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ラストチャレンジ!無一文福岡100kmマラソン(旅14日目)

8月11日!旅14日目!(北九州→福岡市)

この日は朝7時頃起きた。最後の挑戦に向けた旅を少し振り返ってた。やるしかねぇ。

午前中少しおさむちゃんの手伝いをして、昼の12時から配信。

この日の午前中は雨が降ってた。しかし、配信が終わった14時頃ちょうど雨があがった。






この旅は人にも恵まれてるが天候にも恵まれていた。

次の日には博多駅に着いておきたかったので、とりあえず博多駅を目指した。

行くしかねぇーーと思い進んだ。ひたすらに進み続ける。

元アメフト部でならした足も思ったより全然進まないし長い道のりかもしれないが、一歩ずつでも進むしかない。

本当に孤独な一人の戦い。

ママチャリ旅のときもそうだけど、一人の戦いになると弱い自分が出てくる。

休憩しようや、なんでまたバカやるか?チャリでゴールすればいいのに。などなど。

その弱い心を認めて、強い自分と戦わせる。今回は色んな人の想いを背負ってるから余計に強かった。

ただ、体の方は。。。チャリ旅の途中から過去に手術した左膝が痛くなってきていたが、
その左膝をかばっていたのか、左足の甲がズキンズキン痛んでくる。

ここで前日にかかずさんから頂いたソールを敷くと少しマシになった。

そんな中北九州市を超えて中間市に入ったのが、19時頃。

旅中どんどん西にきたけど、同じ19時と言っても明るい。

進み続けると、やはり左足の甲が痛くなってきてもはや歩きと同じ状態。

そして、20時頃配信のために止まって配信をつけると足はずっとプルプルいっていた。

配信が終わった後、足を動かそうとすると固まって動かない。

一旦止まった体はノーって言っていたが、気合いでイエスと言い続けて動かした。

左足を引きずりながら歩けていたが、深夜前には右足の甲も痛くなってくる。

両足の甲に左膝。もはや普通に歩くのさえしんどかった。

大学や社会人でアメフトをやっていた僕は人より痛みには慣れてるはずなのに、

本当に歩く度にビキンビキン激痛が走っていた。

そんな中深夜宮若市に入り、周辺は真っ暗。旅のリアルを届けようと思って配信をつけた。

この旅は暗闇との格闘で、旅の途中一緒に2日旅したゴリさんがビビるくらい真っ暗闇を走り抜けていた。チャリ乗りながらだと配信ができなかったので、リアルを届けるために配信をつけた。

(ポコチャのアーカイブに残ってるがこんな感じ)

そして、宮若市に入ると、山道の連続。

ママチャリと違って下りでは楽ができなくて、本当にモンパニ号が恋しくなった。

充電の関係で詳細なルートを調べれなくて最初に出たままのルートで行っていたため、

この山道には街灯も無いし、歩道も全く無い。そして、横はトラックが猛スピードでバンバン通る。

気づかれずにトラックに轢かれないようにした。

幸いにも、大阪でマリリンちゃんから反射剤つきのタスキがあったのでそれをかけて足を進める。(下の写真の感じ)

ただ、それでもトラックも気づくか分かんないので、後ろからライトが見えたら、少しでも気づいて轢かれないように立ち止まって振り返っていた。

そして、辺りを見渡すと聞いたことある名前が。。。

「犬鳴峠」

映画にもなった程の福岡で有名な心霊スポットだ。

マップさんよーとんでもない道を通してくれたなぁ。

歩道も無いので寝るどころから休まずに一晩中歩いていた。

真っ暗な山道から朝に近づいてくると徐々に明るくなり出し、明るさと共に暗闇の怖さという不安は消えていった。太陽の恵みに感謝。

朝5時頃辺りもだいぶ明るくなってくると、少し先に明るく光っている車が2台止まっている。

そうパトカーだ。滅多に人が歩かない道に人が歩いているため、トラックの運転手が通報したそうだ。

旅中の配信で
職質されなかったですか?
とよく聞かれたが一回も無く、この旅ではじめての職質。

事情を説明すると、気をつけて行って下さいとのことで大変お騒がせしました。

そんなこともありながら、進み続けると朝6時頃犬鳴ダムを過ぎ、犬鳴トンネルに入った。

この犬鳴トンネルは、歩道が本当に狭い。人ひとり分が通れるくらいの幅しか無くて、チャリだったら確実に通れない。

それもトンネルだから、横すれすれを車やトラックが通っていく。

マジで身の危険を感じまくりの犬鳴峠だった。

犬鳴トンネルをくぐり抜けると下りに入って、そこからは徐々に福岡市っぽい街並みが見えてきた。

下りきるところにあったファミリーマートの駐車場で休んでいると、気づいたら寝落ちしていた。

それもそうだ。朝8時頃ファミリーマートに着いて、昨日出発してから一睡もせずに行動していたから。

この日は弱い心と格闘しながら、足もガタがきて、本当に挑戦を後悔しまくりの一日であった。
それでも進み続けて徐々にゴールへと近づいていく。

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