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【漫画】ミニマム・カァチュン6「買い物が必然の時代」【無料おすすめマンガ】

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なんか最近どうも買い物が楽しくなくて。欲しいものはあるんだけど、どうも心がときめかないっていうか。

わかる。自分のスマホにショッピングサイトのページが何個も並んでる状態。それで、毎日何回も順繰りに眺めるんだけど、いざ買おうとすると「まだ買わなくても良いか」って結局諦める。

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あぁ、なぜだ。前はもっと純粋に買い物を楽しんでいたのに。今はどんなに良さそうな商品を発見しても、心が全くときめかない。

それは、ひょっとしたら「欲しいものとの出会いが必然的になってるから」じゃない?

どういうことだ?

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まだ、世界にネットがない時代は、僕らは物を買うためには必ず店に行って、自分の目で欲しいもの探さなくちゃ行けなかったけど、今は、ネットでいくらでも良さそうな商品が次々出てくる。

確かにそうだな。俺も今となっては、なんでもかんでもすぐネットで注文してしまう。

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でも、それが逆につまらないんじゃないかな。昔は、偶然気になって入ったお店で、ビビッとくる商品を見つけたら「これは運命の出会いに違いない」「今逃したら、もう二度と手に入らないかもしれない」って思えた。

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けど、今の時代、ネットで調べれば、よっぽどじゃない限り、ほとんどの商品は検索すれば出てくる。だから、逆に「運命の出会い」とか「今日出会えた喜び」が希薄になってる。

なるほど、ネットで買い物が便利になった反面、「いつでも買える安心感」が逆に買い物の楽しさを奪ってる。ネットの浸透で「いつでも・どこでも」が可能になったけど、一方でその物の直感的な「希少性」も下がっちまったってわけか。

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理由はわかったけど、じゃあ俺はこれからどうすれば良いんだ?今の時代、もうネットを使わない生活を送るのは実質不可能。なら、俺これから先ずっと買い物が楽しめない人生で決定ってことか?

「実際に買うこと」に買い物の重きを置かなくても良いんじゃない?ネットを使えば、簡単に一度に多くの商品を調べられるし、「へー、こんな商品があるんだ。知らなかった!」っていうのも立派な買い物の楽しみの一つ。

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確かに、今の俺は「実際に買った後のこと」を考え過ぎてたのかも。「要るか、要らないか」に重点を置くと、一気に買い物がつまらなくなるけど、「どんな商品があるのか調べて見よう」って気持ちで見ると、実際の店舗だろうとネットだろうと、そんなスタンスでも十分楽しめる。

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働いてると「今月は何を買おう」って思考に陥りがちだけど、ただネットで商品を眺めるだけでも、十分楽しい。それになるべく早く気づいて、「買わなきゃ精神」から抜け出すのが。買い物を楽しむ一番のコツなのかもね。

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チュンに相談したら、なんだか頭がスッキリしたぞ!よし、ずっと買おうか迷ってたんだが、ミガキングの電動歯ブラシ。気合いを入れて購入するとしますか!

ちょっと待って。僕の話聞いてたよね?今のでやる気になられても、逆に困るってば!

おしまい。

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