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序章

 我々glitchは、写真とは何かという問いに対する一定の答えを得るために始められたコレクティヴです。
 その方法は、"写真とは?"に射程を持つと思われる作品、つまり写真そのものについて見せられていると感じる作品を対象にし、その作品から写真そのものについて現れているものを探し出し、これを集めます。言い換えれば、"写真とは…"に続く言葉を対象となる作品から発見し、得て行きます。この言葉が我々のもとに蓄積された時、我々は写真とは?に対する答え、或いは応えを得ていると想像し、この活動を始めていくものです。
"写真とは…"に続く言葉をを得るために、我々は書く事と話す事でこれにあたっていきます。
 書く事では、対象となった作品についてメンバーそれぞれが論考をここに書き記し、先ず各々でその作品への自身の理解を把握します。その時、論考の物差しとするのは完全に一致したものではなく、ある種バラバラのものを用いて行います。それは、それぞれが制作と発表の中で撮り手として得てきた、感覚的な部分のことです。
 この把握を経て、対象となった作品の作者を交えて、その作品が写真についての何を表しているのかを、話す事で模索します。それによって、"写真とは…"に続く言葉を結論として導きます。この話す場でも書く事と同様の尺度を用いて、展開していきます
 ここnoteでは書くことを展開していくものとします。


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