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すみVSウガンダシリーズ

すみVSウガンダシリーズ

これから不定期ではあるが、すみVSウガンダシリーズを始めてみようと思う。長いが、気合い入れて読んで欲しい。

すみVSウガンダぼったくり商人


基本、ウガンダ人は、ぼったくり商法を用いてくる。例えるなら、そう。原宿の黒人スタイル。

ウガンダ人 「hey!Myブザー」

すみも負けじと答える。

「hey!Myシスター!元気⁇」

大概はこれでこちらのペースにハマる。

「ニーハホ、ニーハホ?」
たまにくるこーいう相手にはこう答える。

「アイム ジャパーニーズ 。知ってる?ここの車は全部日本製だろ? TOYOTA、SUZUKI MITSUBISHIとかさ〜」
すると、向こうから自然と色んな質問が飛んでくる。
彼らにとって“日本人”は珍しい生き物で、興味深々なのだ。

そこで大事なのは、すぐに値切り交渉を始めないこと。最初はとりあえず、相手や品ものを褒め雑談から入る。

「その洋服いいね。日本にはないよ!なんかカッコいいね〜。」
こんな感じで言えばOK。

その中で、日本人だと言うと、なぜかよく聞かれたのがこれ。

「君ヤクーザ?ドラゴンの刺繍とかあるか見せてよ⁇」

(山口組分裂のタイムリーに話題を、彼らが知るはずもないのになぜ?)

そんなことを考えながらも話かけてくる相手には、丁寧に対応しながらやっと、靴の専門店へ。(サッカーをする為のスパイク探し)

良さそうなお店を見つけいざ勝負。

ウガンダ人「heyMyブザー」

すみ 「heyMyシスター」

ウガン 「hey〜!日本人?カガワ、吉田マヨ!!カモン、カモン、」

すみ 「yap!日本人だよ!香川友達だよ!」
(勿論、そんな訳ない)

ウガン 「WOW!!!マジかよ」

そんな感じで第1ラウンドは圧勝。

次は第2ラウンド。

ウガン「 靴のサイズは??これなんかどう?」

言われるがままに試着する。

うん。悪くない。ピッタリだ。

すみ 「いくら?」

ウガンダ 「80000シルだよ」

ん?ってことは…2500円位か。

すみ 「高い!!!」

ウガンダ 「NO!グットプライスだよ」

このようなやりとりを何度か続け、60000シルまで下げたがその後、平行線をたどり、一旦店を後に。

すみ 「後でまた来ます。」

第2ラウンドは完敗…。

ここで妥協していいのか。ウガンダ生活はまだ始まったばかりだぞ!
そういい聞かせ、自分自身を振るい立たせながら再び同じ店の前へ。

よし。行こう。

ウガンダ「hey戻って来たのか〜」

すみ 「勿論だろ〜!」

雑談も一通り終え、局面はいよいよ最終ラウンドへ。

すみ 「さっきの靴もう1回履いてもいい?」

うん。悪くない。やっぱりピッタリだ。

すみ 「これいくらだっけ?6000シル?」

ウガンダ 「NO WAY!!!60000シルだよ。」

どうやら桁を言い間違えたらしい。

すみ 「 well…。」
(このまま6000シルで押し通すか、いや流石に無理か…)

そんなことを考えてると、一緒に来ていた日本人が救いの手を差し伸べてくれた

「彼はまだ学生なんです。このお金あれば、チャパティーが20個は食べられるじゃん!!」

★チャパティーとは、ウガンダで最も手軽な郷土料理である。

すると仲間とウガンダ語で話し始めた。

ウガンダ「友達だから45000シルでいいよ」

???ってことは…1200円位か。安っすすす!!!

「OK!サンキューベリーマッチ」

これにて交渉成立。記念に写真を撮り、次回はボールを買いに来ると約束し、その場を後に。
交渉終了。

その後、色んな人に確認すると、やっぱり定価は65000シルくらいらしい…。本当に安いじゃん。

次はボールを買いに行かなきゃ。

そんなこんなで
すみVSウガンダ#1
悪徳商法編は辛くも勝利するのであった…。

次回はどんなVSが待ち受けてるのか。乞うご期待。

END

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