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3回のRRR鑑賞で気づいた所&感想


3月の中旬にRRRを観てから虜になってしまった者です。
1回目の3日後に2回目を観て、普段同じ作品を映画館で観ることがほぼないのでもう我慢しようと思ったのだけれど、
RRR仲間に誘われ、2回目の10日後に3回目を観たところ、今回気づいた所がとんでもなく私にとって胸熱な演出だったので、
我慢ならずにnoteを久々に書くことにします。

これから観る人向け、というよりは、
観終えて満足してる方に、より作品を愛してもらえるようなイメージで書きます。

文章力も語彙力もないので、どうなることやら。


初見のときは、
トイレが心配なのと、どう展開していくかがわからなすぎて、ただただ手が汗だくになりながら、すべてを忘れてスクリーンを眺めていただけなので、頭を巡らせたりっていうのは皆無な状態でした。

観終えたあとの興奮はそれはもうとんでもなくて、帰ろうと車に乗ったまま、冷静になる為に30分はぼーっとしてました。


んで、次の日からの数日間は仕事をしてても
ナートゥが流れ続け、ラーマとビームのことばかり頭に浮かび、YouTubeで日本語字幕の無い海外の公式動画を漁りまくるような形でした。

インド神話に詳しい日本の方が、
RRRとインド神話がどう繋がっているのか、と解説してくださる動画は、本当に楽しいですよ。
うわぁ〜そうなんだ〜〜〜!!
それを描いてるのか〜〜〜!!!!
この二人が〜〜〜〜〜〜!!!
みたいな感じだし、自分では確実に気付なかった演出を知れるのはとても嬉しいことです。

仕事の合間にRRRを浴びに浴びた状態で観た2回目!

1回目とは違い、どう展開していくのかの流れがわかっているので、発見が色々あってよかったです。
1回観てるはずなのに当たり前のように泣きまくったし。

この、数回観たことによる発見について記録するために書いているのだけれど、
これは私の知力で気づけたことなので、
「いや、そんなのもわかってなかったの?」とか「初見で理解できるだろ。」みたいなそういう類の感想をお持ちになった方は、心の奥底にしまっておいてください〜!


①ラーマのことを心配したり手伝ってくれてる人が誰かわかった

これはもう初見の時は全くわかってませんでしたね。
なんか、ラーマに心配そうに近寄ってくる警察の人がいるな〜とか、なんか色々知ってるなこの人、どんな存在?ってな感じだったんだけど、
あの方は、ラーマ父から
「俺が村を守るから、お前は警察になれ。内部情報が必要だ。」と夜に言われてたあの人だし、
ちびラーマのお家にきて、ラーマ父と話してたあの人だし、ビーム達を探そうとしたときに、ラーマ宅で作戦会議して、反英分子のところで一緒にビーム弟を誘い出した人だったのですね。
彼は、同じ村の同じ目的の人だったのか!となりました。

あとはビームがお肉担いでるときに、
「あれで足りるのか?」ってラーマに言ってるのも彼でした。わからんかったんです!!!


②シータとの別れ際の言葉

離れ離れになるシータとラーマの会話。

シ「私一人でどうすればいいの」
ラ「勇気を出せ。その勇気が私を勝利へ導く」

だいぶ簡略化してますが、こういうことを言っていて、初見のときは意味まで理解できないまま進んでいったんだけど、

シータが勇気をだして、
「天然痘の患者が!」と警察を追い払ったおかげでビームと知り合い、
すべてを理解したビームはラーマを助けに行き、
肩車して最強になり、勝利するわけです。

シータが勇気をだしたことにより、ラーマが勝利へ導かれたんですよね。ラーマの言葉通りです。
ひぇっ。


③タンタタタッタン

これは、初見のときはなんとなーくくらいだったので、2回目で明確に理解できたところ。
ナートゥの始まりのあたりで、ドラムに金属のお盆のせてラーマが叩くとき。

あの、タンタタタッタン!タンタタタッタン!からナートゥが始まるんだけど、
ラーマが毒蛇にやられたときにこのリズムを叩いてる音を察知してビームが助けに来てくれたり、

