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結婚相談所の地域格差はえげつない


関西での婚活

少し前まで結婚相談所はどこも男性のほうが少なく、どこも女性が大変だったらしいです。
(私が婚活する前の話なので調べた限り、ですが…)
ただコロナ禍以降どこの結婚相談所も男性比率がじょじょに上がっており、
男性目線だと同世代の女性すらなかなかお見合いができない!
といった声もあがっているようです。

ただ、私含め関西で婚活している男性からすると
「(仮交際以降はともかく)お見合いは全然組めるんだけど…」
といった感想を持ってらっしゃるのではないでしょうか?
婚活ではジム程度の強さしかない私ですら、実際同世代しかお見合いが組めない!みたいなことになったことはありません。
(といっても、せいぜいお見合い成立確立は平均ぐらいですが…)
これ視点を女性からにした場合
「同世代とすらなかなかお見合いが組めない!」
といった地獄になっています。
そりゃそうですよね、男性目線年下と組めるなら同世代はどうしても優先度が下がります。
なぜこんなことになっているのか?男性増えてるんちゃうんかと。
そこは結婚相談所の(いつもの)男女差別と、関西経済に問題があります。

地域別の結婚相談所の男女比

まずは本当に関西は女性に厳しいのか?データを見てみましょう。

このサイトに2023年12月度の地域別の男女比が記載されています。
関西の男女比がえげつないことになっています。
グラフから詳細な数字はわかりませんが男性約7500人、女性が約10500人ぐらいでしょうか?
なんと女性が3000人も多い!男女比脅威の約3:4!
うん、そりゃ女性つらいわ…

関西の男女比と世代別

すでに関西の男女比から女性が厳しいということはわかったと思います。
ですが、ここからが本当の地獄です。

2023年2月のデータではあるのですが、関西の世代別男女比が記載されています。
男性が一番重視する、年齢だけで男女の組み合わせていくと
なんと女性の40歳~45歳の途中で男性が0になります。
男性が結婚で子供を希望することが多い、アラフォー(45歳以下)
までの人数がカウントした場合
女性の35歳~39歳には300人ぐらいしか割り振られません。
いや調べた私自信がびびるほど、恐ろしい状態です。

なぜ関西はこんなに(女性目線)地獄なのか

他地域も同じならまだわかりますが、なぜ関西だけこんなことになってるのか。これは関西の経済を見ればわかります。

都道府県別の性別ごとの年収の中央値と平均値の一覧が記載されています。
傾向として関東や関西のより地方のほうが平均年収は高い傾向です。
ところが、中央値は関西と地方でほとんど大差ありません。
これはどういうことかというと、
年収が飛びぬけて高い人が多い分、低い人も多い
ということです。
関西は昔から中小企業が多く、収入格差が大きい傾向にあったと聞きますが、それは現代もかわっていないようです。

話はこれだけではありません。

都道府県の正社員率が上記に記載されていますが、
関西は正社員が少ない!
非正規雇用が多く、正社員も年収が低い人が多い、それが関西です。

過去に何回も書いたことですが
収入が低い男性は結婚相談所で婚活はできません。
これが、関西の婚活とあまりにも、あまりにも相性が悪すぎるのです。

他地域について(聞いた限りの話)

関東も年収格差がある関係か男性のほうがやや少ないが、
そもそものベース年収が高いので関西よりはマシのようです。
中部は関西の真逆で年収の平均と中央値の差が小さく、
さらにベース年収も関西と同程度のため、婚活できない男性が少なく、
その結果かなりの男性が不利な状態になっています。
それ以外の地方部は基本的に男性の数のが多いのですが、
そもそも人数が多くなくて男女とも大変という話は聞きます。

関西中部関東以外の地方で唯一の例外は九州
ここは関西とはまた違った意味で女性は地獄です。
女性のほうがやや多いというのがありますが、それ以上に
九州は未だに男尊女卑がとんでもなく残っている!
ほんまか?と私も思いますが、九州の友人曰く
「新年の集まりで女性は座って食事なんてありえない」
とかとんでもないことを言っていました。
どうも婚活でも傾向は同じなようで婚活女性が絶望している、といった記事をちょくちょく見ます。
(個人的には未だに眉唾ではあるんですが…どうなんですかね?)

結論

関西女子、生きろ。
九州女子、生きろ。

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