駄文:続・これからの栄養摂取について考える

注意
この記事は駄文です。ソースの提示や適切な文体なんて一切知りません。この記事を真に受けるのはやめましょう。
あと、VR領域にそれなりに触れます。360時間VR体験実験の記事を読んでいると読みやすいかもしれません。読んでない人は読まなくて大丈夫です。長いので。


まえがき
駄文を書いてから1年以上、生活は大きく変容していった!めんどくささを無限に回避して、手に入れた結論とは!?

ョョョねこ Advent Calendar 2021 20日目(大遅刻)の記事です。なお、ョョョねこ要素はありません。

弱点を回避するために

前回の記事ではこう書きました。

全てがいいことづくしに見える完全食。ただ、現状明確な弱点があります。

高い。

これだけ。1食300~400円くらいが相場です。ただ、この1食という単位はかなり控え目な量での1食です。よって、1日2000円ベースで考えるといい感じです。高い。VR空間を快適にするために現実で労働をしなくてはならぬ。頑張りましょう。

ところで、完全食を自作するWikiというサイトがありまして、このレシピ通りに作ることで完全食を自作することができます。COMPの前身でもあります。自作ならそこまで高くないです。サイト通りに作って、480円/日。

画像があまり綺麗ではない注意。遅いか。

というわけで作りました。怠惰PFJです。怠惰でも大丈夫なように、材料の配合量を若干変更しているのと、身長に合わせて1日あたりの摂取カロリー量を増加させています。どうせ飲み忘れるし無問題。


怠惰PFJ Ver5.1(GlinT ver.)

PFJをまとめて作る際に便利な表。基本的に7日or14日分まとめて作ります。

この表はPFJ ver.5.0を作る際に必要な材料をまとめたものです。実際は更にビタミン剤2種(ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル1.5粒/日、ネイチャーメイド ベータカロテン2粒/日)が追加されます。

で、ここからが怠惰改変。細かい計量は怠惰なのでめんどくさいです(ここをめんどくさがると不完全になるといえばなるのですが)。私は以下のように改変しています。

・上新粉の計量を大体で行う。具体的には2772g/7d→2750~2800g/7dに。袋がデカくて重いので、そもそも厳密な量を入れるのが難しい。
・きな粉を994g/7d→1000g/7dに。きな粉は1kg袋単位で購入しているので、1袋(1kg)/7dで計量を省く。
・大豆レシチンを63g/7d→62.5g/7dに。大豆レシチンは250g袋単位で購入しているので、ちょうど4回で使い切るように。
・制作過程で規定数量のネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラルをミルミキサーで砕いて粉末にして粉に混ぜる。わざわざ錠剤を飲むのがめんどくさいため。ネイチャーメイド ベータカロテンも混ぜていた時期があったが、そちらは砕いた際のにおいが強かったため、やめました。ちなみに、サッカリンもミルミキサーで砕いています。
・1日当たりの粉末量を558.2g→600gへ。だいたい2850kcalくらいになります。摂取カロリー量の増加と軽量の平易化ができて一石二鳥。
・怠惰関係ないけど、サッカリンは倍量で運用しています。一応、1.4g/7d=倍量サッカリン=真昆布粉=1/2キサンタンガムで、覚えやすい。

肝心の価格は以下(GlinT版でない、通常の価格です)。

食塩は「どのご家庭にもある」ということで省いています。計算も怠惰か?

1日あたり320円を切りました。上新粉ときな粉をまとめ買いで買い込んだのが大きいですね。メインのランニングコストが上新粉、きな粉、大豆レシチン、難消化性デキストリン、そして食用油になります。他はまとめ買いしておくとあんまり切れることはない感じです。なんならキサンタンガムと真昆布粉はまだ一度も切らしてません。


試してみた感想としては、サイトにもありましたがきな粉餅っぽい味がします。冷めてるきな粉餅。別にまずいわけではないし、通常の食事も交えつつ10か月ほど飲んでいましたが、別に飽きるとかはありませんでした、というか飽きるという感情が生まれる対象にならないという感じでした。
健康面も特に問題はなく、強いて言うなら便通はメチャクチャに安定しました。食物繊維(難消化性デキストリン)入れてますからね。

