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【無料記事】シティリーグ立川S2@ジラーチ型ザシアンライコウ

こんにちは、ごぼです。

波乱の2020年も終わりを迎えようとしています。

このような状況下でも大型大会の中止等ありましたが、大方ポケモンカードを楽しめるよう運営してくださった株ポケやカードショップ、自主大会運営の方、そして対戦していただいた皆さんありがとうございました。

今年は暗いニュースが多かったので、2021年は少しでも明るい年になるよう願うばかりです。

さて話は逸れましたが、先日行われましたシティリーグ立川S2に参加してきました。

結果は散々たるものでしたが、デッキ自体は良いものに仕上がりました自負がありますので2020年の締めくくりと備忘録を兼ねて記事にしています。

ガキ使のCMの間にでもご覧ください。


1.デッキコンセプト

画像1

今回使用した『ジラーチ型ザシアンライコウ』になります。最強カード『ザシアンV』と『アメイジングライコウ』(以下ライコウ)を組み合わせたデッキです。

『ザシアンV』の『ふとうのつるぎ』に『ジラーチ』 の『ねがいぼし』の補助を得て、『ブレイブキャリバー』、『アメイジングシュート』を使って戦っていくデッキになります。

そもそものこのデッキコンセプトに至るあたり『コンボザシアン』を使っていた際に、
このデッキ以外に3回技を言って勝つデッキはないのかというところからスタートしました。
技を3回使って勝ちたいというコンセプトは環境TOPの『アルセウス&ディアルガ&パルキア』(以下三神ザシアン)が『オルタージェネシスGX』+『アルティメットレイ』+『ブレイブキャリバー』のように3回技を使用し勝つデッキであることからそれに勝つことを前提としています。

※コンボザシアン:ジラーチプリズムスターをヤレユータンとバリヤードを駆使してサイドに埋めてジラーチの特性『ほしにねがいを』使用するデッキ。
詳しくはこちら…

https://note.com/gobo7113/n/n56ab431ddb4c

このデッキでは『ザシアンV』の『ブレイブキャリバー』230+『ライコウ』の『アメイジングシュート』120(バトル場とベンチ1体)で前のVMAXを倒しつつ、ベンチにいる次にVMAXに進化するであろうVポケモン、もしくはHP120以下のポケモンを倒して、『ブレイブキャリバー』を2回、『アメイジングシュート』を1回、合計3回技を使用しゲームに勝つことを目指したデッキです。


2.デッキレシピ詳細

【ポケモン14】
ジラーチ3
特性『ねがいぼし』が強力で2枚と迷ったものの3枚採用。
序盤の安定感を高められ、終盤のパーツを拾いにいく動きでも大いに活躍してくれます。
特にリセットスタンプ耐性が魅力で置いておくだけで次に繋げられる数少ないカードなので1体は終盤は絶対に置いておきたいカードです。Cレギュ以降環境だとそういうカードは少ないので引いたカードの中でのやりくりが強いられるのでストレスが多くなりそうです…

ザシアン4
このデッキのコンセプトポケモン①
特性『ふとうのつるぎ』が序盤の安定感を飛躍的に向上させます。
手札を増やせるだけでなく、1ターンに1枚しかエネルギーをつけられないというポケモンカードのルールを凌駕して鋼エネルギーが付く可能性もあり、間違いなく最も強いVポケモンだと認識しています。
今のカードプールだとボール系のカードが少ないです。『ザシアンV』を持って来れる札はクイックボールのみなのでそもそも欲しい時にハンドに抱えたいのでその期待値が最も高い4枚採用しました。
先1『ふとうのつるぎ』からゲームを始められると楽にゲームを作ることができます。

ライコウ2
このデッキのコンセプトポケモン②
120ダメージばらまきは言わずもがな強いのでエネルギーをどう供給するかがポイント。
今回使用している『ザシアンV』との組み合わせ、その他『クワガノンV』『ゼラオラGX』と組み合わせているデッキは見たことある方がいるのではないでしょうか。
ザシアンVに集めたエネルギーを後述のエネルギー付け替えやサンダーマウンテン、カプ・コケコプリズムスターを駆使して『アメイジングシュート』に到達させます。
基本1枚しか使うことがないので1枚使用するために2枚採用です。

