見出し画像

Daft Punkが解散した

今朝、Daft Punkが解散したことを知った。

ファーストアルバムの頃はまだ動物キャラだった2人でしたが、いつの間にか今のヘルメット姿がすっかり定着しました。

デビュー時は、フランスのテクノ/ハウスデュオらしく、クラブDJたちや、洋楽愛好家の中で話題になる程度でした。とは言っても、初期の楽曲(Da Funk、Around The World)はフロアを沸かせていました。初期楽曲の12インチもよく買いました。

一般的にも認識されたのは、やはり”One More Time”というシングルと”Discovery”という、恐ろしくポップなセカンドアルバムからでしょう。

私も最初にOne More Timeを聴いたのは、クラブからの流れで、確か、須永辰緒さんの「Organ b. Suite」というミックステープでした。この曲が流れてからの、あのキラキラとした高揚感はいまだに忘れられません、鳥肌立つぐらい。当時、ここぞ!という場面で流されて、フロアの観客も「きたーーーーー!」ってな感じのお約束ソングになってました。(でも楽曲自体は7分超と長いので、どこでどの曲に繋げるか、ってのがDJの腕の見せ所でもありました)

MVも松本零士さんによる作品で、一連のつづきものになってました。キャプテン・ハーロックとか銀河鉄道999を彷彿とさせて、これも話題でした。

セカンドアルバム”Discovery”は、全曲シングルカットできるぐらいのポップソングの嵐で、いわばMichael Jacksonの”Thriller”やMadonna”True Blue”といったアルバムに匹敵するものだったと思います。

その後、ライブアルバム”Alive 2007”が出ますが、これ、めっちゃかっこいい、アガるアルバムなんですよ!必聴です。彼らは、スタジオバンドではなく、DJでありライブバンドなんだということがよくわかります。Underworldの”Everything, Everything”と双璧をなす、ライブアルバムだと思います。

最新にしてラストアルバム”Random Access Memory”では、ソウルやR&B、いわゆる「歌もの」に寄せてきて、ゲストボーカル満載の内容でした。このアルバムでグラミーも受賞しました。が、正直なところ、個人的には、あまり聴いてません。曲のタイトル(”Giorgio by Moroder”とか)は、80年代エレポ好きな人にはたまりませんでしたけどね。

そして、今朝の解散のニュース。最後のビデオは相方が爆発(!)して終わる、という、どっかのコントみたいな終わり方で、これまた、フランス人のユーモア?なんでしょうか。

彼ら2人のDaft Punkとしての活動は、急に終わりましたが、違う形で、またアーティストとして戻ってきてほしいなあと思っています。

あ、そうそう、書き忘れるところでした。

彼らの中で一番好きな曲は、実は、Stardust名義のシングル”Music Sounds Better With You”です!


アクセスしていただき、ありがとうございます。皆様からのサポートは今後の執筆活動に使わせていただきます。