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三菱みらい育成財団助成事業「グローカル・シフト・プログラム」 最終報告会審査員のご紹介(その1)🏀

こんにちは、トニーです!


8月から開始した高校生向けアクティブラーニング「グローカル・シフト・プログラム」も、ついに、最終成果報告会が間近に迫ってきました!!

▼最終報告会の視聴は下記ページから申込み受付中です!
 http://glocalcenter.jp/information/202102265059.html

最終成果報告会は、2021年3月20日(土・祝)に京大百周年時計台記念館で開催します。

プログラムに参加する高校生は、「平和」「働きがい」「環境」「健康医療福祉」「貧困/教育」「地域を笑顔に」という6つのテーマに分かれて活動してきました。高校生のみんな、準備はできてるかな!?

準備中で~す。。。( ^ω^)ノ^o^)/*ω*)ノ

という声が聞こえてきそうな今日は、3月6日(土)。

今週末にテスト期間を終えた高校生メンバーは、チーム毎に最終報告に向けたまとめ作業に勤しんでいます。

\\\ ٩(๑❛ワ❛๑)و ////ファイト♫


最終成果報告会の審査員は5名

今回は、そんな高校生たちのおよそ半年にわたる成果発表を暖かく見守っていただく5名の審査員を、前後半2回に分けてご紹介します(^^)

5名の審査員として「産官学民起」というカテゴリーから、各界のトップリーダー、エース人材、第一線で活躍されている方々にご協力いただけることになりました。

産:産業界(民間企業)
官:官公庁(国・地方自治体)
学:学校(教育・研究機関)
民:民間(地域住民・NPO)
起:起業家

今日の記事では、(産)(官)(学)からのお三方をご紹介します!


(産)荻原 靖さん(きょうとNPOセンター 副理事長/前-中小企業家同友会全国協議会専務幹事)

荻原さん

プロフィール(略歴)
1957年長野県に生まれ高校時代まで過ごす。中学生のころから地域や社会の諸課題に関わる仕事をしたいと問題意識をもち、1985年より京都中小企業家同友会事務局に勤務し組織活動・政策活動を主に担当。2002年より事務局長に就き、地域・市民社会と中小企業家との接点づくりに注力する。専務理事を経て、2017年から2020年まで中小企業家同友会全国協議会で専務幹事を務める。2020年より、きょうとNPOセンター副理事長。元NPO法人グローカル人材開発センター理事。

どんな高校生でしたか?
盆と正月の数日だけ休みがあるバスケットボール班(部)に通うために、片道一時間近くのバス通学を続け、コートを走り続けた3年間でした。先輩に恵まれ、2年生の時にインターハイに出場してコートにも立ちました。
バスケットボールを通じて、同じ目的・目標に向かって一人ひとりが一連の流れをイメージして組織的に動くこと、パスを渡す(次に仕事を回す)相手に最善の形を考えてつなぐこと、など「チームの心」を学ぶことができ、いまも心掛けるようにしています。
 社会人になってから同窓会で担任の恩師に会った時に、「今さらですが、必要に迫られて勉強しています」と話すと、「君からそういう言葉が出るとは思わなかった」と大笑いされるような高校生でした。

高校生へのメッセージ
 プロフィールに書いたように、たまたま私は中学生の頃から職業イメージをもっていました。結果、それが人生観・職業観につながっています。皆さんにもぜひ、このプログラムを通じて「自分はどのように生きたいか」「社会とどう関わるのか」を、現時点のものでよいので明確にして、それを土台にして進学や就職あるいは起業の方向性を展望してほしいものです。それは、時を経て経験を重ねることによって、さらにアップデートされるでしょう。
 未来は皆さんのものであり、またそれは私たちのものです。


(官)北尻 光さん(京丹後市役所市長公室 政策企画課)

○北尻光さん

プロフィール
京丹後市市長公室政策企画課。大学卒業後、平成22年に京丹後市役所に入庁。広報担当を経て、現在は政策企画課で総合計画や地方創生に関する業務を担当。

特に力を入れているのは、地方創生に向けた戦略づくりです。
各部署の取り組みをまとめ、戦略的に実行していくための計画を作成しています。

どんな高校生でしたか
アニメに影響されて高校からバスケットを始めたので、朝・昼・晩とバスケ漬けの青春を過ごしました。

高校生へのメッセージ
本気(ガチ)の発表、楽しみにしています!

外崎より
シンプルなコメントの中に誠実な人柄を感じている外崎から、ちょっぴり他己紹介^^「京丹後市」の市民が主体になって行うまちづくりのワークショップ「京丹後未来ラボ」を幾度となく一緒に開かせてもらいました。
柔和でとても話しやすく、姿勢についても市民の方にも分かりやすく、シンプルに話してくださいます。人のつながりと家族を大事にして、仕事に打ち込んでおられる姿はぜひ高校生にも見てほしい!

