なぜ、サロンでネイルをするのか?

ジェルネイルを数ヶ月続けているのだが、継続する理由をうまく見つけられずにいる。

始めたきっかけは、誕生日記念だった。
当日は資格試験の本番で、日中は受験で拘束されてしまうのでせめて何かご褒美的なものが欲しいと思いサロンを予約したのだ。

その後、何となく伸びてきたなと思ったら予約して付け替えている。イベントが続いていたという点もあるし、いいなと思うデザインがまだあったというのもそうかもしれない。

しかし、最近のコスト見直し計画に合わせて、他のものと同じようにネイルのコストも再検討しているのだ。

費用面、デザイン面での比較

価格については、セルフネイルの比ではない。
粘れば4週間ごとの交換でできるが、叶うことなら3週間で交換したい。
それでも伸びてきた自爪はあまり見目好いものでもない。
同じ金額をセルフネイルに投入したら、何種類のポリッシュが買えるだろうか。パーツも揃えたい放題だ。しかも、どれれもおそらく1回で使い切るなんてことはない。

デザイン面では、サロンに行くにこしたことはない。
厚みがあって、つるつるピカピカ。セルフネイルのようにだんだんハゲてくることもないし、メンテは滅多なことがない限りしなくて良い。
言い方を変えると3週間放置していても綺麗なのだ。

見えてくる自爪以外は。

上記で考えると、デザインが価格に見合っていると感じることができ、費用が自身の支出に差し支えないのであれば、継続も良しということになる。

しかし、本当にこれだけだろうか。

もうひとつの要因

3週間限定のデザインに支払うには価格は決して安いとは言えないと感じている。ジェルネイルは娯楽に近く、極論、自爪でも良いのだ。何もしなければ出ていかないコストであることを考えると、判断は難しい。爪に何かしらのことを施すという前提で考える必要がある。

キラキラした手元を見ると気分が上がり、モチベーションが上がるという話にも納得がいく。しかし、私の場合は「最初の1週間は」である。
それ以降の私のハッピー曲線は緩やかな右肩下がりなのだ。
微妙に伸びてきた爪はどうも中途半端で、印象が良いかはいささか疑問だと、自身の手を見ていて思う。ネイル事情がわかっている人にとっては、伸びているネイルなど「あるある」なのだろうが、セルフ派や自爪派の人にとっては、なぜメンテをしないのかと思うところであろう。

ここで、重大なことに気がつく。

「では、セルフで伸びる前にこまめにメンテをできるか?」ということである。伸びてきた自爪が気になり始めるのは、私の場合だいたい1週間後からだ。では毎週末、せっせとネイルをオフして塗り直し、乾くまでの時間をぼーっと過ごすというルーティンを趣味として積極的にできるだろうか?
技術がないので思うようにならず、イライラに繋がることもあり得る。
答えはNOだ。私の場合に限るが、面倒になってハゲるに任せて2、3週間はそのままにするのが関の山なのである。

ネイルサロンに通うメリット

ここから見えてくるサロンのメリットは、「ルーティン化しやすい」ということになる。
・通うペースは3週間もしくは4週間で固定
・時間帯はサロンの営業時間に合わせる
・3週間〜4週間は目立ったトラブルがない限りメンテの必要がない

といった感じで、セルフに比べて日時が限定的で「いつでもできる」という実は一番腰が重くなる条件を外的要因によって避けることができる。
しかも、サイクルがセルフで達成できる期間よりも長い。(さすがに毎週サロン通いは現実的ではないので選択肢に入らない。)

これは私にとって、かなりメリットとして大きい。
まめな性格であれば、セルフが最も経済的で良い状態を継続することができるベストな選択肢なのである。しかし、私のようなものぐさはそこまでのことをすることができない。
つまり、私にとってサロンでネイルをしてもらうというのは、ものぐさの私が最も楽に習慣化できる手段なのである。

このことは、何か他のことでも言えそうだ。

今考えているのは、ここまで。

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