フェローチェ&マッシブーンGX 1
(以下フェロマッシ)
主に『三神ザシアン』を見ての採用です。
『ジラーチ』(特性ねがいぼし)が採用されている型なら問題ないのですがそうでないとサイド3枚取れるtag teamや VMAXは基本盤面に1枚しか出てこないので3回殴って勝利するというコンセプトを満たすことができません。
(ベンチポケモンの120ダメージを有効に使用できない)

それを解消してくれるのが『ビーストゲームGX』です。

・『アメイジングシュート』と合わせて120+50でHP170ラインまでの『デデンネGX』『オドリドリGX』

・『ブレイブキャリバー』と合わせて230+50でHP280ラインまでの『三神』や『ミュウツー&ミュウGX』

を倒した時にサイド+1枚取ることができます。

『三神ザシアン』対面では『大きなお守り』を貼られてしまうのではという考えもありましたが、『ブレイブキャリバー』で倒されるケースや『アメイジングシュート』×2で倒されることを嫌い『ザシアンV』に『大きなお守り』を貼られることが多かったため、この対面を考慮して『ツールスクラッパー』を採用する優先度は低いと考えました。

その他『マッドパーティ』のデッキ等にも有効に使用することができます。ライコウと合わせて圧力をかけましょう。

デデンネGX1.オドリドリGX1

デッキを円滑に運用する為に最低限必要となる枠。もっと増やしたい枠ですが、『ザシアンV』や『ジラーチ』のエンジンもあるためこの枚数にしました。

『クロバットv』はあってもよかったカードだと認識しています。

ヤレユータン1

特性の『さるじえ』で『ザシアンV』の『ふとうのつるぎ』のエネルギーを100%供給する、博士の研究で手札を切る際にリソースを次点に残すのが主な役割。

カプ・コケコプリズムスター1

雷エネルギーが見えたら採用しない理由が見当たらない。

クイックボール4.ポケモン通信1

クイックボールは言わずもがな4枚。ポケモン通信は増減できるカードかと思いますが、2枚だと過剰でクイックボールのみだと足りないと感じたので、1枚採用。本当は1枚のみで完結するハイパーボール使いたいです。

ポケモンいれかえ4
『ジラーチ』と『ザシアンV』を採用しているので最大枚数採用。

メタルソーサー4
鋼タイプのカード達必須カード。
『ザシアンV』が2回『ブレイブキャリバー』を言わなければならないため、最大枚数採用。

エネルギー付け替え3
採用は必須だが、何枚採用するか考える余地がある枠。
2枚でいいかなと思ったもののここをサボって『ライコウ』の起動が遅れると元も子もないので3枚にしました。

リセットスタンプ2
中盤で1枚、終盤の急所で1枚使うため2枚採用。最低終盤に1回は言いたいです。サイド落ち、切らざるえない手札になってしまう可能性があることも考慮し、1回使える可能性をあげるためにも2枚。
順当に攻撃できるともしかすると必要ない枠の可能性もありますが、シティリーグの特性上、下振れた試合をいかに拾えるかは重要なテーマです。テンポロスしたゲームで相手のサイド2、こちらのバトル場が『ライコウ』で『ボスの司令』で負けという場面を回避し次ターンの『ブレイブキャリバー』でゲームに勝つシーンは考えれれるため欲しい枠だと感じました。

エスケープボード1
本当は2枚入れたいですが枠の都合上1枚採用。入れ替え4枚をフルに使えればボード1枚で何とか足ります。
『ツールスクラッパー』が切れているのが見えたり、『ポケモン入れ替え』が山に多く残っていれば、終盤ジラーチを2面に展開することもあります。

【サポート10】
博士の研究4
1番強いドローサポート。切りたくないカードもあるので『ヤレユータン』とセットで採用し、リソース管理します。

マリィ3

リソースをキープしながらハンドリフレッシュが可能なカード。『シロナ』と異なりボトムに持っているカードを送る為、確実に新しい5枚に触れること、相手へのハンド干渉ができることが採用のポイントです。

ボスの指令3

ゲームを効率よく進める為、欲しいカード。『ドローサポート』から

走った先に回答があったほうが良いという考えから『グレートキャッチャー』の採用も考えましたが、対象となるポケモンがいないケースも考えられる為、今回は不採用としました。

【スタジアム3】

トキワの森2

このデッキの必須パーツと考えています。手札にあるエネルギーやいらない札を圧縮できるだけでなく、欲しい色のエネルギーを引っ張ってこれるこのデッキにもってこいのカードです。

