冠動脈バイパス手術 入院17日目(手術9日後)

深夜から早朝にかけて、せん妄と思われる患者さんがひっきりなしに「助けて〜」などと大声で叫んでいるのでほとんど眠れず。カテーテル検査の際に疲れで気分が悪くならないか心配になったが無事終了。

カテーテル検査は先日の冠動脈バイパス手術の経過を見るためのもの。実質、10:45~11:25の検査だった。事前には検査だけだから早く終わると言われていた私にとっては長く感じたが、終了後に迎えにきてくれた看護師さんには「早く終わりましたね」と言われたのでそんなものなのだろうか。

今回の検査で一度気がかりだったのは、バイパス側の血管に血流が十分行っているかどうか。私の場合、主幹部をとおる一番重要なバイパスの血流が悪くて詰まるリスクもあると言われており、そこがバイパスを選択する上で一番躊躇した理由だ。なんでも元の血管の血流が今のところ悪くは無いので血流負けしてしまう可能性があるとのことだった。
検査時間が長く感じたのは、それがあまり芳しくないからかなどと気がかりだったためだ。幸いにも検査後に医師から順調ですと言われてホッとした。

退院に向けての最大の関門を突破したわけだが、その後3つの理由で絶不調だった。

①右脚の痛み
 悪くなってるわけではないが医師に観てもらっても理由が分からず翌日持ち越し。
②便秘
 手術後1回しかお通じが無く腹部に不快感。
 就寝前に唸りながら少しは出せて多少改善。
③カテーテルの止血が終わらない
 規定の6時間、その後延長3時間でも血が止まらず。圧迫で手首が痛く気分が悪くなった。その後は多少圧圧力を緩めて結局朝まで圧迫を続けた。

妻には個室て使える有線LANのためのケーブルとお尻の床ずれに塗るNIVEAを持ってきてもらった。


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