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大事なことは「まずやってみる」こと


「まず、やってみる」

ある起業家の方から聞いた言葉です。

いい言葉だと思いました。

ビジネスは不確定要素が多い分、新規事業や新規投資など、実行前にどれだけ成功確度を高められるか、

勝つ戦略を構築できるかが重要になり喧々諤々の議論を繰り返すのですが、実はほとんどの事はやってみないと分からないんですよね。

こいう言うと身もふたもない話になってしまいますが。。。。。

なので、「まず、やってみる」ことが大切。

ただ、「思い立ったら即行動!」という事では無く、周到な準備をすることももちろん重要です。

私たちも致命的な失敗はできないですからね。

ただ、現在から未来を視とおすことには限界があります。

未来に近づく唯一にして確実な方法は、「まず、やってみる」ことだと感じています。

自分が考えていた通りに事が運ぶことなどなく、予想が外れることも多いです。

逆に良い意味で予想が外れ、そこから光明が見えてくることも沢山あります。現代はスピードが重要な付加価値であるため、何事も早いことが奨励されます。

ただ、ここでのスピードはある作業を早く始めて早く終わるというイメージではなく、誰もやっていなかったことを誰よりも早く始めるという意味で捉えています。

そして、「まず、やってみる」の結果から、どれだけ学べるかが優劣を決するのだと感じます。

出てきた結果から、上手くいかない原因を探り対策をたてる。

そこから新しい実行プランをスピーディーに展開していくことが重要だと思います。

これを「ピボット」と言います。

「ピボット」(pivot)とは、本来「回転軸」を意味する英語で、転じて近年は企業経営における「方向転換」や「路線変更」を表す用語としてもよく使われます。

由来はバスケットボール選手がボールを持ちながら、軸足でない方の足を小刻み動かし、進行方向を探る動きからきています。

個人も組織も本質は全て同じです。

「まず、やってみる」

そして、そこから学び、再びトライすることの繰り返しです。

多くのトライを積み重ねた者が結果として多くを学び、多くの成果を上げていくのは必然なのかもしれません。

また、企業にとっても、失敗の経験をいかに組織にノウハウとして蓄積できるかが組織学習での重要なキーのようにも思います。

ただ、人は知らず知らずの内に、現在の自分の知識や経験の中だけで仕事をしようとします。

仕事に慣れてある程度一人でこなすことが出来るようになると、誰もが掛かる麻疹(はしか)のようなものです。

経験は仕事をスピーディーに進める上では貴重な力になりますが、思考の段階では邪魔になる場合もあります。

そして自分の知識や経験の外にある物事に対してついつい否定的になりがちです。

ユニクロを展開するFRの柳井会長は、「早く失敗して 早く考えて 早く修正しろ」、それ以外に成功する方法(上手くいくやり方)はないと喝破しています。

これは高速でPDCAサイクルを回そう!という意味ですが、要は「まず、やってみよう!」ということだと認識しています。

多くの挑戦を実行し、そこからの失敗をノウハウとして共有し、さらなる挑戦を繰り返すことは「言うは易く行うは難し」の典型ですが、

何とか組織風土にできるようリーダーシップを発揮していこうと思います。

ではでは。




こんにちは。最後までお読み頂きましてありがとうございます。このnoteは僕のつたない経営や、インナーブランディングを行う中でのつまづきや失敗からの学びです。少しでも何か皆様のお役に立てたら嬉しいです。サポートはより良い会社づくりのための社員に配るお菓子代に使わせていただきます!