住岡尚紀

グローバル×ローカル×○○を模索してます。 ・離島生まれ ・国連ユースボランティア …

住岡尚紀

グローバル×ローカル×○○を模索してます。 ・離島生まれ ・国連ユースボランティア ・内閣府世界青年の船 ・Uターン島暮らし

マガジン

最近の記事

わたし、離島(喜界島)から離島(海士町)にプチ移住しました!!

2022年4月より島根県隠岐島前海士町にプチ移住がスタートしました。 簡単な経歴はこちらです↓↓ 1995年喜界島生まれ。 2014鹿児島県立喜界高校を卒業後、明治学院大学に入学。 2015年国連ユースボランティアでウガンダ共和国のUNDPに派遣。 2016年内閣府次世代グローバル事業世界青年の船に参加。 2017年休学し放浪の旅 2019年ワタナベエンターテイメントカレッジで演劇を学ぶ 2021年喜界島へUターン就職 2022年島根県隠岐島前海士町へ 喜

    • 文化を守る、伝える、創る

      2021年喜界島うるまエイサー踊り納め。 琉球文化ではありながら、喜界島にエイサーがやってきたのは30年前くらい。そこから人は変われど、「喜界島うるまエイサー」として踊り継がれてきました。 文化の保全、継承。そして創造。今あるモノを変容し新しい文化を創っていく。これからの島の未来に残していくために。

      • 人々が生活を営んできた古い時間を内に抱えたまま、一緒に成長し、積み上げて行く儚さ。 これが古き良き木造家屋の醍醐味です。

        • 喜界島の多様性を生み出すサンゴの地形

          ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 令和4年度からスタートする「サンゴ留学」について説明していきます! 喜界島はサンゴ礁がそのままの形で陸になった島です。日本で唯一のサンゴ研究に特化した喜界島サンゴ礁科学研究所があります。 サンゴ留学とは高校に通いながら喜界島サンゴ礁科学研究所で研究をする制度です! 令和4年度に高校に入学する「サンゴ留学1期生」を募集中です! 「サンゴ留学」の詳細については、喜界町役場ホームページをご覧ください! http:

        わたし、離島(喜界島)から離島(海士町)にプチ移住しました!!

        • 文化を守る、伝える、創る

        • 人々が生活を営んできた古い時間を内に抱えたまま、一緒に成長し、積み上げて行く儚さ。 これが古き良き木造家屋の醍醐味です。

        • 喜界島の多様性を生み出すサンゴの地形

        マガジン

        • 喜界島から世界へ
          0本

        記事

          便利な社会を不便さで生き抜く

          手前の透き通るエメラルドグリーンから遠くに目をやると、天から注がれる光を反射し、時折キラキラと輝く真っ青な景色が広がる。夕暮れには揺らすと落ちてしまう線香花火のような太陽から放たれる優しい色を包み込み、真っ赤に染める地平線になる。そして月が昇りはじめると、月光が海に映り、細長い光の道が海面に現れる。見上げると手が届きそうな満点の星空。特になにをするわけでもなくとも、つい足を運んでしまいたくなる、帰りたくなる場所が島にはたくさんある。 そんな島で生まれ育ち、進学で一度は島を離

          便利な社会を不便さで生き抜く

          MY LIFE IS MY MESSAGE

          “国際的に活躍するジャーナリストになる!” 高校生2年生の時からこの想いは変わってなくてこれまで突っ走ってきました。 面白そうなことはとりあえずやってみて、たくさん失敗して、また新しいこと挑戦して。 そんな日常を切り取り、発信を続ける中で、南海日日新聞、朝日新聞、ラジオに講演会、などなど表現できる場を頂くこともありました。 けど、それは「若さ」と「大学生」という肩書きと少し変わった「経験」があったからで 中身は空っぽで実は何一つ成し遂げてないってのは分かってて だからこそ、人

          MY LIFE IS MY MESSAGE

          ハムレットって面白い

          ローレンスオリビエ監督のハムレット (1948)、フランコゼフィレッツ監督のハムレット(1990)、蜷川幸雄演出の舞台ハムレット(2003)を観劇した。世界的に有名な作品でありながら長丁場であって言葉や設定も難しく、遠ざけていたが今回の授業を通しシェイクスピアの生い立ちや歴史的背景など学ぶ中で興味がわき、なぜ400年以上の作品が色あせること無く現代の我々をも魅了しているのか考えていきたい。 まず、ハムレットと言えば独白で語られる『To be, or not to be tha

          ハムレットって面白い

          ロミオとジュリエットが愛される理由

          なぜ、ロミオとジュリエットは人を魅了するのか、フランコ・ゼフィレッリ監督、1968年,バズ・ラーマン監督、1996年,ジョナサン・マンビィ演出,ロミオ:佐藤 健 ジュリエット:石原さとみ2002の三作品を比較しながら考えていきたい。 ロミオとジュリエットを形容する言葉は『純愛』『生と死』がある。そのストーリー性はさることながら乳母の存在が物語全体の色や抑揚をつけロミオとジュリエットを際立だせ、惹きつけるのではないかと感じた。 まず、最初に乳母が登場するのはキャピュレット夫人に