独房から助けるときに地面を叩いて場所を探し出すときに使ったりしていたのですね。

これは初見で気づかなかったのちょっと恥ずかしいのかな?と思ったりもしてるんだけど、これがわかったことにより、

「何か音がしてる!?誰だ?!もしかして!」
ってなってたわけじゃなくて、
「これはラーマ(ビーム)だ!!」
と即座に明確にお互いの顔が浮かんでたということになるので、それはそれは尊いです。

ありがとう。


他にも、
毒蛇に噛まれたあと、薬草で治療始めたときに、ビームが石像?みたいなのにお祈りするのをラーマが見てるシーンがあって、
詳しくはわからないけど、あの行動をするってことはアクタルの設定が崩れてるところなんだろうなって思ってます。
宗教的な関係なのかわからないけど、ラーマはあれを見てショックを受けた顔をしてるので。
わかりたい。


④読み書きを。

この作品の最後が、読み書きを学びたいというビームの言葉で終わるのがとっっても好きなんですけど、
仲良くなりたての頃、
ラーマがお昼寝してる時に
ビームが切ないんだかなんだかわからない顔で
ラーマの書いてるノートや、部屋中に重なってる本を見るシーンがあってそれがこの最後のセリフに生きてきてるっていうのが特に好きでした。

学びたいって思えるって素敵。


あげだしたらそんなにたいした事じゃなくてすみません。

とりあえず自分でまとめたかったので!!
と言い訳をします。


最後に、私がこのnoteを書きたくなった原因?の
3回目に気づけた演出です〜!


状況説明むずかしいんですけど、

ラーマとビームが仲良くなっていくダイジェスト?の後半

字幕的には

「並んで歩く2人
  でも見ているものは違う
  二人は気づいて違う道を歩むのか」

これはめっっちゃくちゃにニュアンスなんですけど、
二人並んで楽しく歩いてたのに、
ラーマが厳しい顔をして周りを見渡して、
ビームも少し怖い顔で邸宅を見つめるシーンがあるのですね。

このあとのシーンで
真ん中に丸い有刺鉄線があって
ビームがそれの左側、ラーマが右側を歩いてるカットが入るんです。
(この記事の画像のところです)


https://youtu.be/k157GjJHvK4

↑この動画の3分くらいからのシーン↑


そして物語後半に入ってから、

ビームの処刑があり、ビームの歌が民衆を武器に変えたとラーマが夜語っているシーン。
このときの相手も、最初のおじさんでしたね。

「もう迷わない。
  マッリをビームに返し、ビームを逃がす。」

と決めたあと、
ラーマが去っていく後ろ姿が映るのですが、
その時画面の右側に、さっきのと同じような有刺鉄線があるんです。

「違う道を歩む」
といわれて左と右に別れていた二人だったのが、
有刺鉄線を挟んで左側の道をラーマが歩きだしたことにより、ビームと同じ道を歩むと決めたっていう演出なんです〜〜〜

これ大興奮なんだけど、多分全然文章でうまく伝わってないですよね〜〜〜

今書いててもテンション上がってきちゃってて、冷静じゃないので〜〜!笑

とりあえず、なんとなくわかってくださる人がいるなら、
まだやってるので観直してみるのが1番です!!笑

物語が面白かったのはもちろん初見でわからせられまくりましたけど、
何度か観たことによって気づけた
細かい伏線のようなものや
繊細な演出が素敵すぎて、
創造神〜〜〜〜!
と監督に大感謝なのでした。


私もIMAXで観たいな〜ってもう一回を検討してるところです。
さすがにこれで映画館は終わりだと、、思う。
あとは、サブスク待ってますし!!
円盤出たら買いますし!!!

メイキングとかも凄そうだし、
もう今後はRRRと共に生きるので。

長くなってしまったので、単純な感想とかはまたあとでまとめたいと思います〜
文章とかはあとで書き直すと思うんですけど、
とりあえず書きたかったことは書けたので投稿しちゃいます。

どれか1つでも、誰かに気づいてもらって、
RRRの魅力をより感じていただけると、、、。

なんなら私もこんな感じのやつ教えてもらいたいくらい、、、、、。

長文失礼しました。

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