『メタルソーサー』のことを考えると鋼エネルギー1枚はトラッシュに置いておきたいです。

サンダーマウンテン1

雷のポケモンが入っているので採用で良いのではないでしょうか。

【エネルギー14】

鋼エネルギー8.雷エネルギー3.草エネルギー2.オーロラエネルギー1

鋼エネルギーが多めの採用となっています。

鋼エネルギーをさぼると『ザシアン』が技を言いにくいデッキになってしまうのでそれを避ける為に鋼エネルギーは多めの採用です。

草エネルギーもう1枚オーロラエネルギーに変えても良いかなと思っています。

3.各デッキへの立ち回り 

基本的にはどのデッキへも『3回技を言って勝つこと』がコンセプトではありますが、各デッキごとに微妙異なる立ち回りが求められる為、それを以下にて記載します。

①三神ザシアン

『ジラーチ(ねがいぼし)』の有無により立ち回りが異なります。

『ジラーチ』が出てきた場合は『ブレイブキャリバー』×2『アメイジングシュート』。

出てこなかった場合は

⑴『ブレイブキャリバー』×2『ビーストゲーム』

or

⑵『ブレイブキャリバー』『アメイジングシュート』『ビーストゲーム』

の2択です。

⑴は『ブレイブキャリバー』を三神にあてた後、その三神を『ビーストゲーム』で取ってもう1体のV、GXを『ブレイブキャリバー』とるプラン。

⑵は『ブレイブキャリバー』を三神にあてた後、『アメイジングシュート』で三神を突破しつつ、120点を『デデンネGX』にのせてその『デデンネ』を『ビーストゲーム』でとるプランです。

『大きなお守り』を貼られてしまうのではないか問題は上記に記載した通りです。

万が一プランができなくなるところに貼られてしまったには『ライコウ』で2回以上『アメイジングシュート』使う必要がある為、相手のエネルギーの手張りが追いついていない時(先2で『オルタージェネシス打たれる前など)や裏を縛って1体の『ライコウ』が2回『アメイジングシュート』を使う、もしくは2体の『ライコウ』が「アメイジングシュート』を使うプレイが必要になってきます。

②ムゲンダイナ

基本的には『ブレイブキャリバー』×2.『アメイジングシュート』で倒すゲームです。

ベンチに『ジグザグマ』や『ヤミラミ』が並ぶ為、1-2-3のプランで問題ないです。

『マタドガス』入りの場合も特性は止まりますがエネルギーの手張り等他の行動はできる為、『アメイジングシュート』で牽制しながらゲームを進めれば基本的には通常の型のムゲンダイナと同じようなゲーム展開が想定されます。

序盤の入りの部分だけ特性が止まると動かなくなる可能性がある為、ロックされる前に積極的に『デデチェンジ』等で圧縮をかけていきたいです。

③小ズガ

基本的には『アメイジングシュート』ペチペチ打ち込んでれば勝てます。このマッチはハンド干渉もほぼないので積極的に『ライコウ』を2体育てていきたいです。『アメイジングシュート』120+『ビーストゲーム』50=170で『オドリドリ』GXを取れること、頭に入れておきたいです。

④セキタンザン

このマッチは『ブレイブキャリバー』+『アメイジングシュート』でVMAXが倒せない可能性があります。『ストーン闘エネルギー』が剥がせないので2枚以上貼られるとそのプランは遂行不可です。

その為『フェロマッシ』を積極的にバトル場に出しゲームを進めたいです。『エレガントソール』190ダメージで弱点込みでほぼ確実に『セキタンザン』を倒すことができるので必ず意識したいです。起動には余程エネルギー付け替えのかみ合いが良くない限り1ターンでは難しいので『せんじんのまい』等使ってほぼ2ターンかかると思ってプレイしましょう。

また『アメイジングシュート』で相手の『ヤレユータン』や『マグカルゴ』を狙いたくなりますが、エネルギーのついたセキタンザンをフリーにして『キョダイガンセキ』を打たれてしまうと『ザシアン』が1パンされる展開になる為、避けるべきプレイです。エネルギーのついたセキタンザンをフリーに動かれることのないよう、ある程度圏内に入れておいたり、『エレガントソール』で倒せる態勢を作りにいきます。

⑤マッドパーティ 

『フェロマッシ』が大活躍するゲームです。『ジェットパンチ』や『ビーストゲーム』『アメイジングシュート』とれも致命傷になるので『フェロマッシ』をうまく動かすこと、『ジェットパンチ』を使う前に後1バトル場などで上からダメージを言われて、後1.後2の2パンで倒され、1度しか技を使えない状況は避けたいです。1パンされることはほぼないのでダメージの乗ってない状態で技を使えれば2回は『ジェットパンチ』や『ビーストゲーム』言えるはずです。