          ロミオとジュリエットが愛される理由

          自分の奥に眠るもの

          「ヘイトスピーチすることは自由なので別にいいのですが、正しい場所で主張を届けるべき人たちにて向けてしてほしいなと思います!」 これはFBで自分がコメントした言葉。 先日、朝鮮大学校の前で行われたヘイトスピーチが起きたときのネット記事が何気なく開いたFBのタイムラインに流れてきた。それを流し読みする。 関係ない人や朝鮮大学校とか学生に向けてじゃなくてやるなら違う場所で主張して欲しい。なんとなくそう思ったままコメントをした。 投稿した方からコメントを貰い、「自分の発言って

          自分の奥に眠るもの

          知ることと理解すること

          子供の頃にご飯を残していた時 『世界にはご飯すら満足に食べられない人がいるんだよ』 と言われたことがある人は多いと思う。この言葉を聞いて、おそらく、殆どの人が、アフリカの貧困層を思い浮かべるだろう。テレビから流れる映像や、毎年行う募金活動等で貧困については知っている。 いま、まさにその現場となるウガンダで生活をし、国連職員として貧困層に触れることで『知っている』と『理解している』の大きな違いを感じている。 アフリカ=貧しい、危険、不衛生、といった、偏った見方で『知って

          知ることと理解すること

          心の目線を揃える

          街に並ぶ出店の数々。歩くだけでワクワクする見たことのない品々。フレンドリーに声を掛けてくる人。海外旅行の楽しみの一つといえば買い物。 しかしながら 「ぼったくられた!」 よく、発展途上国を旅した人や、ウガンダに滞在する方からそんな話を聞く。   確かに現地人と外国人では、同じものを購入する時、提示価格に数倍の差がある。 そのたび 「おい! またぼったくりかよ」 と僕もイライラしてしまっていた。だが、ここで気分が悪くなっていたのは、「だまされた」感覚に僕が勝手に陥

          心の目線を揃える

          異国と島をつなぐ満点の星空

          広大な土地が生む、ここでしか味わえない、珍味。ヴィクトリア湖で捕れる新鮮な淡水魚。赤道直下の真夏の太陽を浴びながら、額ににじむ汗と白い歯を光らせ、常に未来を見ている人たち。どこからともなく、聞こえてくるアフリカンな歌と太鼓が奏でるハーモニー。 気候も人も温かく、かつ美しいさも併せ持つ、かつて「アフリカの真珠」と呼ばれたウガンダ。 ここに住んでみると、国全体から溢れ出るパワーをひしひしと感じる。この不思議な感覚は、喜界島と同じだ。  考えてみると、奄美とウガンダには意外な共

          異国と島をつなぐ満点の星空

          異国に広がる日本野球

          近年、大島高校の甲子園出場や、喜界から二名のプロ野球選手を輩出するなど野球は、我々の奄美で盛んなスポーツだ。しかし、世界的に見るとボール一つで大人数がプレーできるサッカー等に比べ認知度は、低い。そんな中で、アフリカの異国の地で日本の野球が徐々に人気になっていることをご存じだろうか。 ウガンダには、約10年前から海外青年協力隊野球隊員が派遣され支援を続けている。練習の環境は極めて悪く、限られた土地や支援で送られてきた少ない道具のみを使いながらの日々の練習に加え、各小学校に出向

          異国に広がる日本野球

          喜界島から世界へNo1

          ここからは私が二十歳の時から続けている南海日新聞での連載を投稿していきます。 __________________________________________ 僕の夢は喜界島と世界を繋ぐことだ。成人を機にこの思いが一層強まってきた。 高校を卒業するまでの18年間育った喜界島。 海風になびくサトウキビの音。冬の島全体から漂う黒砂糖の香り。聴くと、不思議と元気が溢れ出る、うじー、おばーの方言。今でもふとした瞬間に思い出す。大好きな喜界島。 しかし、そんな僕にもある大

          喜界島から世界へNo1

          すみVSウガンダシリーズ

          すみVSウガンダシリーズ これから不定期ではあるが、すみVSウガンダシリーズを始めてみようと思う。長いが、気合い入れて読んで欲しい。 すみVSウガンダぼったくり商人 基本、ウガンダ人は、ぼったくり商法を用いてくる。例えるなら、そう。原宿の黒人スタイル。 ウガンダ人 「hey!Myブザー」 すみも負けじと答える。 「hey!Myシスター!元気⁇」 大概はこれでこちらのペースにハマる。 「ニーハホ、ニーハホ?」 たまにくるこーいう相手にはこう答える。 「アイム

          すみVSウガンダシリーズ

          SDGs~世界を変えるための17個の目標。世界の課題解決は新たなステージへ!

          2015年9月25日~27日、ニューヨーク国連本部において193の加盟国によって、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)が採択されました。SDGsは次の15年に向けて世界をどう創って行くかを示す国際目標であり、ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals, MDGs)の後を継ぐ形で MDGs が 2015年までに達成出来なかった課題にチャレンジすることになります。 SDGsという言葉を初め

          SDGs~世界を変えるための17個の目標。世界の課題解決は新たなステージへ!