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旅行を機に気づいた、サービスビッチな私 -R&Yレンタル スーツケース-

3年ぶりに、海外旅行へ行こう、と思い立った。


「まぁ、いつも通りだよね。」


航空券を取った時はそう思っていたのに、思いのほか新しいことを取り入れたし、旅のかたちも、自分自身も、まだまだこれから変わっていけることに気づいた旅の話 の、つづき。


今日は、知った瞬間に直感で「これを利用しよう」と思い立ったレンタルスーツケースサービス利用に至るまでの気持ちを振り返ります。


スーツケース。


あなたのスーツケースは、どんな意味を持っていますか?

旅の思い出がいっぱい詰まっている大切な相棒?

どうせ飛行機での積み降ろしで投げられてボッコボコになるからどうでもいい?むしろ汚い?


私は、高校1年生のときに人生で初めて自分用に買ってもらった大きなスーツケースを、今も持っています。

なんとなくずっと持っていて、押し入れの中で置物になっている大型のスーツケース。


旅行における「食事、景色、買物」の3要素の中で買物に重きをおく派の私は

行き:大きいスーツケースの半分以上が空
帰り:買った物でぱんぱんにする

のが通例。


でも今回は移動が多い旅にしようと思っていたから、
「大荷物をなるべく持ちたくないな」
「バックパックよりは、小さめスーツケースで歩きたいな」
そんな気持ちをきっかけに
「そろそろ新しい小さめスーツケースがあってもいいかもしれない」
と始めたサイト回遊。


そこで出会ったのが R&Y レンタルという、スーツケースの貸し出しサービスでした。



このとき始めてサービスを知った私は「こ、これだ・・・!!!」とまるで天啓を受けたかのごとく利用することを決めました。


それまで購入候補だった Samsoniteのコスモライトという軽量タイプのスーツケースがあったのも決め手。


借りるスーツケースの種類はコスモライトで迷うつもりがなかったので、すぐにサイズ選びへ集中。


旅行日程のわりに小さいのがいいな... Mサイズって小さすぎるかな...でもLだと小さいのを求める理由がしぼむな...

などと思いながら2日後には実物を求めて店舗へ行って、コスモライトはなかったけれど似たような容量のスーツケースを触る。そしてM(容量:68L)でいけると決意。
小さいサイズを選ぶ時点で買物量も制限されることを認めるので、それが地味に辛かったです。笑


サイズを決めたら、気持ちが変わらないうちに予約。

借りる日数に応じてレンタル料金が変わるので「どうせ直前まで準備しない」自分を逆手にとり、前日の夜19:00- で届くように指定*。
*仕事を定時に切り上げれば受け取り間に合う算段。ひやひや。


出発当日は午前7時に家を出発する予定だったため、ここで受け取り失敗したらスーツケースが使えないという恐怖が全体の中で最も強かったです。
配達フローの最終地点に時間コストの高い「手渡し」が存在することの改善は本当に急務だなぁと改めて思いましたね。サービス運営会社は何も悪くないのに。


さて、待ちに待ったスーツケース様のご到着。

久しぶりに全力で配達員の到着を待ちましたね。19:30に来ました。1ヶ月以上経った今でも覚えてる。もっと省エネで受け取らせてほしい。(二度目)


スーツケースって裸のまま来るのかなーと思いきや、大きい段ボールにつるんと
・本体
・説明資料2種、アンケート、返送用伝票がまとまったビニール袋
が封入されていました。


スーツケースの鍵にまつわる念押しぶりに、運営会社の過去の苦労を感じました。お仕事お疲れ様です。


肝心のスーツケースは、もともとハイパーきれいなものを期待していない私としてはまったく嫌悪感のない状態で届いたので、鍵の開け閉めの練習をしてからスムーズに荷造りに入れました。


予想通り「外箱の段ボールは返送時もご使用ください」と説明書に記載があったため、同居人へのメッセージとして「捨てないでね」とふせんを貼って段ボール置き場へ放置。


あとは私物での配慮同様、中身を汚さないようにという最低限のケアで使用開始~帰国、中身をどーんと取り出して返品用段ボールへつめてさようなら。


びっくりするほど低ストレス。


旅行回数が多い人はそうはいかないだろうけれど、年1回程度ならば毎回レンタルでいい!と強く感じるコスパでした。
いかんせんスーツケースは大きいものだから、運送費だけでけっこう利益減るのではないかと消費者が厚かましくも心配になるサービス。ごちそうさまでした。また使います。


返品用の運送会社集荷予約は帰国2日前くらいにドイツから行ったのだけれど、まめな人ならばスーツケースを予約した時点で帰りの飛行機の時間に合わせて集荷予約をしてしまっても良いなぁと思いました。予約時はいつだって
内容:スーツケース1個
だし。


以上「旅の仕方は変わる」と実感したなかの1エピソードでした。

当たり前のように書いているけれど、3年前の私よりも確実に今の私のほうが新しいサービスにとびつく際のフットワークが軽くなっていることにも気づく。そこで気づいた「サービスビッチな私」。うん、悪くない。


3年で、人は変わる。




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