コロナの状況が落ち着いたらぜひ、京丹後に!^^

(学)大津 晶さん(小樽商科大学 商学部社会情報学科 教授)

大津晶02

プロフィール(略歴)
1971年に北九州市の小倉という街で生まれ育ちました。一年間浪人して1991年に筑波大学に入学し4年生の秋に同級生と結婚、二人とも大学院に進学し2000年に博士課程を修了したときには家族が4人になっていました。その後、筑波大学の東京のキャンパス(文京区大塚)にある社会人大学院の研究員を経て2003年に小樽商科大学の公募で採用され北海道に来ました。社会情報学科に所属し、専門の都市空間解析の研究をしながら、授業やゼミでは都市経営やEBPM、社会システムシミュレーションなど幅広いテーマを扱っています。2016年にはゼミの学生と内閣府主催の地方創生政策アイディアコンテストに参加し優秀賞をいただきました。学内では、地域共同研究センターを兼担して地域連携/産学連携による人材育成プログラム(本気プロ)の開発に携わり、日本学生支援機構のキャリア教育事業の企画にも参与しています。またICTを活用したアクティブラーニングの実践や大学IR組織の立ち上げを行い、現在はDXによるインクルーシブな高等教育システムの構築を構想しています。地域では小樽市を中心とした都市計画、空き家対策、まちづくり協働の委員も多数務めています。

どんな高校生でしたか?
地方の県立高校でしたが人口が多い第二次ベビーブーマー世代ですので、男子350/女子100という学年で、学業成績は中の上ぐらいという最も微妙なポジションにいました。九州の県立高校は伝統的に厳しいところが多く、毎朝7時半ぐらいから全員補講があるような高校でした。兄の影響で中学生から始めたバスケットボールにもそれなりに打ち込みましたが、強豪ひしめく福岡県ではブロック敗退ぐらいの成績でした。当時はスラムダンク前のキャプテン翼世代でもあり、その点でも特に目立つ生徒ではなかったように思います。
当時の地方進学校によくあるケースですが「勉強できるヤツは理系に行く(工業都市だからでしょうかね?)」空気でなんとなく理系を選びましたが、実は数学も物理もあまり得意ではなく、センター試験(1期生!)は国語が最も良い点でした。
そんなこともあって、現役のときは当時数少ない国立大学で生産デザイン系の学科を持っていた千葉大学や京都工芸繊維大学を目指しましたが、通常の5教科の勉強に加えてデッサンの実技試験があり、まったく歯が立ちませんでした。当時はバブル時代で大学受験浪人は周囲にもたくさん居ましたし、予備校の学費が免除になったこともあって、さほど深刻な気分でもなく、むしろようやく自分のしたいことをゆっくりと考え始めた頃だったと記憶しています。
九州を(というか親元から)出たかったこと、新しい理念で作られた大学に惹かれたことなどから、「文理融合」を唱えていた筑波大学の社会工学類を選びました。いまの高校生にはピンとこないと思いますが、「つくばエクスプレスと携帯電話が無い筑波」はひとことで言えば「電波ナシで365日合宿中」という状況でしたので、とにかくたくさんの思い出をつくことが出来ましたが、それはまた別のお話で。

高校生へのメッセージ
大学では、高校までの「問いを解く」ための勉強を離れ、徐々に「新たな問いを立てる」ことを学びます。そこでは「どうすれば良いのか」という「相手がどうすれば良いかを知っている(予め正解が用意されている)ことを前提とした態度」そのものが通用しません。近年は様々な要因で大学進学時の地元志向が強くなっていますが「10代の若者をシャッフルすること」は高等教育のたいせつな役割のひとつです。さまざまなことをオンラインで済ませられる環境において、むしろ「リアルな体験」の価値は高まります。
VUCAの時代を生きるみなさんにとって、自ら問いを立てる力と多様な価値観と交わる体験こそ必要なものだと思います。居心地の良い場所を離れ、未知の環境で自らの輪郭を定める旅の準備はもう済みましたか?

とにーより一言


「🏀バスケに打ち込んだ率、異様に高くないですか?!?!笑」

感想は、この一言に尽きます、なんちゃってw(笑)

全く意図せずの偶然なんですが、3者3様に、高校時代はバスケにのめり込んでいたとは…ポジションも訊いたら良かったかな?😄
(北尻さんが見ていたアニメは多分「スラムダンク」ですね。)

時と場所が違っても同じものに打ち込んでいる仲間がいて、その後進む道はも、今、打ち込んでいることも3者3様。

チームで取り組む本プログラム参加者の皆も、それぞれの「未来」に進むための「今」に打ち込んでいます。

当日はこの3名の先輩方からは「( ’v’)ノノ産➡( ’v’)ノノ官➡学🏀( ・v・)ノ」と、思いを繋ぐコメントのパス回しをしていただき、それぞれの角度から高校生の提案を審査していただけたらと思います!

そして、そのパスを受け取るのは、(漫画で言うと、「黒バス」/「ハイキュー」世代の)高校生の皆さん!!
最終成果報告会まで残り14日(2週間)!体を温めておいてください^^

華やかさとパイオニアスピリッツにあふれた審査員紹介後半は、週明け3月8日(月)にアップします!乞うご期待٩( 'ω' )و

後半はコチラ

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