閉じこめたい

年末の終電間際、大阪市を横切る3車線の道路に、車は一台もいませんでした。静まった都会は不気味だし、優しさの名残がシュワシュワと蒸発しています。ゆく宛のないため息は、巨大な物流倉庫へと運ばれてゆきました。そこで機械によりアマゾンのダンボールに詰められ、ウクライナへと旅立ちました。僕たちは人間です。最近3日に一回は確認します。確認が大事です。僕たちの思考や感情を、科学的知見から何かの信号だとかなんとかくだらない見解を述べる奴がいますが、説明できないから心は見えないし、間違ったり裏切ったりします。僕はいつまでも一人だし、君もいつまでも人間です。君が人間で嬉しい。もっと尊い存在だったんです。鳴り止まないギターポップを僕たちに。崇高なジョークを遅延してる電車の窓に。2023年は好きなもんたくさん食べたい

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