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自己責任という言葉について


1. 自己責任論

自己責任論は、個人が自身の行動や結果に責任を持つべきだとする考え方です。しかし、世の中には様々な環境や要因が存在し、成功には努力だけでなく環境や運も大きく影響します。

今回は、自己責任論の考え方とその適用範囲について
独断と偏見で探求します。

2. 自己責任論の考え方

2.1 成功への努力の重要性

自己責任論では、成功には個人の努力が不可欠であるとされます。
努力を怠れば成功は望めないという考え方が根底にあります。
自己啓発書や成功者の談話からも、努力が成功に不可欠であることが示唆されています。

2.2 環境と運の影響

一方で、環境や運も成功に大きく影響します。
人々は生まれ育った環境や社会的地位、運などによって、成功への道が大きく左右されることがあります。また、運によって偶発的なチャンスや機会が生まれることもあります。

多くの成功者も運が成功に必要だということを言っています。
そのためにも人に会うということは必要なのかもしれません。

3. 自己責任論の適用範囲

3.1 自分を鼓舞するために使う言葉


今自分が何をやらなければならないか。理想や目標に到達するために、いけないのは自分の努力不足と考え、自分を鼓舞するためには、ひつようかもしれません。


3.2 他人に対してはあまり使わないほうがいいのではないか。


自己責任論は、個人が自らの行動や結果に責任を持つべきであることを主張しますが、その適用範囲には限界があります。人々の生活状況や環境には多様性があり、同じ努力をしても成功しない人々も存在します。そのため、自己責任論を絶対化することは適切ではありません。

例えば学生のクラスにおいても、塾や家庭教師に行く子供が受験に合格することは、努力が必要ですし、環境も整っていることが多い。
反対に、勉強したくても塾に通うことはおろか、家で親が暴れていて勉強すらできない。
そのような人に対して、「俺は努力して○○大学に進学したけど、あいつは何もしてないから頭が悪くて当然」というような発言をしてしまう人が居ます。
そもそも土俵が違うし、どちらが精神的につらいかは一目瞭然なのではないでしょうか。学力も遺伝の力を大きく受けますし。

極端に言えば、日本では恵まれた人が多いが、海外ではカースト制度があったり、とても伝い環境の人が多くいること。

4. まとめ

自己責任論は、成功には努力が不可欠であるとする一方で、環境や運も重要な要素であることを認識する必要があります。
個人が自らの行動や結果に責任を持つことは重要ですが、その適用範囲には柔軟性が必要です。
成功には努力だけでなく、環境や運も大きく影響することを理解し、自己責任論をバランスよく捉えることが重要です。

自分自身に対して原因は自分であるという考え方は持ってていいと思います。

ご覧頂きありがとうございました。

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