⑥ルカリオメルメタルザシアン(以下ルカメタザシアン)

ブレイブキャリバー170(『ブレイブキャリバー』230フルメタルフォール-30.鋼鉄のフライパンorメタルゴーグル-30)

+『アメイジングシュート』60(『アメイジングシュート』120フルメタルフォール-30.鋼鉄のフライパンorメタルゴーグル-30)

で相手のザシアンを倒せるという点は覚えておきたいプランです。

とはいえ『ルカメタ』の処理が『ブレイブキャリバー』×2しかない中、相手の『ザシアン』には1パンされ続ける状況のため、基本的には不利マッチと捉えています。ここを厚く見るならば、『タフネスマント』が採用の視野に入ってくる(三神ザシアンのブレイブキャリバーも耐える)と思います。

4.シティリーグ当日のマッチング

①ムゲンダイナ×

②三神ザシアン○

③ピカゼク×

④三神ザシアン○

2-2.圏外。

中々噛み合いが悪く、やりたいことができた試合とできない試合がはっきりしてしまいました。

備忘録兼ね、以下振り返ります。

①ムゲンダイナ×

初手まさかの『フェロマッシ』スタート。1ターン目で対面『ムゲンダイナ』とわかる。

ベンチにお荷物抱えながら、なんとか『ブレイブキャリバー』+『アメイジングシュート』で前の『ムゲンダイナVMAX』倒しながら後ろの『ムゲンダイナVMAX』に120載せて『リセットスタンプ』お祈りするも『ボスの指令』でベンチの『フェロマッシ』を取られ終戦。『フェロマッシ』さえ出ていなければ押し切れそうな感じだっただけに勿体ないゲームになってしまった。

②三神ザシアン○

先1で手張りと『ふとうのつるぎ』で鋼エネルギー2枚が『ザシアン』につく順調な展開。先2で相手のバトル場の『ザシアン』突破。先3で出てきた『三神』に『ブレイブキャリバー』当てる。先4で『ビーストゲーム』で前の『三神』とりゲームエンド。綺麗すぎるゲーム展開だった。

③ピカゼク×

後攻ザシアンスタートでしたが、次につながる手札が『マリィ』しかなかった為そのまま使用。引いた5枚が芳しくなかった中、『トキワの森』があった為それをプレイして違和感、サイドが博士の研究、博士の研究、マリィ、マリィ、メタルソーサー、メタルソーサーだった。『マリィ』を使用していたので山に残されたドローサポートは残り2枚のみだった。それでも『クイックボール』か鋼エネルギー引ければ動けるだろうと思いつつ『ふとうのつるぎ』するも必要のないパーツばかり2.3ターン引き込む展開。相手もマリィ後芳しくなかったようだが、常にエネルギーだけはキープできており、最初に使用された技が『ワンダーラビリンス』貼りながら『フルドライブ』という謎展開に発展。そこまでされてやっと引いた『博士の研究』で『ブレイブキャリバー』を狙いに行くも噛み合い悪く、前の2エネついた手負いの『ザシアン』を逃しつつ、後ろの『ザシアン』で『ブレイブキャリバー』使用することになってしまい、次ターン『サンダーマウンテン』『エレキパワー』『タッグボルト』で2体の『ザシアン』が倒されゲームエンド。

④三神ザシアン○

先2.3『アメイジングシュート』で『クチート』と『ザシアン』を2枚取りするところからゲームスタート。残った『三神』に少し粘られたものの『アメイジングシュート』と『ブレイブキャリバー』を当てて勝ち。

5.おわりに

前回のシティリーグS1同様、悔しい結果に終わってしまいました。

しかしながら2020年最後に自分らしいデッキを使用でき、満足している部分もあります。

ポケモンカードに触れる機会が段々と減り厳しい状況ではありますが、皆さんには練習等付き合ってもらえると嬉しいです。

7000字ほど頑張って書きましたので、もし良かったらと感じてくださった方がいれば、「投げ銭形式」にてご支援頂けますと自主大会の景品等で活用させて頂きます。

冒頭でも話しましたが、今年もあと数時間になりました。

来年がみなさんにとってより良い1年となるよう祈り、今回の記事の締めとさせて頂きます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

良いお年を!!!


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