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うつ症状で退職した人

自分から告知する必要ない。

再就職すると決めたはいいが、鬱などによる長期間のブランクある人が面接の場面でそれをどう答えようか?と迷う人も多いかと思います。

※ちなみにここでは障害者手帳、療育手帳を所持している人ではなく、一般求人での応募を前提とした解説となっています。

過去、来談者の中には「隠し事をしてるようだから、面接では正直に答えてます」という人もいました。

ですが面接の場面で、自分から告知する必要はないです。
なぜなら、正直に答えたところで採用されないからです。

鬱が理由で前職を退職した人でそれを面接で話した人が、採用になりましたという人、見たことないです。

『前職は鬱が原因で退職したが、今は回復して問題なく就業できます』と答えた来談者のケースでは、面接官から
『そんなに早く回復するの?』
『また発症する可能性はないんですか?』
と質問攻めされ、結局不採用にされた、という人もいました。


うつ症状に限らず、持病その他病気一般に関して言えることですが、
面接で話しておく必要がある場合とは、
・明らかに業務に支障をきたす
・勤務中に発作等で倒れる可能性
・その他、会社側に周知させておくべき重大な症状等がある

上記の理由に該当しないのであれば、しかも再就職の面接の場面で正直になんでも話す、というのは得策ではないです。
これから復職される人は、質問された場合に備えて、答えの準備をしっかり
しておきましょう。

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