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頼られる器

会社、辞めるらしいよ。

また、人が減るらしい。

そして、テレビを見れば、事件や事故のニュースが流れる。

悲しいとかではなく。

もしかしたら、感情を、素直に表現できなくなったのだろうか、なんて思ったり。

なんで辞めるのかなとか、その事件をなぜ起こさなければいけなかったのかなとか、その前に何か出来なかっただろうか、なんて考えている。

私なんかが、どうすることも出来ないことは分かってる。

でも、いつも、私に言ってくれればなんて、思っているのだ。

何も出来ないクセに。

頼られても、何も出来ないのに、何かしてあげたいなんて。

依存されるのは好きではないし、依存されるほど、私には何も無い。

それでも、もし限界がきて、私なんかに頼るしかないのならば、頼ってくれるのならば、全力で頑張りたいと思うのだ。

でも、頼りなさすぎて、ほぼ頼られることなんてない。

頼られる人になりたいんだ、なんて気づいたり。

そんな人に憧れていることに、今さら気づいたかもしれません。

そして、そんな器は持ち合わせていないなと、思っているわけで。

今さら、なのかな。

頼られる人、目指してみようかな。

そんなことを考えていたりするのです。


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