VRHMDを付けたまま飲むのも結構な回数やりました。飲むための容器の形状にだけ気を付ければ飲みにくいなんてこともありませんでした。まぁ、最終的には1回分ずつ移すのもめんどくさくなって、3回分中最後の1回分とかは2L給水筒から直接飲むことがほとんどでしたが。


怠惰PFJと生活の変化

怠惰PFJを飲み始めてから、1つ決定的に変わったことがあります。時間が増えました。一般的な食事の場合、調理時間、食事時間、片付けの時間が必要です。対して怠惰PFJの場合、調理時間は数週間に一度30分以内程度と、1日に3分くらい。食事時間は作業しながら片手間で摂れるのでほぼ0、片付けの時間も1分程度です。早すぎ。

生活の変化とは書きましたが、正直これくらいのもので、そこまで何かが劇的に変わるとかではありませんでした。ただ、とにかく自由に使える時間がめちゃくちゃ増える。これがえらい。

怠惰PFJ自体甘めにしてあるのでジュース的な利用もできて、例えばパーティクルライブ見ながら作品と作品の間でジュース感覚で怠惰PFJ飲みながら、なんて楽しみ方とかもできました。

副作用(?)として、これまでもめんどくさかった洗い物がめちゃくちゃ死ぬほどめんどくさくなりました。内容物は水に溶かして作っているので基本的には(怠惰なこともあり)水洗い+スポンジで擦る感じで済ませているのですが、めんどくさがると逆に乾燥して汚れが取れなくなるので、しっかり洗うことになってもっとめんどくさくなります。大変。

強いていうなら、これまで以上に冷蔵庫の中はすっからかんになりました。お茶と怠惰PFJと、ビタミン剤が冷えています。


市販完全食を試しました

怠惰PFJだけではなく、市販完全食も試しました。キャンペーンに当たったり親から送られてきたりで、運よく色々体験する機会に恵まれました。

・COMP
PFJの最終進化形。PFJより圧倒的に水に溶けやすい。飲み口も滑らかで、より一般人向け。フレーバーで味変するのもよかった。液体そのままのタイプもあるが、個人的には粉末を溶かすタイプの方が味的に好きだった。液体そのままのタイプは、手軽さに関してこれ以上のものは存在しえないレベル。

・BASE BREAD
私が試した中では最も一般人向けな、パン型完全食。普通のパンよりやや固めで粘り(?)が強く、しっかり噛むことが必要。液体タイプの完全食よりもしっかりお腹にたまる感覚がある。様々な味が展開されていて、カレー味とかは結構面白かった。メープル味が好きです。温めて食べるのが良さげ。

・BALANCER
ここまでの完全食は「それ単体で必要な全ての栄養を摂取できる」ものだったが、BALANCERは「普段の食事に加えることで栄養を整える」もので、方向性が違う。通常の食事とハイブリッドとすることで、栄養バランスの心配を大きく減らせる。味はあんまり印象に残らなかった。少なくともまずくはない。

市販完全食は、流石市販品というだけあって品質が安定しています。信頼感もある。PFJや怠惰PFJなどは初期コストという面ではやや高めというか、小ロットほどコストが高くなってしまうので、まずは上記や前回の記事のような市販完全食を試して、自らに完全食適性があるかどうかを試しておくとよいです。TwitterでBASE BREADが口に合わなかった人とか見ましたし。


以上、これからの栄養摂取は何も考えないこそ正義の時代ということで、実際にやってみたという記事でした。
最後に書くのもアレなのですが、食事を全て完全食に置き換える必要はなくて、一部の食事(例えば朝食)を完全食に置き換えて、他は普通に食事をするというような、ハイブリッドでやっていくのが現状の落としどころとして良いのではないでしょうか。

肉体をできるだけ早く捨てたい一般的な仮想空間の住民各位においては、完全食を活用して肉体維持のコストを下げることをお勧めしたい所存です。いつかはノーコストにしような。

まぁでも、たまには普通においしいもの食べましょうね。おいしいものを食べる幸せを忘れない方が、何かと便利だと思うので。
人間の体は1回2回の偏った食事程度で壊れるほど脆くありません。流石に常に偏っていると壊れますが。

食事、もしくは栄養摂取は、肉体ある限り永遠の課題です。

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