知らない人んち#4考察


○1、真中きいろは、別人だった……ってことは誰?


幼少の頃のきいろの絵を改めて見てみると、真ん中の人物は青色の服を着ている。
黄色い服を着た人物は居ない。

真中きいろは、絵の真ん中にいる青い服を着た子供。

元々きいろが描いた時は黄色い服だったが、アクとキャンが当時の思い出を消すために上から緑色で塗り潰した結果、黄色と緑色が混ざって、青色になった。

また、真ん中が黄色いものといえば、道路の黄色い実線。
黄色い実線は、追い越すために外側にはみ出す事は禁止。
追い越さなければ多少のはみ出しは可能。

これは、アク、キャン、ジェミ、竹田が、自宅に来るきいろが絵を見たら、絵の黄色い服を着た子が自分である事に気づくきっかけになってしまうのでは?と思い、アクが急いで塗り潰したのと同時に、きいろへの「自分達の目算を追い越すな。上回るな」という意味が込められいる。

というのも、きいろは養護施設時代にアクとキャンが禁断の関係を持ってしまった時に出来てしまった子供だからである。

絵の中にある赤い服を着た子供がキャン、黒い服を着た子供がアク。

当時、目を離した自分に責任があると感じた竹田は、きいろが物心をついた頃を見計らって施設を閉館し、この事件が公にならないように、きいろを他所の家(堂島)の養子として放した。

○2、警察は、キャンが雇った偽モノだった。なぜ?

この家についての記憶が無い演技をしているとアク達から思われているきいろがこの養護施設での過去の出来事を警察に告発しようとしているのでは?と疑心に駆られた竹田とアクとキャンがニセの警察を雇い、きいろのリアクションを見るように仕掛けた。


○3、竹田先生はなぜ死んだ?本当に死んだ?

きいろは演技の可能性があると知らされた竹田が、自分が死んだというフェイクニュースを知らせたら、いったいどんなリアクションをするか様子を見るようキャン達に示唆した。きいろが狼狽すれば、演技だと確信出来る。


○4、アクはどこへ?
大人になった娘、きいろと酒が飲みたいとコンビニへビールを買いに行った。

○5、過去にここであった事件とは?(花瓶が割れた事と関係あるのか?)
アクとキャンの禁断の愛。現在の暗室で愛し合っているのを見てしまったジェミが水を入れ替える際に持っていた花瓶を落とした。その音に竹田が気づき、ジェミのもとへ駆けつけた。

○6、暗室には何が!? 

以前にも述べたが、暗室の罰印のテープは、きいろの絵に描かれた赤のキャンと、黒のアクの服の色で罰印が施されている。
幼少期に、この部屋にあるベッドで、アクとキャンが禁じられた遊びをしてしまった。
そしてきいろが産まれたが、竹田は、この先、そういう事態が起きないように、大好きなカジノのルーレットに掛けて、黒と赤が交わる事が無い=0という意味で赤黒の罰テープを貼り、以来硬く施錠している。

部屋の前に置いてあるウサギの人形は、rabbit=LOVE bitという造語で、「禁断の愛が0になるように」という戒めを込めて置いている。

・杖、犬のケージ

杖=養護施設を運営する際に色々と世話になった地元の有力者が置いていった。

犬のケージ=気性の荒かった幼少期のアクをお昼寝や就寝時に閉じ込める時に使っていた。

・伊藤修子さんは、竹田の大学時代の旧友で、助産師さん。キャンがきいろを産む時に竹田が外部に漏れないように養護施設に呼び、出産を手伝った。

help!