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【有料記事】CL愛知大会環境 〜三神ザシアンを考える〜(デッキ案・考察・立ち回り)

こんにちは、ごぼです。
先日抽選結果が発表され、今回の愛知で行われるチャンピオンズリーグには出場できないことが確定しました。

今回はアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとザシアンVを組み合わせたデッキ(=以下三神ザシアン)を煮詰めることが出来ていただけに残念です。
本記事は当日の使用するデッキや環境予想に悩んでる人に読んで頂き、少しでも参考にして頂ければ執筆冥利に尽きる次第です。

〜環境考察〜
チャンピオンズリーグ愛知大会は久々の大型大会で環境デッキの考察が非常に難しいです。シティリーグ等の公認大会もコロナ禍で中止になっています。リモートでの大会や一部自主大会が行われていますが大会の規模感やデッキ分布等掴みにくい為、どれほど参考になるのか不透明ですが何となく使用者の多いデッキは見えてくるのではないでしょうか。
使用者の多いデッキ=環境デッキとならないのは自主大会に各プレイヤーが強いと思っているデッキを持ち込んでいるのか否か不透明です。大会が少ないからこそ流行ってるから使ってみたというプレイヤーは少ながらずいたのではないでしょうか。
また特定のデッキを使い込んでいるプレイヤーもいると予想でき(私も最近はこの手のタイプです)このようなプレイヤーは大型大会においても同じデッキタイプを持ち込むことが予想されます。
チャンピオンズリーグにおいてどのデッキと当たるかというのは10回あれば10通りのあたり方があるのではないかとというレベルですが、どのデッキと当たる可能性が高いかというのはある程度予想することができると考えます。
新弾『双璧のファイター』では環境を大きく変えるようなメインアタッカーの収録は少ない認識ですが、今ある環境のデッキを強化するカードは多数収録されている為、直前まで情報は見逃せません。
上記の内容を踏まえて以下環境予想をしていきます。
①使用者が多いデッキタイプと②上位に残ると予想するデッキタイプを分けて予想、考察を進めていきます。
※上位の定義はスタンダードレギュレーションマスターリーグベスト64を想定。

①使用するプレイヤーが多くいるであろうデッキタイプ
tier1
・三神ザシアン
・ビクティニ+ミュウツー&ミュウtag team(以下ビクティニ炎MM)
tier2
・連撃ウーラオス 
・ムゲンダイナ
tier3
・一撃ウーラオス
・マッドパーティ
・マルヤクデ
・その他

②上位に残ると予想するデッキタイプ
tier1
・三神ザシアン→
・一撃ウーラオス↗︎
tier2
・ビクティニ炎MM↘︎
・ムゲンダイナ→
・マッドパーティ↗︎
tier3
・連撃ウーラオス↘︎
・マルヤクデ→
・その他→
※矢印は使用者が多いデッキに対し上位に残るであろうデッキを予想した時に
使用したプレイヤーの割合に対し上位に行くプレイヤーが多いと考えたものを↗︎、横ばいと考えたものを→、少ないと考えたものを↘︎とします。ここの部分に関しては個人的な主観と10回やったら10通りの結果があるのであくまでも個人的な予想という内容なので許してください。

①三神ザシアン→
本記事の最後にデッキレシピや各デッキタイプへの立ち回り等記載しておりますのでここでは簡単に記載します。
三神の技『オルタージェネシス』が対面性能を大きく高めており、古株のデッキタイプながら現環境に居座り続けています。
その他環境デッキが溶接工でエネ加速をしたり、複数のポケモンを進化させることでデッキとして機能するのに対し、このデッキは三神に手張りをしているだけで強いデッキです。
『アルティメットレイ』まで到達できれば多くのデッキに勝つことが可能なのでそこまでどう立ち回るかがポイントかと思います。

②ビクティニ炎MM↘︎
ビクティニVMAXでポケモンVを軸としたデッキタイプを相手にし、MMでポケモンGXを軸としたデッキタイプを相手にして行くデッキになります。
軸となる動きは2ターン目からビクティニVMAXに進化しボスの指令で相手のVポケモンを倒す動きではないでしょうか。
またGXを軸とする三神ザシアン等のデッキタイプやウーラオス系統にはMMが刺さるので環境的にも良い位置にいます。
速攻性もありうまく決まれば強いデッキですが、溶接工を打ちながら進化することやトラッシュにポケモンを落とすことが必要になる為、噛み合いが悪いゲームが必ず出てきそうでそこをどうカバーするかがポイントでしょうか。出遅れた時には巻き返せるデッキでもないので初動が大事かなと思います。
個人的にはビクティニVMAXが入っていないような純粋な炎MMの方が環境的に悪くなさそうですがHP270も少し足りない印象です。
どのデッキタイプにも取りこぼしがありそうで使用するプレイヤーが多い割には上位に食い込むデッキではないと想定しています。

