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国際化とルンペン化

国際化、IT化、DX、フラット化、パラダイム転換など社会的変化を形容する多くのワードが氾濫しているが、こうした複雑系やX.0社会の到来で現状がどの変化するの?

構造的には、1911年に米国の雑誌に掲載された風刺画(1900年で描かれたロシアの風刺画に基づいて作成された※)と、構造的には何ら変わっていないように思える。

マルクスが批判した、労働者搾取の階層構造である。

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                                          出典:Industrial Worker

上から

    CAPITALISM

    WE RULE YOU

    WE FOOL YOU

    WE SHOOT AT YOU

    WE EAT FOR YOU

    WE WORK FOR ALL / WE FEED ALL

と層を成す。

グローバリゼーションは、このピラミッドの底辺を他国まで拡大するプロセスなのであろう。言い換えれば、頂点に君臨する支配権を世界的な金融・経済的強者に譲渡する仕組みだろう。

近年これとシンクロして起こっているのがいわゆるIT化、情報革命、インダストリー4.0だ。ロボットやAIの出現で、多くの職種が人間以外のモノで代替可能になるというセンセーショナルな予測が世間を騒がせたのもまだ記憶に新しい。

これを前述の風刺画にあてはめて見ると、最底辺を差さえている労働者・プロレタリアートが徐々にロボットやAIにコンバートされることになる。つまり、このプロセスにより不要となる労働者を放っておけば、ルンペンプロレタリアート化するより他はなくなる。

だとすると、目的化した国際化=一般市民のルンペン化という構図からは抜け出せない。

参照 ※https://en.wikipedia.org/wiki/Pyramid_of_Capitalist_System

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