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【24/04/30】南九州で外需型の地方創生に取組む企業

こんにちは。
GSJ代表の深野裕之です。

先日、南九州地域の企業と面談をしました。
この企業は、地域の食品を加工し、
海外へ輸出しています。

この食品は、近年、アメリカで販売を伸ばしています。
*食品名を書くと企業が特定されてしまうため、
あえて食品加工会社とします。

この企業の素晴らしいところは、
海外との取引を直接しているところです。

貿易の事はわからないから
商社に任せている。

という、よくある従来のやり方にとらわれず、
苦労しても海外へ直接輸出することにこだわっています。

詳しく話を聞いていくと、
この産業を強くして地方創生をするには、
直接取引を伸ばすことが必要だ。

と、面談した海外事業部の責任者をしている
取締役はその理由を話してくれました。

この企業が海外と直接取引をすれば、
輸出価格を自分たちで決められます。

自社で輸出すれば消費税の還付が得られます。
これによって利益の確保につながります。

さらに、海外のお客様と直接話ができますから、
現地のニーズや課題、トレンドなどの情報を集めることができます。

それだけではありません。
食品加工で商売ができるのは、
生産者の方々がいるおかげです。

この企業は、海外との取引を拡大し、
しっかり利益をだして、
生産者へ還元したり、雇用を創出したり
これによって地域を強くしていきたい。

そして、この食品を、
地域のブランドとして世界へ広めて行きたい。

このような思いを持って
ビジネスをされています。

これこそ、私たちが目指す、
「地域の企業が海外と直接取引をすることで、
外需型の地方創生を実現する」

まさにこの価値観と同じです。

私たちGSJは
このような価値観で企業と共に活動することで、
地方創生を実現してきます。

一般社団法人Glocal Solutions Japan
代表理事 深野裕之


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