「東映に直接お便りやメッセージなどを届けることによって、今後何かあるかもしれない」とのことでしたので、ぜひ下記のお問い合わせへ気持ちを届けてみてください。

最後に一言

鬼太郎を知らなかった私でしたが、こんなにハマると思いませんでした。

そして、確認したくなって再び足を運びたくなる作品。とにかく映画館で観るべき最高な映画です。

公式サイトはこちら→映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」公式サイト

このブログを読んで少しでも共感していただけると嬉しいです。
他にも考察や聞いた情報など、コメントでお待ちしております。

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