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【24/04/24】日本と海外 ビジネス感覚の違い

今週は、理事・認定専門家(工業製品企画)
小野 裕通によるコラムをお届けします。
https://glocal-solutions.org/expert/expert-1668/

海外とのビジネスを考える際に、
ビジネス感覚の違いを理解することが必要です。

海外と円滑なビジネス展開を可能にするために
対応しておきたいポイントををお伝えします。

是非ご一読ください。
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おはようございます。
売れる工業製品企画のつくりかた、
新製品の企画作成から製造、販売まで
現代版の番頭
工業製品コンサルタント 小野裕通です。


海外とのビジネスを考える際に、
日本と海外のビジネス感覚が異なることを理解し、
そのうえで対応されてますか?

最近、ある機械メーカーさんの海外とのやり取りで再認識したのですが、
お互い、それぞれの国や文化では当たり前のことが、
相手の国ではそうでない、ことがよくあります。
この点を認識した上で進めていくことが重要です。

いくつか例を挙げます。

『検討します』
日本人がよく使う『検討します』という言葉。
これは 日本国内でも言葉通り、『検討します』 
と逆に『やんわりお断り』で使われます。
海外の方は、この違いがよくわからない、
『検討する』と言ったではないかとなります。
これはどちらであるか、はっきりお伝えすべきことです。

『スピード感』  
海外の方が『意思決定』『アクション』が圧倒的に速いです。
日本側では関係者に承認を得るまでに時間がかかること多々ありますが、
海外の対応はとても速いです。
対応が遅いことは相手からしたらどうでしょう。
対応を急ぐこともそうですが、
「ビジネスを進める気がない」とかってに思われないよう、
相手にこちらの状況をしっかり伝えることは大切です。

『できます!』の裏側  
『この対応、この作業 できます!』と言っても
その裏にある確信の度合いも異なります。
日本ではおおよそ70~80%以上の自信がある場合に発言されますが、
海外では50%程度でも発言されることがあります。
これらの違いの認識はとても重要です。

関係構築はビジネスにおいては不可欠。 
お互いの文化の近い、考え方の違いを認識しながら進めることが重要です。


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株式会社アイオーキューブ
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