多目的トイレ使用、本来の目的知って

2020年6月11日 16:34

車椅子の映画・海外ドラマレビュアー Norikoです。

体が不自由な私は、外出先ではトイレ室内に手すりが完備され、室内が広く車椅子が動きやすい車椅子ユーザーに配慮したトイレを使用しています。

場所によって手すりや便座の高さ・向きが異なり使いづらい所がある為、何か所も車椅子用トイレがある所では、少々遠くても使いやすい所で使用しています。

今では手すり以外にも、子連れで使用出来る様にオムツ交換台や小さい便器が設置されたり、人工肛門の人に配慮した設備があるトイレなど、多目的トイレ、多機能トイレ、だれでもトイレ、みんなのトイレなど様々な名称で知られています。

ですが、トイレ目的で使用する多目的トイレが、違う意味での多目的としてアンジャッシュ、渡部健の不倫相手との密会場所に使用されたとの報道を受け、話題の場所として注目を集めてしまっています。渡部健は、自身のお子さんも使うであろう多目的トイレを、何故、ホテル代わりに使用したのでしょうか？

この理不尽極まりない事態を非常に悲しく感じているので、多目的トイレでのトイレ以外の、多目的使用を目の当たりにしている現状や、多目的トイレでの困り事を挙げたいと思います。

メディアでは不倫報道よりも、多目的トイレの本来の使用用途をしっかりと報道して欲しいです。報道を機に、多目的トイレをトイレ目的以外で使う人が急増し、一部の多目的トイレが身体の不自由な人でも、使用の際はスタッフに依頼しないといけない、夜間の時間帯は使用禁止になる等、使用制限されてしまいました。

視聴者人々に影響を与えるメディア関係者の方々は、「来る途中渡部と多目的トイレですれ違って」的ネタにするのをやめて下さい。

ツイッターなどで面白がってネタにしないで下さい。

一般トイレに比べ設置が非常に少ない多目的トイレ

ネタになる事によって興味本位で多目的トイレへ入る人が増えると見られ、多目的トイレでしかトイレ出来ない人が、今まで以上に直ぐに多目的トイレへ入れなくなると死活問題なので。

本題に入る前に、車椅子目線、多様な目線で執筆の映画・海外ドラマ記事をご紹介。葛藤する人物や、身体にハンディを持つ人への理解を深めて貰えるよう、ご一読頂ければ幸いです。

🔶多目的トイレでしかトイレ使えない人が、直ぐに快適に利用できない為止めて頂きたい

●便器周りが汚れている時がある
●ゴミが散乱している時がある
●オムツ交換台や多目的シートを、元通りに戻しておらず車椅子で入れない時がある

●食事の形跡
●自慰行為の形跡

●落書き

●子供が自動ドアで遊んでいる

●スマホ操作や読書

●訳ありげな男女が使用

私が待っていても、後ろめたさからか一言もなしに過ぎ去る人が多い

●私が使用中、外で待っている人がドア叩き「遅いなぁ」と言われる

待っている人によっては「どういう事してるんだろう」との疑う声が

何時もトイレへ入った瞬間から遅いなあ、と言われないか気にしながら使っている。小さい頃から度々言われ「遅い」が私のトラウマ的な言葉

（私は、トイレに２０分～３０分掛かる、遅いと言われると、焦って余計時間が掛かる。）

●足元にブザーがあると、足がぶつかり押してしまう時がある

●自分でブザーを押し、ドアを開けられない状態でも、スタッフが駆けつけると大半の場合「中からドアを開けて下さい」と言われてしまう
（緊急時のコールなのに、外から開けて貰えない事が不思議）

●自動ドアの多目的トイレは、緊急対応時はドアが閉まらない為、室内が丸見えになる

（密会現場で話題になってしまった六本木ヒルズは、映画館も含め、殆ど自動ドアで足元にブザーがある為使いにくい。ヒルズのトイレは、映画祭や映画イベントで利用している）

●駅などの多目的トイレは、窓無しでエアコンなしの所か多く夏はサウナ状態（トイレに時間が掛かり、熱中症になる恐れがある）

トイレによっては、使い終わってドアを閉めずに次の人が入ると、室内が暗くなりドアが開かなくなります。外で待っている人がいても、ドアを必ず閉閉めましょう。

上記の事で悩み尽きず、外出先ではトイレ回数を減らしている状況を知って頂きたいです。休憩場所やホテル代わりに、多目的トイレを使用しないで頂きたいです。

渡部健は、不倫相手に使った１万円を多目的トイレ環境整備の改善費用に充て、社会に貢献して頂きたいです。

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ご一読して頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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