損得より善悪。

こう考えるようになったのは
30代後半くらいからだったかな。

でも善を貫くと
結果的に得することが多いんですよね。

とにかく得しようともがいてた
若かりし頃の自分に
もっと早く理解しておけよ…と
猛抗議したいです。

得しようと思うと
損することが多いんだ、これが。

それでも損得で動いてしまうのが
人間の欲というものでしょうか。

若かりし頃の失敗なら許されますけど
いい大人になってからでは困ります。

強欲ジジイなんて
存在価値がないんですよ。
60年も、70年も生きてきてこれか？という
恥ずかしい存在にならぬよう
自分を戒めていきたいですね。

ただ…
あなたの失敗なんて
誰も気にしていません。

見られているのは
あなたがどう立ち直るかです。

チャレンジすることに自体に
価値がありますね。

大事なのは失敗を認めることでしょうか。
これができないと失敗を糧にできませんからね。
まずはスタートラインに立つ。

「今」うまくいってる人、
充実している人、
やりたいことができている人、
結果が出ている人、
自信を持っている人、
高年収の人、
こういう人たちって羨ましいですけど、
この人たちは何年も前から
泥臭くコツコツと
準備を積み重ねていたことを
お忘れなく。

過去があっての「今」なのですね。

優れた人は静かに身を修め、
徳を養う。

無欲でなければ志は立たず、
穏やかでなければ道は遠い。

学問は静から、
才能は学から生れる。

学ぶことで才能は開花する。
志がなければ学問の完成はない。

世知辛い世の中ではありますが、
本物って必ず生き残るものではないでしょうか。

よいことを始めるのに
遅すぎるなんてありません。

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