③連撃ウーラオス↘︎
新弾『双璧のファイター』でナゲツケサルにより大幅強化を得て株を上げている印象です。
1発高火力を出せるカードがない為、序盤から相手の盤面を崩しにいく動きが出来ないのが難点です。
その分『キョダイレンゲキ』で2体に120ダメージずつ与えることが出来ますが、1枚のエネ破壊や1ターンの遅れが致命傷になるのも難点です。器用に立ち回れば強いカードですが、もし勝ち上がるならばスタンダードな連撃ウーラオス+オクタンのような組み合わせではなく、連撃ウーラオス側にエネ破壊(エール団のしたっぱやうねりの扇など)を入れる、もしくはザシアンVやガラルファイヤーVでエネルギー加速も搭載した形ではないでしょうか。

④ムゲンダイナ→
ムゲンダイナVMAXを主軸とするデッキは一撃、連撃のウーラオスVの存在が懸念され数を減らしています。
さらにガラルサンダーVが収録され、厳しい環境になることが予想されています。
しかしながら一撃ウーラオスVはそもそも総数が少ない、連撃ウーラオスVは総数は多そうだが上位には少なそうと想定すると序盤を切り抜ければ頑張れそうな印象です。
ガラルサンダーVはまだ未知数ではありますが、オーロラエネルギーと合わせての採用がどれほどあるのかは疑問です。

⑤一撃ウーラオス↗︎
非常にカードパワーが高いのにも関わらずあまり使用しているプレイヤーがいない不気味な枠。
チャンピオンズリーグに向けてこのデッキを温めているプレイヤーは絶対にいるはずです。
『キョダイイチゲキ』は270ダメージプラス一撃エネルギーでダメージを上げることができ、容易にVMAXを突破することが出来ます。
また他のVMAXとの差別点として進化前のウーラオスVも非常に優秀でHP220ラインのVポケモンも突破することが出来ます。
この為、VMAXに進化しなくともゲームができるのがこのデッキのストロングポイントです。
また三神ザシアンに有利を取れる数少ないデッキです。
使用するプレイヤーはそんなにいなさそうではありますが上位には多くいるデッキタイプ、前回のルカリオメルメタル+ザシアン(=メルカリザシアン)のような立ち位置になりそうです。

⑥マッドパーティ↗︎
現環境でも生き残っている数少ない非V枠。ポッドデスの特性『ティーブレイク』による安定感や『やまびこホーン』の収録により五分もしくはやや不利とされていた三神ザシアンにも1ターン遅れても勝ち筋が生まれた点が評価できそうです。
ミカルゲの収録が向かい風ですが入れてる人どれだけいるの?というところでしょうか。

⑦マルヤクデ→
毎回出てくるなにかと炎枠。ワンチャンあるならこのカードでしょうか。
溶接工+進化が前提となるものの2エネで動けるため先行なら強そうです。
上振れれば止められないデッキですが、『再現性』に疑問符がつくためこの位置にさせて頂きました。

⑦その他
MMとゴリランダーを中心とする草タイプと合わせたデッキ、MMとマニューラGXを中心とする悪タイプと合わせたデッキ、ジュナイパー、ドラパルトV MAX、先日の自主大会でも優勝したインテレオンVMAX、あたりが気になるデッキタイプですが、総数としてはあまり多くならないのではないでしょうか。
新弾のガラルファイヤーVが非常に強力に感じるのでこれを組み合わせたデッキは何かしたら上位に残ってくるのではないかと考えています。

今回のチャンピオンズリーグは落選、シティリーグもコロナ禍の影響でスケジュールが大幅変更となり、公式戦に暫く出れる見込みがないことから、ここから先はもし今回のチャンピオンズリーグに出ていたら使用した三神ザシアンのデッキ案を中心に考え方や立ち回りについて記載しています。

⑴デッキレシピ、採用カード解説

⑵基本の立ち回りとデッキを回すにあたり意識すること

⑶三神ザシアンミラーのやまびこホーンの収録による影響

⑷各対面への対策

⑸最後に



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
以下有料部分になります。

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