電気通信大学「ベンチャービジネス概論」の講義にCTO 多田が登壇した様子をレポート
こんにちは!
HRの山地です。
今日は12月にCTO 多田が登壇した電気通信大学「ベンチャービジネス概論」の講義の様子をレポートしたいと思います。
当日はオフライン、オンライン合わせて200名近くの学生のみなさんが聴講してくれていました。
起業時の話だけでなく、エンジニアのキャリアについても自身の経験を通してリアルに語っていたことが印象的でした。
学生のみなさんからの質問も沢山あったので、こちらも少し紹介していきます。
講義の概要
2023年12月6日(水)に開催された国立大学法人 電気通信大学「ベンチャービジネス概論」の講義にCTO 多田が登壇しました。
受講生がベンチャービジネスを理解する為の基礎を習得して、起業のイメージを掴んでもらうために開講されている授業。
ご担当:高木 克人 特任准教授
講義の様子
主なトピックは以下でした。
・会社 / 事業の紹介
・会社 / プロダクト立ち上げのハードシングスな話
・エンジニアのキャリアプラン
会社・事業の紹介
会社・事業の紹介はGoalsホームページにも掲載されている、「フードビジネスの利益率とスケーラビリティを最高水準に」のミッションのもと、現在は食品産業の川下である飲食店向けの需要予測型AIサービスの開発・販売・運用支援事業の内容をお話しました。
その後、創業からの5年間、1年ごとにどんなことをして、どんなことを思っていたのかを赤裸々にお伝えしました。
まとめると
スタートアップは超大変
プロダクトが立ち上がるかは、運 >>>> 実力
諦めずにやり続けるマインドが重要
一人だと心が折れるので、共同創業者必須
スタートアップは超楽しい
常に人が足りないので、メンバー1人1人の裁量が大きい
未解決問題だらけなので、手を上げれば何でもチャレンジできる
カオスが楽しめる人は、圧倒的に成長できる
とのことで、
特に「実力より運」「マインドが重要」「共同創業者必須」は学生のみなさんも印象に残ったようで後日共有いただいた授業のレポートでも取り上げてくれている方が多かったです。
Goalsは代表 佐崎とCTO 多田が2人で創業した会社ですが、多田の話の中でも創業者が2人のほうが事業の成功率が高いとの研究結果に触れながら、「ピボットする時に意見が割れて、徹夜で話し合った結果、ピボットすることになって、今、会社は生きてる。」という話は私も初耳でした。
共同創業者がいることで、「1人では気付けない視点」「2人だからこそ見出せる結果」があるということを感じました。
佐崎と多田が2人で共に戦ってきた戦友なんだなというのを私も間近でみていて感じることがありますが、2人のこれまでの多くの試行錯誤があって今のGoalsがあるんだなと思うと感謝しかありません。
最後に
「カオスで大変な環境ではありますが、最高速度で自分自身の能力を成長させる環境として、スタートアップは選択肢になりうると思いますので、ぜひご興味がある方はチャレンジしていただけると幸いです。」
という言葉で締めくくりました。
エンジニアのキャリアプラン
続いて、エンジニアのキャリアプランについて、多田のリアルな体験を交えてお話しました。
まとめると、以下です。
優秀なエンジニアってどんな人?
