内容だけじゃない!? ○○○を変えれば上がる!雑談力 Part2

仕事でも、プライベートでも
役立つ情報をお届けするRADIO GLAM。

今回も前回に続き、テーマは雑談力。
中でも、雑談力を高める表現力についてお届けします!

みなさん、周りにこんな人、いませんか?
・話している内容は普通なのに、なぜか周りを惹きつけられる人
・特におもしろい話や中身のある話をしていないのに、なぜか面白い人

実は、雑談力の高さは話している内容ではなく、その表現力に大きく影響されます。
今回ご紹介する表現力の高め方を
毎日少しずつでも意識すれば
雑談力は大きく向上していきます。

なのでぜひ、取り入れてみてくださいね!


この動画は、過去にGLAMセミナーで行われた内容を、YouTube用に再編集したものです。


前回は、
これからの時代において、コミュニケーション能力と、さらにその中の1つである雑談力を磨くことが重要であると、お伝えいたしました。

いざ、雑談力を磨こうと思ったときに、
なにを話せばいいのか
話題のネタ探しを考えた方、
多いのではないでしょうか。

それももちろん重要ですので、後の動画でお伝えしていくのですが、
まずはそれよりも重要なポイントがあります。

それが、”話し方”や”仕草・見た目”を磨くことなんです!

皆さん、”メラビアンの法則”って聞いたことありませんか?
メラビアンの法則は、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した”非言語コミュニケーション”の重要性を、説いた法則です。

メラビアン氏は、
話している内容、顔の表情やトーンに矛盾するやり取りがあったとき、どの情報をもっとも参考にしたかを計測する実験をしました。

たとえば、好意的な内容を口では言っているのに、嫌悪の表情を浮かべている…というようなやりとりです。

その結果、話し方などの聴覚情報が38%、
見た目や表情などの視覚情報が55%、
言語情報つまり、話の内容はたったの7%しか参考にされていませんでした。

この結果何がわかるかというと、
“話の内容”よりも、
”どんな見た目、どんな表情の自分”が、
”どんな話し方で話すか”が重要であるということなんです。

極端なことをいうと、
話の内容は全く意味不明でも、
視覚や聴覚で伝えられる情報がポジティブなら大丈夫ということ。

話の内容は7%しか参考にされないため、
一生懸命ネタを集めて内容を濃くしようと思う前に、まずは表現力を磨きましょう!

では、その表現力、どのように磨けば良いのでしょうか。
次に、ポジティブな表現とは何なのか?について解説していきたいと思います!

表現力を磨くポイントは大きく3つ。
・メロディー
・アクセント
・リズム です。

この3つを意識すると、表現力は大きく変わっていきます。

例えば会話の中で、「寝坊したの」って言われたときに、質問されたのか、自分の話をしているのか理解しづらいときないですか?

これだと、伝えたいことが伝わりませんし、

何を言っているかわからない人 = コミュニケーションがとり辛い人 として認識されてしまいます。

そこで最低限意識するのが、メロディー、アクセント、リズムの三つなんです。
メロディーとは、言葉や文章の言い方の、上げ下げや発音。
アクセントとは、言葉や文章の強弱。
リズムとは、言葉や文章をどんなリズム、テンポ感で言うかということ。

まず極端な例えですが、「あ」という一文字だけでも、
「あ~」(残念そうに)と言うのか、
「あー!」(何かを発見したように)と言うのかでは、そこから察する感情や意味合いは大きく違いますよね。

また、こちらの例ではどうでしょうか?
(弱そうに)「無理かもしれませんが、頑張ります」というのと、
(自信気に)「無理かもしれませんが、頑張ります」という2つの表現


自信がありそう、なさそうに聴こえるのはもちろん、
前者の方は、「[正直]無理かもしれませんが、頑張ります…」と聴こえますが、
後者は、「[普通は]無理かもしれませんが、[私は]頑張ります…」との隠れた主語・修飾語をふまえて聞こえてきたりもしませんか?

このように、同じ言葉を言ってはいるのに、伝わる内容や意味は大きく変わってきますよね。
だからこそ、表現力は大切であり、ネガティブではなく、ポジティブな表現が大切なのです。

元気ない人より、元気がある人、
自信なさそうな人より、自信ありそうな人、
つまらなそうな人より、楽しそうな人の方が、一緒にいたいと思いますよね?

雑談力は、話している内容の面白さではなく、
”話し方の表現”でまずは高められるものなのです!

話した結果、
相手に持ってほしい感情や状態を明確にし、
その上でどんな表現をすればそうなるのかを、
きちんと考えましょう!


それでは、本日のまとめです。
①“話の内容”よりも、”どんな見た目、どんな表情の自分”が、”どんな話し方で話すかが重要であるということ。

②話し方は、メロディー、アクセント、リズムに気を付け、
ポジティブな表現をすること、でした。

今回の内容を意識するだけでも、雑談の充実度は大きく変わってくると思うので、
ぜひ、仕事やプライベートで意識してみてください。

最後までご視聴いただき有難うございました!
それでは、また次回の動画でお会いしましょう。

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