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【3月1on1振返】共同体感覚別感謝の見える化

メンバー13名と1on1を実施しました。一人当たり45分〜60分です。
1on1を実施して感じたことをシェアします。

メンバーがやりがいや大事にしている部分で共通して言えるところは共同体感覚です。

・周りのメンバーに感謝されること
・サポートしているメンバーがポジティブになり自走できていること
そんな言葉をメンバーからもらいました。

ここで改めて、アドラー心理学のキーである「共同体感覚」を整理します。

共同体感覚
サークル、ゼミ、家庭、地域、職場などの共同体の中で人と繋がっているんだ、という感覚のことを指します。
そして、人はこの感覚を感じられる時に、幸福だと感じるとされています。この共同体感覚は、自己受容、他者信頼、他者貢献、所属感の四つで構成されます。

自己受容:「私はありのままでいていいし、今の自分が好き」という感覚
他者信頼:「周囲の人たちは信頼できる」という感覚、
他者貢献:「私はこの共同体の役に立っている」という感覚
所属感:「私はこの共同体の一員だ」という感覚です。

ここで、大事になってくるのかが、この共同体の範囲です。
関心の高い所属している共同体に役立っているか、感謝されているか、評価されているかという点が大事です。

さらっと図でまとめてみました。

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縦軸は、感謝や評価の可視化の高い・低い環境かどうか
横軸は、共同体の範囲を組織内と外で分けました。

理想は、上2つで常に満たされている状態がいいですよね。
しかしながら、人によっては、OUTからの評価は責任、プレッシャーを感じてしまうという方もいるようです。
また、逆にINでの評価よりもOUTでの評価を強く求める方がいるのも事実です。

社会をポジティブに回す感謝が循環している組織にするためにも、
メンバー一人一人の共同体感覚の広さと強度をしっかり把握した上で、
全体調和していく施策を取るのか、
組織ルールを決めた上で、その基準にリードしていくか、
しっかり考えなければいけません。

もっとありがとうが循環する組織にしていきます。

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