技術力/マネジメント力がある
社会人としての基礎がある
「なにをする人か」が明確
自分の価値をあげるための戦略
分析 ※さぼりがちだが、大事
計画
実行
会社選び
最後に、「これまでお話したことを身につけてスキルの高いエンジニアになった際には、培った自分のスキルをどうやったら社会に最大限のパフォーマンスで還元できるか考え、社会の役に立つという意識をもってもらえると嬉しい。」とのメッセージで講義を終えました。
これには学生のみなさんも、リアルな話を聞けて将来を考える際の参考になったとの感想がとても多く見られました。
自分の技術力や市場価値を高め、それを社会に活かし、貢献していくことが大切だという内容で、すでに社会人歴◯年の私も勉強になる内容でした。
質問タイム
講義のあとは学生のみなさんからの質問タイムでした。
質問出るかな・・・と心配していたのですが、沢山の質問をいただけたので、その一部を紹介したいと思います。
質問1
Q:一番大きな失敗はどんなことですか。
A:大きい会社の契約を失注したこと。失敗はいっぱいあるけど、死んでなければ大丈夫。後悔はしてない。
質問2
Q:外食の店舗に導入しているけど、現場からの反発があったときは、どうやって説得したのですか。
A:お客様もこれまでの業務を変えたいという思いは強いので、まずは本部の人を説得する。
そこからプロダクトのファンを一店舗つくる。成功した店舗を1つ作って、全店舗との進捗共有会を開催して、こうやったらうまくいったよという成功体験を話してもらう。
トップダウンではなく、横のつながりで話を聞いてもらった方が納得してもらえるから。
質問3
Q:創業者2人で創業期はどうやって役割分担されていましたか。
A:やれそうなところからやっていた。
セールスとバックオフィスは佐崎。
プロダクトは多田。
最初は肩書き関係なく、なんでもやるという感じでやってきた。
多田からも逆質問
Q:この中で起業したいと思ってる人いますか。
A:(ひとり手をあげてる!)
質問してくれた学生の中にとても鋭い質問をくれた方がおり「なんであの質問ができるの?」と聞いてみると、「自分自身の経験で難しいと感じていたことをできているのはどうしてだろう?」と思ったからだそう。
とても良い質問が多く、私も感動しましたし、多田も嬉しそうにしながら、真剣に答えていたのが印象的でした。
後日、担当教員の高木先生の感想と学生のみなさんのレポートを共有いただきました。学生のみなさんのレポートからキーワードだけでもご紹介できればと思います。
レポートに書いていただいたキーワード
市場価値をあげる
自己分析が大切
共同創業者は必要
難しい技術(SCM理論)を使ったビジネスをできている
失敗しても諦めない、挑戦し続けることの大切さ
ホワイト大企業だけでなく、スタートアップへの就職も選択肢にしたい
成功には実力だけではだめで、運が必要
社会人力は何をするにしても大事
高木先生のコメント
「食」 という人間にとって必要不可欠な産業が、持続的に成長し続け、社会全体の成長の中心であり続けるという想いを、取締役 CTO多田 裕介様から、お話し頂きました。
多田CTOのベンチャーマインドを感じると共に、それでいて冷静に、クールに熱く語るお姿に、しみじみと、本学の学生は、旬なベンチャー企業経営者の声を生で聞け、とても幸せだなと、思わされた次第です。
御多忙な中、本学までお越し下さり、貴重な講演をありがとうございました。
「自分で考え、自分で決め、自分で行動する」、この考えを、本学の学生には、若いうちから身に付けて頂きたいと常日頃考えておりましたが、多田CTOのお話は、高校から海外に留学する際の決断など、体験談を交えたお話が、あまりにもリアルかつイメージでき、ユーモアたっぷりにお話し頂き、大変楽しませて頂きました。
Goals共同創業当初の、開発しながら営業した時期のお話は、学生にとても為になったと思います。
ありがとうございました。
講義を終えての感想(多田)
貴重な機会をいただき、純粋に嬉しかったです!未来ある学生にお話をさせていただくのは僕自身としても非常に刺激になりました。いい質問もたくさんいただき、「新世代のほうが基本的に優秀」という自分なりの持論も再確認しました。もしこの機会が学生の刺激や将来の一助になれば幸いです!
最後に
今回の特別講義の機会をくださった電気通信大学の高木先生に改めて感謝申し上げます。
多田もとてもテンションがあがって、帰り道も次の日オフィスで会った時も目をキラキラさせながら講義の時の話をしていたので、学生のみなさんにいいエネルギーを沢山もらえたのではないかと思います。
Goalsでは現在は新卒採用はしていないものの、近い将来、新卒採用もしていきたいと思いますので、その際は学生のみなさんにスタートアップ、またその中でもGoalsを選んでもらえるようにがんばりたいなと思います!
Goalsでのインターンにご興味がある方は以下のメールアドレス宛にご連絡ください。
メールアドレス:recruit@goals.co.jp
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