ごんちゃん

日々の考え事のまとめがき

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最近の記事

母からの手紙

年明けに、成人した私に母が手紙をくれました。 手紙を開くと、幼い頃からよく見てきた母の整った字がつづられていました。 その手紙の中の一部にはこんなことが書かれていました。 ‘’お母さんは、あなたが産まれる前から、自分のしたい事やできなかったことを押し付けるのはやめようと思っていました。でも不思議な事に、自分のなりたかった自分があなたの中に沢山います。友達が多くて、ピアノが弾けて、勉強が好きで、周りに感謝が出来る……お母さんのできなかったことを叶えてくれているあなたがいま

    • からあげ定食

      「今日のね、給食のからあげ、私のところにみんなより少し大きいのがきたんよ!!」 そう友人が帰り道の第一声に今日一番であろう笑顔で伝えてきた。 あれは小学5年生くらいのことであったと思う。 大人になった今、からあげ定食を頼んでも、友人より私の方が大きいなど考えなくなった。それよりも目の前の話題に夢中である。 しかし、あの時の小学生の毎日では給食がなによりもその子の楽しみだったのである。からあげの数センチの大きさでその子の一日の期待と、その子のその後の一日のテンションは大きく

      • 20歳の主張

        先日、成人式を終えました。成人式で20歳の主張というスピーチを行いました。 ここに残しておこうと思います。 皆さん、大人になったなと感じた瞬間はどんな時ですか。ふと、そんな事を考えてみました。歳をとることが少しずつ億劫になることでしょうか。大好きなケーキを食べると胃もたれするようになったことでしょうか、私は、先日書類を書く際に十の位が二に変わった時に感しました。20歳の誕生日を迎えた日、母に「20歳になったんだね。すごいね。」と言われました。私の未熟な語彙力では「すごい」