ゴブリン

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最近の記事

#7 諦める不安とゴブリン

私は2022年に2つの大きなことを諦めた それなりの給与、それなりの裁量、それなりのやりがいのある仕事 素敵なパートナーとの生活 この2つだ 振り返ってみても、とても良い職場、とても良いパートナーだった ただ、自分が「とても良い自分」でないことに耐えられなかった 必死に逃げ出して、今の身の丈にあった給料で一人で生活をしている あの時の自分は「とても良い環境」に押し潰されてしまっていたので、諦めたことに後悔はまったくない しかし、これからへの不安はある 一度、諦めて

    • #6 すずめの戸締まり見たゴブリン

      本記事は映画「すずめの戸締まり」のネタバレを含みます 続きはご自分の判断でお読みください 多くの人が感想やレポートを書かれると思うので、私は個人的に気になった「だいじん」(以降、便宜上ウダイジンと呼びます)についての考察を書こうと思います。 物語の終盤ウダイジンはすずめに向かって「だいじんはね-すずめの子には なれなかった」と言います。 これは冒頭すずめがウダイジンに向かって言って「うちの子になる?」につながる発言ではあるが、ウダイジンが何者なのかを考えながらもう一歩踏み

      • #5 バケットリストとゴブリン

        バケットリスト・死ぬまでにやりたい100のことリスト、なんていう話しを聞いたことはあるだろうか 「最高の人生の見つけ方」というタイトルの映画で知った人も多いんじゃないかな やることは至ってシンプルで100個のやりたいことを書き出して実行していく、ただそれだけだ それだけで生きる希望が湧いてくるし人生が色づいてくる 本当だろうか、本当らしい やりたいことは何だっていいハワイに行きたいとか、うな丼を食べたいとか、結婚したいとか 大きなことから小さなことまでなんだっていい 途中

        • #4 想像満足型ゴブリン

          想像できてしまうと満足してしまう。 成功までの過程を楽しめない。 そんなことがあなたにはないだろうか。 もちろん私にはある。書いていてるのだから当然だ。 仕事では、目の前にあるすべての問題をクリアできて道がひらけた瞬間につまらなくなる。 「そんなことありえない、すべての問題がクリアされる瞬間なんてあるわけない」 と思ったあなたは優秀だ。その通り、すべての問題がクリアされるなんてビジネスシーンにおいてある分けがない。 Aが正しいと実行していたら思わぬことに足をすくわれプ

        #7 諦める不安とゴブリン

          #3 眠れない夜のゴブリン

          眠ると明日が来てしまう。これは切実な問題だ。 いつから明日が疎ましく思うようになっただろう。 いつから今日の延長線を想像できなくなったのだろう。 今日やるべきことを今日やれず。 明日になるのを恐れている。 そんな夜ばかりで眠れない。 ただ、自動的に来る明日が怖い。 ただの、ただの今このときの、今このときが続いてくれたらそれで良いのに。 眠れない夜は何故だか感傷的になりますね。 この世のすべてが敵かのように感じてしまうこともあります。 でも、明日になれば何でもない

          #3 眠れない夜のゴブリン

          #2 在宅ワークとゴブリン

          ゴブリンにとって在宅ワークとは、いつでも好きなときにSNSをスクロールしながらポテトチップを食べられる時間のようなものだ。 ついつい家の掃除をしてしまう、洗濯をしてしまう。そんなレベルではない。 ついつい仕事をしないことをしてしまうのだ。 在宅ワークで仕事の効率が上がるなんて幻想だ、嘘だ、そんなものは存在しない。 給料をもらいながらSNSを眺めるゴブリンを生み出しているだけだ。 まー、そんな自分が世界かのような感覚に落ちて現実逃避をするのだが、実際に仕事の効率が上がって

          #2 在宅ワークとゴブリン

          #1 ゴブリンモードな夜に

          私は人より圧倒的に寝付きが悪い 5分、30分、1時間、布団の暗がりで眠れない時間を過ごす ついには布団の中を出て 5分、30分、1時間、PCの明るい画面の前で時間を過ごす 不眠症というほど眠れないわけではない 朝の5時とか6時になると嫌でも眠れる 深夜12時から朝の6時までの1/4日の間、何をしているのかというと。 Twitterのタイムラインを流し、TVerでバラエティを見たり、YouTubeで新しい音楽を探したり。ゴブリンモードで過ごしている 今に始まったことでは

          #1 ゴブリンモードな夜に