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2021年のレコード Best 10

※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。

年末ということで、今年リリースされた作品の中から10枚のレコードを選んでみました。
ランキング順ではありません。発売順に並べてます。

10枚選ぶのって難しいですよね。自分で選んだくせに「○○や△△のアルバムが入らないのかよ!」って思いますからね。

それでは、まずはこちらから。

COALTAR OF THE DEEPERS
『REVENGE OF THE VISITORS』 LP

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2021年3月上旬 国内流通開始
NARASAKI氏、KANNO氏、NEGISHI氏、NAGASAWA氏、TAKATORI氏のサイン入り

今年、ターンテーブルに乗った回数が一番多いのは、間違いなくこのレコード。

初期メンバーのNARASAKIさん(vo,g)、KANNOさん(ds)、NEGISHIさん(g)、NAGASAWAさん(b)、TAKATORIさん(g)が、1stアルバム『THE VISITORS FROM DEEPSPACE』(1994年)を再録したんだもん。最高に決まってます。

3種類出たカラーレコードを全て買っちゃいましたよ。

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トリコロールカラー盤(EARTH RIDE EDITION)とブラック&シルバーカラー盤(SILVER VISITOR EDITION)は、まだこちらで購入できますね。


envy
『LAST WISH Live at LIQUIDROOM Tokyo』 LP

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2021年4月1日 オンライン販売受付開始

2020年2月11日にリキッドルームで開催された『THE FALLEN CRIMSON』レコ発ワンマンの模様を収録したライブアルバム。

昨年(2020年)ドイツのPelagic Recordsから発売されたレコードですが、オフィシャルサイトで販売開始したのは今年の4月からなので、2021年分にカウントします。

本作が収録されたリキッドルーム公演には足を運びました。
実際に観たライブが作品化するのって嬉しいですよね。

当日のセットリストを、こちらの記事に載せているのでぜひ。


「A faint new world」のMVを貼っておきます。
ライブ盤に入っているテイクではありませんが、ご参考までに。


FLOATING POINTS, PHAROAH SANDERS & THE LONDON SYMPHONY ORCHESTRA
『PROMISES』 LP

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2021年4月7日 国内流通仕様LP発売

サックス奏者のPharoah Sandersと、作曲家/プロデューサー/DJとしてロンドンを拠点に活動する Floating PointsことSam Shepherd、そしてロンドン交響楽団の共演盤。

TALKING HEADSのDavid Byrneが主宰するLuaka Bopから今年の3月にリリースされたLPの国内流通仕様。帯付きです。

全人類必聴レベルの大傑作。ぜひ聴いてみてください。


KANNA
『Hide and Seek / This is How』 7"

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2021年5月19日発売

モデルや女優として活動する小山かんなが、KANNA名義で発表した7インチ。
かなり気に入ってます。特にA面!


坂本真綾
『ひとくちいかが? / ひとつ屋根の下』 7"

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2021年8月4日発売

土岐麻子を迎えた「ひとくちいかが?」と、小泉今日子を迎えた「ひとつ屋根の下」をカップリングした坂本真綾の7インチ。

でも、個人的には久々に出た小泉今日子のアナログ盤という位置付けです。私にとってキョンキョンは、永遠のアイドルですから!


STUTS & 松たか子 with 3exes
『Presence』 LP

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2021年9月29日発売

ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のアナログ盤。

主演の松たか子が、各話ごとに異なるラッパーと共演したエンディングテーマを収録。元夫役の岡田将生、角田晃広(東京03)、松田龍平もラップに挑戦しています。

作編曲/プロデュースをSTUTSが担当しているのですから「ドラマの企画モノか・・・」と侮ってはいけません。


Miguel Hiroshi
『Oníriko Orinoko』 LP

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2021年10月20日発売

鎌倉生まれのスペイン人打楽器奏者、ミゲル・ヒロシの1stアルバム。
ジャンルを問わず、より多くの音楽ファンに聴いてもらいたい良質な作品です。
とにかく聴いてみてください!


JOHN COLTRANE
『LOVE SUPREME LIVE IN SEATTLE』 LP

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2021年10月22日発売

1964年12月9日に録音された歴史的名盤『A LOVE SUPREME』の楽曲をプレイした未発表ライブ音源。

全4パートで構成された『A LOVE SUPREME』の組曲が公のステージで演奏されたのは2回だけといわれていましたが、3回目の演奏が発掘されたのです。聴き逃すわけにはいきません。
まだお持ちになっていない方は、至急お買い求めください。


JariBu Afrobeat Arkestra + RYUHEI THE MAN
『Water No Get Enemy / Water No Get Enemy (DJ JIN Respect-to-THE-MAN Edit)』 7"

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2021年11月3日発売
DJ JIN氏のサイン入り

Fela Kutiの名曲「Water No Get Enemy」をカバーしたJariBu Afrobeat Arkestraの7インチ。
プロデュースは、今年の2月に永眠したRYUHEI THE MANこと手代木隆平さん。

RHYMESTERのDJ JINくんが手がけたB面のリエディットも最高です。


COCOBAT
『Discipline / Devil's Rondo』 7"

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2021年11月30日 オンライン販売受付開始

COCOBATの結成30周年記念盤。
本作をリリースしたHELLO FROM THE GUTTERの20周年記念盤でもあります。

A面に新曲「Discipline」、B面にSABBRABELLSのカバーを収録した限定300枚の7インチ。
すでに入手するのが難しくなっていますが、新録曲を追加したCDのリリースが決定しているのでお楽しみに!

HELLO FROM THE GUTTERを主宰する松田氏からの依頼を受け、こちらの記事を執筆しました。


そして、こちらは『ヂラフマガジン』に掲載された2021年3月13日のライブレポート。
「Discipline」は、この日のライブですでに披露されていました。


当日の映像がYouTubeにアップされています。「Discipline」は17:09あたりから。


以上、10枚のレコードを選出いたしました。
アナログ盤は数量限定で生産されるものが多いので、なくなる前にぜひ。
(Amazonのアフィリエイトからぜひぜひ!)

昨年のベスト10もよろしくです。


【追記】

今年アナログ化した作品のベスト10も選んでみました!


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