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飯田 佳明 代表取締役、SIerのDX化を促進し業界の非効率をなくす

エンジニアと共に働くことがモチベーション。SIer業界のDX化でトップを目指す

CEO PROFILE
飯田 佳明(いいだ よしあき)氏
1991年生まれ、福岡県出身。2020年8月株式会社Engineerforceを創業。

経歴
2014年 成蹊大学経済学部 卒業
2014年 富士ソフト株式会社 入社
2019年 The Qt Company(本社フィンランド) 入社
2020年 株式会社Engineerforce 創業

ー 本日はよろしくお願いします。では、早速ですが起業を志すきっかけになったことを教えてください。

僕が高校生の時に、孫正義さんとホリエモンこと堀江貴文さんが球団買収などで世間を賑わせていました。同じ福岡出身の方々が日本中を騒がせているのを見ながら、起業家ってかっこいいなと思い、志すようになりました。

その後、事業アイディアを模索する過程で、美容系や医療系のシステムを作ってみたりもしたのですが、モチベーションが続きませんでした。そこで改めて自分のモチベーションを保ち続けられる事業、自分が興味を持ち続け、楽しく働いていけるような仕事は何かを模索しました。その結果、富士ソフト社や前職での経験から、僕はエンジニアと一緒に仕事をすること自体が楽しく、それならモチベーションも続くだろうと思い、事業領域としてはエンジニアと一緒に働くでしたり、彼らのために働くという軸で考えました。

ー では、これまでの軌跡はすべて意図的に起業に向いていたのでしょうか。

そうですね、それこそ大学は、起業家になるために経営を学べるところに行こうと思い、まさにピンポイントで経済と経営を学べるという成蹊大学の経済経営学科を進路として選びました。また、起業前に在籍した2社とも、起業という文脈で選びましたね。富士ソフト社では、IT企業の中でも規模感が大きく、1万人もの社員が在籍しているので、起業仲間に出会えるのではないかという期待から入社しました。実際には、これは入社して一番おどろいたことでもありますが、起業したいという思いを持つ方はほとんどいませんでした。誘っても誘ってもダメでしたね。僕も、仕事自体はすごく楽しかったですし、だからこそ起業という目標もただなんとなく定めて過ごしているだけじゃ、ダメだと思い、区切りをつけようと思いました。一つの目標として、30歳までには起業すると決めていたので、27,28歳の時に次の進路を模索するようになりました。その中で、むしろ外資系の起業ならスピード感ある成長や起業を目指す人がいるのではないかと考え、フィンランドに本社を構えるThe Qt Companyに転職しました。
就業と並行して、徐々に事業構想ができていったわけですが、僕が展開しようとしている事業の話をすると興味を持ち、ジョインしてくれた仲間がいました。狙い通り、起業仲間に出会い事業を立ち上げることができました。自分の事業に共感してもらえるのは、とても嬉しい出来事でしたね。その後、事業を進めていくにあたり、2人だけでは手が回らなくなったので、彼が友人や知人に声をかけ、仲間が増えていきました。

ー メンバーはどんな方が多いでしょうか?

そうですね、助け合いの精神はかなりあると思います。わからない人を放っておいたり、「あの人に聞きな、この人に聞きな」と、たらい回しにするようなこともありません。そういう部分で考え方が一致しない人は採用しないですし。

ミッション・ビジョン・バリューとしては、SIerをDXする、自分達がSIerとしてのトップになり業界の悪いところは改善していこうという内容で、定めています。ここは、創業当初からある思想ですが、今後も変わらないと思います。なので、前述のようなMVVへの共感は採用する上でもかなり重視しているポイントですね。

ー 今後の目標を教えてください。

具体的な目標になりますが、上場は必須ですし、第2のNTTデータ社を目指しているので、社員数も9000人、1万人規模まで成長したいと考えています。


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