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MT4インジケータ|監視機能付き ブレイクアウト(最高安値の水平線)ラインを自動描画

水平線を自動描画+監視機能(チャート左上に表示)

別チャートを監視

すでに公開中の水平線を自動描画するインジケータに、監視機能を追加しました。表示中のチャート以外のチャートを監視し、ブレイクアウトしそうな通貨ペアと時間足を報告します。

図1 チャート左上に監視レポートを表示

MT4、チャート画面の左上に、上図のレポートを表示します。
ブレイクアウトのライン(直近200ローソク足の最高値、最安値)に対し、現在の価格が近い位置にあるかどうかを知らせます。M1やM5のように 時間足が表示されているチャートは、ブレイクアウトのラインに近づいていることを示します。なお、ブレイクアウトラインをすでに跨いだ(またいだ)ものも記載しています。

この画像例は、すべての通貨ペアを監視しているモードになります。表示される通貨ペアの種類は、あなたのMT4に設定されている「気配値表示」の通貨ペアと同じものとなります。通貨ペアを変更するばあいは、気配値表示の設定を変更してください。

図2 AUDJPYの1時間足での表示例

具体的に、監視レポートの見方を確認してみましょう。
図1で「<最高値ライン付近>」とあります、これは直近200本(=ローソク足200本)での、最高値のラインに対し 現在の価格が近いものを掲載しています。USDJPY(ドル円)では、M30からMNまで6つの時間足で 最高値近辺に現在価格があることを示しています。逆に、ここに時間足が表示されていないということは、最高値近辺には現在価格がないということです。

また、「<最安値ライン付近>」の部分は、同様に直近200本での最安値ラインについての監視レポートとなります。

図2は、AUDJPYの1時間足の例です。
監視レポートで、<最高値ライン付近>のAUDJPYの行をみますと、「H1」の表示がありますね。チャートをみますと、このケースでは すでに最高値ラインを越えてしまっていますが、往々にして ブレイクアウトラインまで戻ってくることが多いですので 監視は続けています。
どのくらいの期間監視を続けるかは、プロパティ設定「除外期間」で変更できます。デフォルトでは20本分にしています。

ブレイクアウト手法

このように 最高値や最安値の水平線(=ブレイクアウトライン)の近辺でのエントリーを狙っている方、ブレイクアウトライン越えからのトレンド確認待ちをされている方は、この監視ツールはお役にたてることと思います。

前回の記事

今回は以下の記事で説明しましたインジケータへの 機能追加です。その他の説明については、以下の記事をご覧ください。


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