見出し画像

【CHC】鈴木誠也選手ら3選手と契約✍️

皆さんこんにちは。CHC担当Masatoです。
昨日朝、元北海道日本ハムのクリス・マーティン投手との契約が発表されたカブスですが、新たに3選手との契約に成功しました。1人ずつ見ていきます。


① 鈴木誠也選手と5年の大型契約

日本時間3月16日夜、カブスファンにとっては嬉しいニュースが飛び込んできました!
NPB 広島東洋カープからポスティングを利用してMLB挑戦を表明していた鈴木誠也選手がカブスとの契約で合意したとの報道が入ってきました!

嬉しさのあまり緊急でTwitterのスペース (通称カブスラジオ)を開催してしまいました笑

鈴木誠也選手は日本を代表するスラッガーの1人。NPB時代は、首位打者/ベストナイン/ゴールデングラブなど、あらゆるタイトルを総なめにし、2019年のプレミア12ではMVPとベストナインを受賞。昨年行われた東京五輪にも日本代表として選出され、金メダルを獲得するなど、国際大会経験も豊かな選手です。昨年は132試合に出場し、打率.317/38HR/88打点/87四球/OPS 1.072 (OBP.433, SLG.639) などと圧巻の成績をマークしました。
そして、オフ、本人にとっても夢であったというメジャーリーグへの挑戦を表明し、10数球団が獲得に乗り出すなどと大争奪戦が繰り広げられましたが、最終的には、交渉に参加したという、デビッド・ロス監督や、ジェド・ホイヤー球団社長、オーナーであるトム・リケッツ会長らの熱いラブコールが響いたのでしょうか。メジャーリーグ生活の本拠地にシカゴを選んでくれました。(本当にありがとうございます🙇‍♂️)

◼️ 契約内容

★ 5年総額8500万ドル (日本円でおよそ101億) 
※ インセンティブ込み
  AAV $17M(約20億)

★ トレード拒否権付き (29球団)

★  ポスティング契約により、所属元であった
広島東洋カープにポスティング・フィーを支払う。

手数料は、最初の2500万ドルの20%、次の2500万ドルの17.5%、残りの年俸の15%を負担。8500万ドルの契約であれば、1462万5000ドル(およそ17億)。

★ 背番号は本人の憧れであるマイク・トラウトと同じ「27」を希望。

★ 年度毎のサラリー
2022年:$7MM
2023年:$17MM
2024年:$20MM
2025年:$18MM
2026年:$18MM

★ 契約金:$5MM

日本野手のメジャー入団時の契約としては史上最高額であり、日本野手1年目の過去最高は2008年に中日から海外FAでカブスに移籍した福留孝介外野手(現中日)の4年総額4800万ドル(約57億円)であったため、かなりの評価の高さが窺えます。

★ 福留選手との契約比較記事はこちら👇

カブスは、鈴木誠也選手をどう使用するつもりなのか? おそらく私の考えでは、日本時代と同じRFでの起用がメインであろうと思います。しかし、今のカブスのRFにはこちらも大型契約を結んでいるジェイソン・ヘイワード外野手がいるため、ポジション争いをすることになりそうです。しかし、鈴木選手の場合は、LFやCFでの起用もあるのではないかと言われています。また、今年から新たに導入予定であるDHなんかでの起用も考えられますが、可能性は低いと思っています。(DHでは勿体ない。)
ここは監督であるデビッド・ロス監督がどのような采配をするのか注目したいと思います。


② デビッド・ロバートソン選手と1年契約

ベテランリリーバーのデビッド・ロバートソンとは1年$3.5M+インセンティブ$1.5Mの契約を結びました。

ロバートソンは今年で37歳になるベテラン。昨年行われた東京オリンピックでは、アメリカ代表として登板し、銀メダル獲得に貢献しました。

そして、その後はレイズで12試合に登板し、防御率4.50・K/9=12.00などと健在ぶりをアピールし、カブスとのメジャー契約となりました。
補強課題であったブルペン陣に実績豊富なベテランがまた1人加わりました。


③ スティーブン・ブロート選手とマイナー契約

前パイレーツのスティーブン・ブロート投手とマイナー契約を結びました。
ブロートは、90mph前半の速球とキレ味抜群のスライダーとチェンジアップのコンビネーションでゴロアウトメイクに長ける技巧派で、昨年、メジャーで7試合(27.2 IP)に先発、防御率5.68の成績でした。平均球速が2km/hほど低下し、被打率が.289とかなり打ち込まれてしまっていた印象です。
カブスでも、スターターでの起用を想定しているのでしょうが、ロングリリーフやショートスターターでの起用が理想的になるのではないかとは思います。(ただ、カブスにきて覚醒する可能性もなくはないのでここは采配次第。)

あとプチエピソードとして、ブロートはレジス大学時代に音楽を専攻しており、バンドのボーカルとしても活躍し、CDをリリースしたこともあります。(気になる方はA Pitch at Broadwayで検索してみてください。)
バンドのボーカルとしてライブやコンサートに出ているほど。
MLBの舞台でも、2018年6月にPNCパークでのブルワーズ戦でアメリカ国歌独唱を行いました。これはブロート自身が熱望していたから実現したことだったそうで、球場で国歌を歌ったことについて本人は 「ものすごく緊張した。マウンドで投げているときよりも、もっとナーバスな気持ちになってしまったよ。でも、チームのみんなが僕のやりたかったことをサポートしてくれた。楽しく、幸せだった」とのちに語っていたとのことです。


◼️ まとめ

カブスはここ数日間で怒涛の補強劇を繰り広げ、4人の選手との契約に成功しました。これで2022年シーズンに向けて着々と戦力を整えることができています。
特にやはり鈴木誠也選手ですね! 1年目の憧れのメジャーリーグの舞台。CBA交渉の難航によってスプリングトレーニングが遅れ、なかなか調整が難しいと思いますが、新天地としてカブスを選んでくださったことは本当に1ファンとしてこれ以上ない喜びですし、リグレーで思いっきり暴れてほしいなって思います。鈴木選手がいる5年のうちにいい成績残したいですね。(カープファンの皆さんにもカブスを知ってほしいし、ファンになってほしいです。。)
ロバートソンにしても、マイナー契約のブロートにしても、カブスにとって貴重なデプス補強になりましたし、契約以上の活躍をしてくれるとめちゃくちゃ嬉しいです笑
いずれにしても、カブスに来てくれたみなさんは1ファンとして応援させていただきますので頑張ってください!
今後、もしかしたらもう少しだけ補強があるかもしれませんし、ないかもしれません。情報が入り次第、随時更新していきます。

今回も、長文をお読みになっていただき、ありがとうございました。よろしければ「スキ💓」をいただけると、記事作成の励みになりますのでお願いします!

◼️ サムネイル引用


Masato

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?