アメリカ人発音矯正専門家の分析

ハリウッドで活躍する日本人俳優・女優の英語の発音指導などを手掛けているスコット・ペリーという人物がいる。30年近く日本人を対象にして、ネイティブ英語への矯正を指導している。

ネイティブ英語を目標としている点で、「グロービッシュ」や「訛り英語」で十分とする筆者の立ち位置とは異なるが、日本人の発音に関する根本的な課題については共感するところが多い。

ベリー氏は「日本人が英語の発音に悩む3つの理由」として、以下の3点を挙げている。

1.口の筋肉トレーニング不足

2.間違った呼吸のリズム

3.リスニング不足

[th] や[r] 、[l]といった日本人に「苦手発音」といった個別の問題を扱う以前に、より基礎的な声を発する段階の状態であったり、リスニング力を指摘しているからも、日本人が一般的に思い描いている発音の問題とは視点が異なることが覗える。

つまり、英語の正しい音を認識せず(リスニング不足)、この誤った音を手本として、日本語を発するのと同じ方法で発音をしているのが問題ととらえているようだ。

この改善策として、リスニングで正しい音素認識をし、この音素を発音できるように口の筋肉をトレーニングし、呼吸自体も調整するというアプローチだ。

引用 「日本人が英語の発音に悩む3つの理由」

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