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SDGsに積極的な企業 小川珈琲株式会社 Part.4

ORGANIC JAS
有機JAS認証コーヒー
環境にやさしい有機栽培の促進

私たち、日本青年会議所 近畿地区 京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会では2021年の一年間で、より地域にSDGsを浸透させることを目指します。
 今回は、SDGsに積極的な企業である【小川珈琲株式会社】さんの取組3回目の紹介として、活動の中の一つ 有機栽培・オランウータンコーヒーをご紹介します。

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有機コーヒーは、化学的に合成された農薬や肥料、遺伝子組換えなどに頼らず、自然の力を精一杯活かして育てられています。土壌など環境への負担が軽減されるだけでなく、薬品による健康への影響が少ないので、農園で働く生産者にもやさしい農業の方法です。ルールに基づいてきちんと生産されているかどうか、農園や製造工場などで登録認証機関による検査が毎年行われています。こうして厳しい基準をクリアした食品だけに「有機JASマーク」の表示が認められています。小川珈琲では2001年に京都工場で有機JAS認証を取得。美味しいコーヒーを皆様にお届けするために、有機コーヒーの販売を通して、持続可能なコーヒー栽培の環境づくりにも取り組んでいます。


有機JAS認証について詳しく知りたい方は、
こちらをご覧ください。
農林水産省 有機食品の検査認証制度

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ORANG UTAN
COFFEE
オランウータンコーヒー

コーヒーのプロとつくる
「森の人」とヒトのコーヒー

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アジアで最大規模の低地熱帯雨林を有し、世界で最も生物多様性を持つ国と
いわれているインドネシア。しかし、森林火災や違法伐採などによって年々、熱帯雨林が減少。それに伴い熱帯雨林を住処とするスマトラオランウータン・タパヌリオランウータンの数も減少し、今や絶滅危惧種に指定されています。そんな危機的状況を救うべく、オランウータンの保全活動(S.O.C.P=Sumatran Orangutan Conservation Programme)を行っているのが、非営利団体「PanEco(パン エコ)」。熱帯雨林を必要とするオランウータンを守ることは、生物の多様性を守ることにもつながる。そんな考えのもと活動を続ける彼らに共感し、世界的に有名なロースター、バリスタ、カッパー、コーヒーマシンメーカーといったプロフェッショナルたちが賛同し、本プロジェクトはスタートしました。

オランウータンコーヒープロジェクトの目的は、多くの人々を魅了する高品質なコーヒーの生産を通して、オランウータンが生息する自然環境の保護や、現地のコーヒー生産者の生活を豊かにしていくこと。同プロジェクトでは生産地の環境整備をサポートするだけでなく、保護活動団体「PanEco」と生産者に生豆の売り上げから寄付を行い、還元することでオランウータンと環境を守る活動を支援しています。こうした特徴を持つオランウータンコーヒーの生産地は、スマトラ島のアチェ州ガヨ地区。ガヨマウンテン、マンデリン、トラジャなど特定銘柄の生産地としても知られる場所です。オランウータンプロジェクトでは、その活動の一環として現地に抽出器具などの設備を備えた「オランウータンコーヒーラボ」も開設。栽培から最適な抽出までを検証することで、生産者とともにコーヒーの品質向上にも尽力しています。

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小川珈琲では、2017年にアジアで初めてオランウータンコーヒーの発売をスタート。「インドネシア スマトラ オランウータンコーヒー」の名で、「一杯のコーヒーからできること」をかたちにすることにしました。オランウータン、コーヒー生産者、コーヒーを愛する人たち、そして何よりも地球のために。オランウータンコーヒーには、たくさんの人のそんな思いが詰まっています。

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公益社団法人日本青年会議所近畿地区                 京都ブロック協議会グローバル人財育成委員会



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